以前みたペコロスの母に会いに行く・・・・これは悲しくない 認知症の映画だった ほろっとするけどね
今回の僕がジョンと呼ばれるまでは どうなんだろう 認知症で施設でくらす老人
今まさに私の親たち! 映画に自分の親が重なって切なくなったらどうしよう そんな気持ちでみにいきました
アメリカの施設で暮らす老人たち 介護職員のジョンさんが おばあちゃんに僕の名前はなんですか?と問う
いつも 忘れちゃったわ。。そんな会話が日常だった。 認知症になると人とのコミュニケーションがとりにくくなる
一人で家にひきこもり外出したくなくなる 施設にはいっても自分の世界にこもってしまいがち
人の名前も 家族の名前も はては自分の名前も忘れてしまいかけない・・・どうやって最後まで自分らしさをなくさずに
この認知症という病気とつきあえばいいのか。。 一つの試みとして学習をするというエクササイズを始めた
これは簡単な計算 数字ならべなど できた できないというよりも 学習したという達成感と
教えてくれる人とのコミュニケーションを高めるため。 おばあちゃんたちはだんだん成果がでてきた
趣味の編み物をまた始めたり 職員の名前をジョンと呼べるようにまでなる さわやかな気分になれる ドキュメンタリーでした
上映のあと映画監督の風間直美さんのお話しがきけました 上越出身 凱旋上映ですね
アメリカで作ったドキュメンタリー 最初はテレビ放送のために作られたそうですが 反響が大きく映画になったそうです
言葉もちがう 異国の認知症の施設での撮影は とても大変だったそうです
でも 認知症は改善できる その取組を世界中のひとに知ってほしい 人はいつまでも学ぶことができるんだ
そして この施設は職員だけではなく 地域の人たちがボランティアとして深くかかわっていることも話してくださいました
これから自分の老後について 悲しさ 寂しさ不安 ・・・そんな感情をいだいていた私
でも 明るい未来も期待できるんだという 希望を感じました
会場からの質問は専門的なこと するどい話などがでて 観客の関心の深さもうかがわれました 見てよかった!