ちょうど20年前、私は子供を一人産んだ。
昨日、私は、ひさしぶりにクリスマスバージョンの
飾りつけをした。
窓にイルミネーションをつけ
家の前の寄せ植えに
金・銀のモール、オーナメントをつけた。
バラを絡ませた2メートル近くあるオリベスクも
ツリーにみたてて、光るモールやオーナメントをつけた。
窓辺のクロスもヒイラギ柄である。
これは、クリスマスのときにだすもの。
まだまだ、私のクリスマスグッズはたくさんある。
しまうのが、大変なので、最近は、自重してきた。
今年は、少し原点にかえろうと思った。
娘が小学校低学年のときの誕生日、
窓辺でとった写真は、クリスマスの飾りつけだった。
子供に楽しい思いをさせてやりたい、
その一心で、季節の飾りつけをする母親だった。
子供たちは、単に私がおまつり好きだと
おもっているのだろう。
いろんな季節の飾りつけは祈る心でもある。
さてさて、今日20歳になった娘は、外出である。
自分が選んだプレゼントを贈りあって
夜景が綺麗なレストランでディナーを楽しんでいるはず。
私は、ひっそり、静かな夜である。
私の20歳の誕生日、なにをしていたかな?
きっと彼氏がいなくて、つまんない~。とむくれていただけのような気がする。
海老蔵さんが、会見で、「今まで誕生日を祝ってもらって
あたりまえだとおもってきたが
産んでくださってありがとう、とおもった」といった。
私が、母に感謝をする日とおもったのは
自分が母親になってからだ。
今日は、自分をほめてあげる日。
少し寂しい。
20年前、翌日、お見舞いに京都の麩嘉のお菓子を
いただいた。
ひんやりした麩饅頭が、傷めたからだに気持ちよかった。
あのときからつけ始めた10年日記、
今年、2冊目が終了する。
育児日記も兼ねた。
ああ、20年が経ちました。