11月の12日・13日に上越文化会館にて 上演されました。
市民のみなさんの熱演で 高田ごぜさんを心待ちにする村人たちを表現。
娯楽の少なかった時代 三味線を弾いて唄をうたってくれる 盲目の芸人・・ごぜさんは
今で言えば ミュージシャン。 ごぜ宿はライブハウス・・・きっと熱い夜だったのでしょう
ごぜさんは季節ごとに行く先をかえて 上越をまわっていたそうです。 春になったらごぜさんが来る
ごぜさんは春がきた証・・・・劇の中にはそんな村と村人の姿がありました
その村人たちを暖かく守る旦那さんと奥様 村の衆に少しでも息抜き ・楽しみを味わってもらいたい
そして女衆は・・・・嫁の立場のせつない気持ちをごぜさんに聞いてもらいたいという思い。
観客の私も村人になったように ごぜ唄に聞き入りました。小ホールでは斉藤真一さんの絵も展示され
市川先生と絵の収集家の伊藤さんの対談もあり ごぜさんの文化にふれた一日でした
そして 11月16日は 直江津駅前のいかやで 山本寛斉氏の講演をききにいきました
仕事の関係での参加でしたが とても楽しみにしていました。 寛斉氏ってどんな人だろう?
最初は イメージとは違い トーンが低いしゃべりだしでした 東日本大震災の鎮魂行事のお話だったせいかな
天灯・・・というイベントを自身で企画され おそろいのTシャツで空に光(ろうそくのランタン)を飛ばす・・
というイベントの映像をみせてくださいました。 モスクワ・広島・・・などいろんな場所でこのイベントを
されていたそうです。 お話の中にたびたび出てくるのは 秋元康さん。 おニャンコクラブから始まり
AKB48・・・等自分のすきなことをやりつづける強さ・・ちょっと世間から遠ざかっても 負けずに
信じた道を突き進む 人に笑われたり おかしいんじゃないの?といわれても 信じたことをやりつづける
そういう信念とか強さが今は必要なんだ!! といっていてような気がします。
元気のない日本を応援する 人類の応援団長・・・のような方でした。 とってもおしゃれ(あたりまえだね)
お話をきいていて 岡本太郎さんをちょっとだけ感じたのは私だけではないはず・・・と思う