先月のFMラジオ会議の時にいただいたチラシ 人形浄瑠璃が世界館で見られる!!
まだ一度もみたことがない ぜひ行きたいと FAXで応募した
猿八座 上越公演 主催・・上越教育大学
入場整理券が送られてきて 無事に観劇できることになった。。 嬉しい!!
ちょうどその日は3時過ぎに バテンレースのお教室展示会のあとかたづけで高田にいる。。
当日は雨でとっても寒い日だったけれど 世界館の中はほぼ満席。。
ステージの上には猿八座の紋が大きくはいった舞台が設置されていて 期待感が高まる
4:30~7:00までとのことで 私は最後まで見られないから 最後列に座る でもよく見えた
太夫さん(男性)と三味線(女性)が舞台右側に座り まずは三番叟・・・見入ってしまった
一人の黒子さんが人形を操っている 手はちゃんと着物の袖からみえる。顔はどうして動くんだろう??
途中で手ぬぐいを観客に投げたけど その時はさすがに三人で動かしていた 凄いよ。。
そして400年ぶりに復活公演となる 阿弥陀の胸割のはじまり はじまり・・拍子木の音がいいね!
太夫さんの言葉はむずかしくてよくわからないけれど あらすじを読んでおいたのでだいたいはわかった
舞台の変わりようが面白い 説明は大きな絵で上から巻き取りながら場面変更する
火事になるところは 閻魔さまの口から火を吐く演出!! 糸で赤い布を動かすんだけど 面白いのこれが!
奥行も感じるし 人形の着物もきれいだし 人形なんだけど表情があって 時間を忘れるわ
あらすじ・・・インドに長者がいて贅のかぎりをつくしていた。年を取らない音羽の松があるから
死ぬことはないと悪行をして両親はお釈迦様の怒りをかい殺される 残された姉と弟は乞食になりながらも
助け合って暮らし 両親の弔いで光堂を立てるために 姉は自分の体を売る・・・それは病気に苦しむ
若者に自らの胆をさしだすこと・・・しかし阿弥陀さまが身代わりになり姉弟は助かる。。
なんだか残酷なお話だけど さいごはハッピィエンド・・・胸から血を流す阿弥陀さまが
十字架にかかった血だらけのキリストと関係あるのでは?とパンフレットにかいてあったけどね・・
400年前のひとたちは 残酷な運命でもてあそばれ でも最後はよくなる すくわれる話が好きだったのかな
見ていて どうしても安寿と厨子王のことを思い出してしまう 直江津生まれの私です。
400年ぶりの復活公演 壬辰(みずのえたつ)年の今年にやることに 意味があったようです
人形浄瑠璃・・・素晴らしかった 最後までみれず心残り どこかの元知事さんにもこの良さわかってほしい。。