Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

松輪さば

2011年10月09日 | Weblog

  最初に葛で固められた海草の小鉢がでてきた。

そして、連れ合いが注文した「サバ丼」

ジャジャジャ~ン!

私が注文した、松輪さば トロの炙り(夫のものより、高価。この際、がっつり食べるぞ!)  ポン酢でいただく。アサリのお味噌汁も、お漬物の大根も美味しい!さすが三浦半島。

 

この食事にありつくまで、結構、時間がかかった。待つ間に説明を読んでいた。

サバを生で食べるのは、関西人くらいだが、その関西人をもうなられせるサバ。とのこと。

へえ~!

私は、関西人であり、父は、バッテラも〆サバも好きだった。

しかし、私は、絶対に食べられなかった。

それは、なんだか、生臭いのと、生の青い魚は、蕁麻疹がでるので

絶対に、火が入ったものでないと、怖くて・・。

よほど、フライか、塩焼きにしようか・・。と迷ったのだが

せっかく、ここまできたのだから!と、数量限定の炙りを食べることにした。

一人では、食べきれないので、夫にも、食べてもらった。

目の前の海から、水揚げしたて、さばきたてのサバのとろは、脂がのっていて

もちろん臭みもなく、くせもなく、ピカピカだった。

肉厚にきられた刺身を食べるときには、そのたびに心の中で「いただきます」とサバにいった。

レストランの前には、サバを丸ごと一匹うっているお店があって、気のいいおじさんがいた。

私が、魚をさばけるのだったら、買いたかったが、無理なのであきらめて、みやげ物の三浦半島で取れる海草をかった。

伊丹空港で、『焼き鯖寿司」を買うことがある。

それも、美味しいが、今日の鯖を食べてしまったからには、しばらく、どこの鯖でも納得しないだろうな・・。と思った。

福井の小浜から鯖街道があり、京都に通じている。

京都人や、大阪人は、自分のところでは鯖がとれないくせに、鯖をもってきて

加工して、食文化を築いてきた。

なんて、傲慢だったんだ。っておもった。

大阪で生まれ育ち、食道楽の父のおかげで、食べるものには、貪欲な私。

そして、環境の変化で、食文化についていけず、やせたり体調を崩した日々。

食べること、食べるものは、とても大事だとつくづくおもう。

最近は、産直というより、自分が産地にいってしまうことも・・。

産地で食べる、新鮮なものは、素材そのものの味だけで本当に美味しい。

魚が嫌いだったのだが、最近は、そうはいえないかも。


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