つながる つなげる

✨🌈I can fly with you🌈✨

祝!2周年

2024-04-15 23:50:00 | 日記

4月15日 よい子の日・・・と勝手に命名しての今日は、

創業記念日、起業2周年となりました!

副業でフリーランス保育士として保育園に勤務すること丸2年。

二刀流の毎日を送るようになって丸2年。

それなりに課題もありますが、めげることなく!?今年も無事この日を祝うことができました♪

ということで、今年の自分へのご褒美は、こちら。



お庭も丁寧に手入れされていて、コテージが立ち並ぶ風景はまるで異国に迷い込んだかのよう。







大阪に住んでいながら、大阪市内に宿泊という贅沢な時間の過ごし方です。

チェックインしてまもなく日本夕陽百選にも選ばれたサンセットタイム。



オーシャンビューのホテルのベランダから。





日常の喧騒から離れるには絶好の場所です。

近くには建設中の万博会場も。



そして夕陽を眺めながらディナーをいただきます。

前菜



食べた後に写真!となったスープ。


メインはお肉かお魚を選べますが、私はお魚。


デザートも今日は抗アレルギー剤に頼って…


ディナーの後は、焚火を囲みながら焼きマシュマロなんかいただいたりして、


夜の館内を酔い覚ましにお散歩。
まるでおとぎ話の世界です。


何と言っても、寒すぎず、暑過ぎずのベストシーズン。
木々が芽吹き、草花が勢いを増すこの季節だからこそ、感じる事ができる美しい景色です。

朝日に輝くお庭もまた素敵。







モーニングはブッヒェスタイルで。


USJの近くなので、若者、家族連れの方が多く、USJの開園時間に合わせてビュッフェのピーク時間かな?とその時間を避けて正解でした。

食後のコーヒーをいただいた後は、チェックアウトの時間までホテルの無料レンタサイクルを申し込み、舞洲を一周。

今回のメインイベントは実はこちら。
一面に咲き誇るネモフィラちゃんたち。


桜の満開の時期は過ぎましたが、ピンクとスカイブルーだけの配色もこの時期ならではです。


優しげな淡い色合いに癒されます。

お天気快晴だからこそ楽しめる光景ですね。


サイクリングで立ち寄った大阪北港エリア。


舞洲スポーツアイランドという名前だけあって、野球、サッカー、バスケ、テニスとあらゆるスポーツがあちこちで開催され、駐車場の広さなどから、その施設の充実ぶりも伺えます。

ゆえに、、、平坦な地域柄、風を切って爽快にペダルを踏む事が出来ました。(レンタサイクル"無料"なので電動アシストではありません…)
いやはや、自転車に乗るの、何十年ぶりだろう

今回お世話になったホテルはこちら。


大浴場のシャワーヘッドとドライヤーはリファのものだし、夜はお酒類が無料になるバーもあって、大人心をくすぐられる演出が多々。
なんと言っても、私はガーデン内の管理の丁寧さに感動しきりでした。
バーに備えられていた本棚にはこんな本も。


次にお庭を彩るのは、新芽がたくさんついていた紫陽花かな。。。

大阪6年目を迎え、まだまだ知らないところが沢山です。
3周年はどこを攻めようか…また次の目標が楽しみになりました。

さて、このblogであちこち旅のご報告をしておりますが、同僚、友人、家族、その時々によって相手は変わるものの、敢えて言及していない回もチラホラありまして。

例えば今回。
一体誰と行ってんだ?みたいなかんじのやつです。

私の人生の紆余曲折を長年見守ってくれ、
私の我が儘にも根気よく付き合ってくれ、
そして、美味しいね、楽しいねを共有しあえるパートナーがおります。

ちょいちょいこのblogもパートナーに読まれているのでなかなか登場させ辛いのですが、毎年のこのご褒美泊はそんなパートナーへの感謝の意を込めて企画しているものでもあります。

これからの2人の人生の歩き方についてもまた綴っていけたらなと思います。

コメント (2)
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持ってるんですけどね…

2024-04-11 18:35:00 | 日記
花見シーズンに友人が訪ねてきてくれて、一緒にお花見に出かけた土曜日。

歩きながら何やらカバンに手を突っ込みゴソゴソしている彼女。

「何探してるの?」

「一緒に写真撮りたくて自撮り棒持ってきたんですよ」

「あ、自撮り棒ね!私も持ってこようと思ったのよねー」

「あれ、おかしいなぁ…ない。。。
あっ!キャリーに入れてきちゃったんだ」

「あはっよくやるやつ〜

大丈夫、大丈夫!若者みたいに腕ぐーんと伸ばしてハイチーズ!
そうやってたくさん写真を撮って…

その日の夜…
西芳寺の予約時間に間に合わせるには.家を何時に出る必要があるのか?

Googleマップを見ながら、車か電車か…を検討し、

電車にするなら乗り換えはどこになるのか、、と乗換案内アプリを見ながら2人で確認。

「目標7時半出発ね。40分だとバタバタだから早め早めにね。

なんて言っていたのに、翌朝は結構ゆっくり目に朝食を食べてしまい、結局バタバタ。

私の住む地域は坂が多く、なかなかのアップダウンが続きます。気持ち早歩きにすると息も上がるし、ひと運動した気分です。

「何分の電車でしたっけ?」

「56分!」息を切らせながら間髪入れず即答する私。

早歩きで頑張った甲斐あって、駅に着くと"しばらく待つ"という余裕も生まれました。

そこへ…

「あっ!やだぁ〜 電源落ちてるー」

見ると彼女の手首にしっかりハマっていたApple Watchの画面が真っ黒です。

「モバイルバッテリーなら持ってきてるよ!
しかも私のバッテリー、いろんなタイプのケーブル付いてるんだから!」

最近スマホの充電、減りが早いので、長持ちするモバイルバッテリーにアップデートしたばかりでした。
それがこちら。まぁまぁ重いです。






「あ、大丈夫です。Apple Watchの充電、iPhoneとタイプ違うんですよ。
あ〜あ、2日はもつと思ったんだけどなぁ。」

そんな会話をしていると、電車がホームに入ってきました。

時刻表通りに電車が来たのか確認するかのように、彼女が腕時計を見る…

「あ、、真っ黒だったの忘れてた…

このくだり、その後も2回ほど繰り返して彼女はようやくApple Watchを腕から外し、カバンの中に仕舞い込みました。

電車に乗り込み、空いている席に腰をおろした私たち。

その時…

「あっっ!!」今度は私が叫びます。

どうしたんですか!!

「…スマホ…がない…」

「えっ? ええっーーー!!落としたんですか?」

「いや、、家に忘れてきた…。
あーーーーん 完全にやらかした

「嘘でしょー 気付くタイミングあんなにあったのにぃ??」

「56分の電車っていうのはインプット済みだったからなぁ。。。敢えてスマホみる事もせず」

「えーーー 取りに帰ります??」

「…いや、、そしたら間に合わないよね。多分」

「でも、、こんな日にスマホないって…」

「ほんと、今日持たずしていつ持つんやって言うくらい、今日はスマホ大活躍日なのにね。。。はぁ。。。」

まさにこのスタンプ状態

そして乗り換え駅で待つこと10分強。

「さっきの駅の待ち時間と乗り換えの待ち時間で確実に家に取りに帰れましたよね…」

「…そうだね。。。」

もう情けないったりゃありゃしません。

モバイルバッテリーはしっかり持ってきたのに使い途のない状態で重いだけ。

次の乗り換えは…とバックに手を入れてスマホない事に気づき…

「あの、、もし、宜しかったら乗り換えの駅何分か見てもらってもいいっすかね

ついつい検索しようとしてスマホない事に気づき、ランチの場所、バスの時刻等彼女に検索してもらうパターンがその後も何回も。

最寄駅に着いてからの道案内も彼女に頼るしかなく…

なんとか開門15分前には到着できまして。

「開門までの15分で帰れましたよね」と往生際の悪い私たち。。。

とりあえず写真撮りましょ!!
彼女が気持ちを切り替えて、ジャジャーン!と四次元ポケットから便利グッズを取り出すかのように自撮り棒を手に取り高らかに持ち上げました!!

「おおーーー!!」思わず感嘆の声が漏れます。

あはは、今日はそれこそ大活躍だね。

西芳寺の外観をバックに自撮り棒の先に付いているスマホを凝視。

彼女は手元のリモコンでシャッターをカチャカチャ。

あれ?あれ?リモコンが反応しない。。。

私たちはポージングしていた体制を崩して自撮り棒とリモコンをチェック。

「いつもここが緑に光ってるんだけどな…」

「…んんんっ」
2人で顔を見合わせて、少しずつ失笑が漏れ始めます。

「えっと、、それは、まさかの、もしかしての、電池がないパターン再び!ですかね?」

「えーーー?嘘でしょー だってどこに電池入れるところあります??」

「見せて。ここがいつも緑なんだよね?だったらこのパーツにしか電池入れられないとしたら、ボタン電池なんじゃない?ここスライドさせてみて」

「あっ!あーーー!やだぁー
ボタン電池だーーー」

もう2人大爆笑です。

「モバイルバッテリーならありますけど

「いや、それ使えないやつ ただ重い塊なやつ

なにやってんの私たち。

充電のないApple Watch。

使い途のないモバイルバッテリー。

そして、リモコンが効かない自撮り棒。

そして最大のスマホ家に忘れるーーー

と言うわけで、西芳寺の素敵な写真も、嵐山の満開の桜達も、全て彼女からシェアしてもらった写真であります。。。

「好きなアングルでお好みで撮りたかったと思うのですがすみません」

って、、滅相もございません。

しっかり肉眼に焼き付けたつもりですが…拡大して細部を確認したり、目視できていなかった全体像を見たりは、やはり写真ならではです。

しかし、なんと言っても…スマホを携帯しているのが当たり前の毎日で、電車の中でスマホなし、本もなしでどう過ごして良いのやら…
目のやり場に迷います。

吊り広告も、見ればどこもかしこも、たった1種類の広告が車両ごとジャックしていて。

阪急電車の座席のシートの色が、西芳寺の苔たちに見えたりなんかして。

使いこなしてこそ価値を生み出すもの達。
持ってるだけじゃだめですね

見出し画像は阪急電車の座席シート。阪急電鉄さんのHPよりお借りしました。
見事な苔色。。。

という事で、、、観光地でスマホを持たずに過ごせるかチャレンジ!!の巻でした。
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ととのう

2024-04-10 12:02:00 | 日記
"会いたいです"と今回連絡をもらった友人は、かれこれ10年程前、私の勤務先で派遣社員として勤務し、その際私が業務引き継ぎを担当、たった1週間しか関わりのなかった元同僚です。

その1週間は、なぜか毎日が楽しくて、不思議と以前から知り合いだったような感覚で、彼女の勤務先が変わっても、定期的に食事やランチに行く仲になりました。

そんな妹のような存在の彼女が元気が無い…

心配だけど、さりげなく元気付けられる事が出来ないかな。。。

そう思ってコーディネートした「しっとりコース」とは…

京都は苔寺こと西芳寺。
海外ではMOSS TEMPLEとしても知られ、
かのスティーブ・ジョブズも訪れたという世界遺産にも登録されている見事な庭園を持つお寺です。
こちらの庭園、苔で覆われた緑の絨毯が一面に広がり、侘び寂びの世界に誘います。

事前予約制とあって、花見の時期の京都でも静寂を保ちながら、各々のペースで心ゆくまで拝観できる、そのスタイルも嬉しくて。

朝一の時間枠を予約したので、二つ返事で快諾してくれた彼女と早起きして朝ごはんを平らげます。

前日におやつ用で購入したマフィンとタルトをメインに


車で行くか電車で行くか迷いつつ、車窓から望む桜も素敵よね、と乗換案内をチェックして、、、


開門時間が近づくにつれ、外人さん達の長蛇の列が…


受付で写経用の筆ペンを渡されて、まずお迎えしてくれるのは、満開の枝垂れ桜


それからお堂に入ると、お座敷か縁側のテーブル&椅子席かに腰をおろし、瞑想で心を落ち着かせてから写経を始めます。
B4サイズの長い写経をイメージしていましたが、なぞり書きできるタイプの短いバージョン?で外人さんにも挑戦しやすい仕様になっていました。


13歳以上という年齢制限もあり、ただただひたすら静寂の中で鳥の囀り、鶯の鳴き声だけが響いています。
(お子さんは年に数回参拝日が設定されています)

写経が終わるといよいよ「調律と閃きの庭」の世界観へ突入です。

ここからはただただ息を呑む美しさ。




















苔を愛でる為のルーペを買おうと思った事もあり、苔の神秘的な営みに感動しながら、ところどころスケッチをする方、ただただひたすら寡黙にベンチに座って庭を愛でている方。思い思いに過ごされています。

彼女の心もずいぶん整えられたようで、お寺を後にする頃にはたくさん笑顔が見られるようになっていました。

お寺の近くで小休憩をして、、


せっかくここまで来たのだから、やはり桜の名所はおさえたいよね!とバスで嵐山まで移動。

朝は若干雲が多かった空模様も、鮮やかな青空が広がり、半袖の方もたくさん見かけるほど気温も上昇、絶好のお花見日和となりました。








山肌に点在する桜もまた美しい…


渡月橋を渡った先には、歩行者天国になりかねないくらいの人の波が行き交っていて、午前中の静寂と打って変わっての賑わいです。

ご家族へのお土産をたくさん選んでいる彼女の傍で、私も思わず可愛さから購入してしまったのがこちら。


ミッフィー型のデニッシュパン!
乳アレルギーとはいえ、トーストした姿を想像してにんまり。子供達が小さかったら喜んだだろうなぁ〜なんて昔を懐かしみなごら少しずついただきます。


さて、三児のママでもある彼女。あまり引き留めるのも申し訳なく、予定通りの便に乗る為帰り支度です。

新大阪のホームでは、お互い何も言わずに目を合わせてはうんうんと頷くだけ。

ありがとう、わかってるよ、応援してるよ、いつでもそばにいるよ、無理しないでねetc.
お互いを気遣うあらゆる感情を、うんうん、と頷く涙に感じ取って。。。



心からのエールと共に見送りました。

遠く小さく消えていく新幹線を見つめながら、ふと「魔女の宅急便」で描かれるワンシーンを思い出しました。

キキの魔法の力が弱まっている時、絵描きのお姉さんこと"ウルスラ"とのあのシーン。

なので、見送った後のLINEスタンプはこれ。



また時々顔を見に行こうかなと思います。
来てくれてありがとう
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久々の再会

2024-04-08 20:16:00 | 日記
「◯◯さんに会いたいです。大阪遊びに行っても良いですか?」

元気かなぁと心配していた友人から突然ラインが来ました。

どうした?何かあった?
と、返信しようとして手を止めました。

きっと何かあったから連絡くれたんだよね。
カレンダーを見て…
日曜日なら動けるかな、、、

「私も会いたいよー、遊び来て良いよー!
ってか私がそっち行こうか?」

「少し悲しい事があって、〇〇さんに元気もらいたいです」

旦那さまの転勤で東京に住んでいる彼女。
小さいお子さん達のママなので、身動き取れやすいよう私が東京に行く提案をしました。

「31日東京にくる用事あるんですか?
それとも…」

「会いたいと言われたら会いに行くさ!」

そう返信すると、どこか遠くに行きたい、気分転換したい、女子旅でも良いかなぁ〜と。

ん?一泊できる感じ??

4月6日、7日なら旦那さまがお子達の面倒を見てくれるらしく、たまにはママを休んで昔のように過ごすのも良いね!

中間の静岡、熱海あたりを探してみるも、ホテルも旅館も花見シーズンとあってどこも満室。

うーん…

気分転換…
一旦気持ちをリセット出来たらいいかな?

「良かったら大阪来ませんか?土曜日我が家でゆっくりして、日曜日のプランはまた会ってから考えよう!」

そして迎えた当日。
最寄駅まで迎えに行くと、急に連絡して急に来てすみませんと言った目には既に涙が溜まっていて。

うん、よしよし、何も語らなくて良いよ。
とりあえず腹ごしらえ行こう!

お弁当買ってお花見も良かったけれど、ちょうど満開、土曜日、気温は20度越え、花見の名所へは道ゆく車も人も混雑しています。

後でゆっくり散策するとして、ランチはこちら。
親子丼が桐の箱に入って登場!


プレミアム感バッチリで、この後ミニざる蕎麦も添えられて大変美味でした。

お腹が満たされたところで、満開の桜を見に行きました。




そして色とりどりのチューリップも見頃を迎えて。。。


3択ぐらい用意した日曜日のプランを説明しつつ、のんびり夕食の準備をして、、、


いろんな話をしながら夜はふけていき…
お風呂も入って、明日は早起きしなきゃだからもう寝よう!

キッチンで最後の片付けをしていると、ふっと彼女が涙の理由、悲しかった出来事の経緯を話してくれました。

そっか。
そんな事あったのか。

そんな時に私に会いたいと言ってくれて嬉しかったよ。
遠いところ来てくれてありがとね。

そう言ってベットに入る頃、時計は2時を回っていました。。。

日曜日の過ごし方でしっとり過ごしたい?
パァーっと過ごしたい?という問いにパァーっとかな?と答えた彼女。

でも私がお勧めしたのはしっとりがメインでした。

見出し画像は、彼女の事を想い、少しでも癒してあげられたらと選んだピンク系のお花を花瓶に。。。

明日は少しでも気持ちが軽くなれたらいいね。
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東京の洗礼

2024-04-02 21:19:00 | 日記
4月、新しい環境に身を置く方たくさんいらっしゃるのではないかと思います。

何事も、慣れるまでが一苦労。
まずは1週間を目標に。
そして2週間。
1ヶ月で自分を褒めてあげて、3ヶ月でなんとなくリズム掴めてくるから。
いつのまにか慣れてきたかな?と思う頃には半年経ってて1年あっという間だよ。

娘のあーちゃんが上京する時にそんな話をしました。

かれこれ3年前の話です。

あーちゃん、15歳から親元を離れて寮暮らし、一人暮らしをしていたので、東京での寮生活もそんなに心配はしていませんでした。

荷物は既に寮へ送り、ギリギリまで使用していたトレーニングウェア等をリュックに詰めて、いざ東京へ!

私も同行し、長男、次男と合流する為に待ち合わせ場所に向かいます。

スマホの乗り換え案内を頼りに、こっちだよね?とあーちゃんと確認しながら最初の電車に乗るべくホームに着くと、既に電車はホームに入っていて、乗り継ぎの電車を待っているところでした。

お昼間とあって、乗客もまばら。

「良かったね〜、座れる」

電車に乗り込むと空いている席に腰をおろしました。

その時、あーちゃんの隣には初老の女性が座っていて、あーちゃんが軽く会釈をして座ったのが私の視野に入りました。

並びとしては、初老の女性と私があーちゃんを挟む形で座っています。

「何駅で降りるんだっけ?」

再びスマホの画面と睨めっこしていると、ふと何か視線を感じる。

私たちの正面に座っている年配の女性がなんとも言えない表情で初老の女性と私を交互に目で追っている。。。

な、なにか?とその方と私も何度も目が合うものの当然のことながら何も語らず、、、

雰囲気で察するに、

「あら、まぁ大変よあなた。おばさん怒ってるわよ」

そんな感じでした。

何かしでかしたかな?と、あーちゃんの向こうに見える初老の女性をチラッと一瞥すると、
いかにも不満そうな表情でムッとしているのがわかりました。

これはきっと、あーちゃんが座る時にリュックがおばさまに当たったに違いない。。。
あーちゃんが軽く会釈したのはそのせいなのね、、と、うっすら理解出来てきました。

電車に乗る時、ホームには電車が既に来ていたので、あーちゃん電車に乗って座る時に背負っていたリュックを下ろしました。

向かいに座っていた方のオロオロした様子からして、初老の女性はかなりご立腹のようです。

すぐに私たちが下車する駅に到着。

電車を降りる時にお詫びしておいたほうがよさそうね、と思ったら、初老の女性も立ち上がり、私達より先に電車を降りると、立ち止まって、くるっとこちらを振り向きました。

私とあーちゃんも続いて下車しましたが、これは何か言われるな、という空気を察して、こちらから先にお詫びしようと、

「あの、、」と私が発した声を掻き消すような大きな声で

「親が親なら子も子ね!!」

そう吐き捨てると、初老の女性はくるっと改札口の方へ消えていきました。

「何今の?」

あっけに取られたあーちゃん。

「リュック当たったんじゃないの?
それで怒ってたんよ」

「え、だって"すみません"って謝ったよ」

「相手に伝わっていないお詫びはしてないのも同然よ。ママもあーちゃん会釈してたの見てたけど、おばさんには伝わらなかったみたいね…」

「これが東京って事か。。。」あーちゃんしょんぼり。

お客さんが少ない時でも、電車に乗る前にリュックは下ろしておく事。
東京にはいろんな人がいるからいろんな配慮も忘れずにね。

娘を諭しながら実は私の方がかなり面食らっていました。

お詫びしなきゃと思っていた気持ちはとっくにどこかへ行き、

親が親なら子も子ねってどういう意味ですか?!

公衆の面前で見ず知らずの他人を罵倒するあなたの品格はいかがなものか?!

だんだんと腹が立ってきました。

言い返せば良かった。。。 

といいつつも、いきなり他人に物申すなんて相手と同レベルに成り下がるわ。。。

娘の手前、ここはクールに、何でもない風を装って気を取り直す私。

その後合流した長男に事の経緯を話すと、

「いちいち気にしとられんよ」
とこれまたつれない一言。

ついついこの場で吐き出しちゃいましたが、人が人を正面切って非難するってなかなかですよね。

この一件が「東京」という括りにするのは良くないですが、「東京」=「いろんな人がいる」という意味では、痛い洗礼だったのかな、、、

そんなあーちゃん、いよいよ四年生。
私の子育てラストYEAR!

卒業を指折り数えるのは何を隠そうこの私。

就活と単位取得頼むよー

合流後の子供達



見出し画像は1週間ほど前の白木蓮。
青空に映える白無垢のような花は素敵ですね。
散って地面を覆い尽くす花びらも含め、春の訪れを感じる花です。
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