Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

三浦海岸

2011年08月26日 | Weblog
24日に一泊で
娘と小さな旅をした。
今年は、二人とも、たいして遊んでいないし疲れていたので
夏休みである。
私が、車で初めて行こうというのである。
 
三浦海岸は、3月の震災直前
息子がマラソンを走った場所である。
観音崎とどちらにしようか?
とおもったが、とりあえず
大型のリゾートホテルに滞在するのは
いろんなものがあって、楽そうだったので
そちらにした。
 
地図をいやというほどチェックして
私は運転をしていった。
高速をおりて、右折し、また左折する。
野比駅前を通って
134号線にあったら、あとは海岸沿いだから、迷うことはないが
いろいろ不安だった。
私は、車の運転がすきではないし
上手でもないとおもっているから。
 
運転しながら、自分でびっくりしたのは
「ここまでこれたんだ~!」とおもったこと。
 
地図をみるのは好きなので、よくみるが
ここまで電車以外でこられるようになるとおもわなかった。
昔、自分でここに行きたい!とおもっていた時期があった。
すごく遠くにおもえた場所。
初めてきたのではない。
自分は、助手席やら、子供の面倒をみていた。
 
女二人の平日の旅は、安全スピードで、ゆっくりと。
空いている道をのんびりと。
 
ランチは、三浦海岸沿いの「ナツメグカフェ」で。
以前にいった「菜蔵」に娘をつれていきたかったが
定休日みたいだったので、ネットで探して
よさそうだったので。
小さなお店で、駐車にちょっと苦労したが
とてもいいお店だった。
 
三浦野菜のパスタとバルサミコ酢のチキンソテーランチ。
美味しいぃ~!
 
まん前が海で、久里浜の火力発電所も房総半島も
とても近くに見える。
 
ホテルにいって、プールでいきなりアクアビクスをして
クアハウスで、水着でいろんなお風呂に入る。
赤ワイン風呂・ショウガ風呂にも入った。
娘の水着姿は、何年ぶりだろう。
 
私は、海岸にいきたかったのだが、娘が
「紫外線がいや」といっていってくれなかった。
彼女にとって、海水浴は、日常のものではない。
小さいときに、もっとつれてきてあげたかった。
 
絶えず思い出していたことがある。
 
父が、子供のとき海水浴、川浴、琵琶湖浴、
プールにつれていってくれたこと。
うちの子供たちが小さいとき
和歌山の白浜に車でつれていってくれた。
あのとき、子供の面倒をみるのが大変なので
私は正直なところ、いくのがいやだった。
末っ子は1歳半で、じっとしていないので
苦行だった。
 
白浜で海水浴をして翌日、アドベンチャーワールドに
いった。
そのときの、ペン立ては、今も愛用。
実家には、写真があるが、
私が一番幸せだったころかもしれない。
両親と私と3人の子供。
みんな笑顔だった。
父にとっては、肉体的に楽ではなかったろうに
私は、お礼もいわなかったと思う。
なんてことをしたんだろうな。
写真の父は、幸せそうだった。
 
****
 
ホテルは家族向けで、周りには、かつてのうちの親たちみたいに
孫をつれたおじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいた。
お父さんは仕事人間だから、孫の夏休みの思い出つくりに
つれてきたのかな?
私も、そうなるかな?
今度の目標は、そんなことだ。
孫の世話ができる体力、気力、あるだろうか?
それとも、そういうのは一切しないおばあちゃんに
なるほうが、賢明だろうか?
だって、子供も孫も、こちらが苦労しても喜ばないものだ。
かつての私も当たり前におもっていた。
 
ホテルは、そんな庶民的な夏休みをすごすのに
いい場所で、温泉も、特別豪華というわけでもない。
 
私の最近のたびは、いつも水着をもって
ホテルの施設のプールにはいり、温泉に娘と別にはいり
(私は一緒にはいりたいのだが、娘がいやがるので別行動)
今回は、食べ放題なので、たくさん食べ、「明日からはダイエットしよう」と
無理な誓いをたて(朝食もバイキング)
チェックアウトしたら、そのまま、観光もせず、さっさと自宅へ小一時間ほどで
かえってきた。
 
猫の体調が悪くて心配だったせいもあるし
自分しか運転しないから、無理はできないとおもって。
 
だから、本当にささやかなたびだった。
なにしろ、息子の高校の校区なのだ・・・。
友達の家はさらに遠くだったりする。
 
でも、近くて、そんなに派手なことはないが
三浦はいいところだ。
野菜、魚がとても美味しい。
 
私が、とりあえず、車で旅ができるのが
このあたりなので、また、距離をのばして
家族とこられたらいいな・・。と思う。
 
8月24、25日は、関西では地蔵盆である。
私にとって、それは、夏の終わりの行事である。