バッテン長崎の人

長崎の良いところ発信、植物観察、旅日記、日々感じること、自分での新発見、写真付きで日記や趣味を書く

遠き故郷を思う

2017-10-10 00:34:10 | 思い出

最近、良くとうき故郷を思う。
水車がコットンコットンとお米付く音が聞こえる。ピンク色のレンゲソウが
黄色い、菜の花が延々と続く春の楽園。大きい川に鮎が泳いでる。
時に川に入り、皆と遊ぶ。
お腹が空くと川海老をとりて、
味噌で煮て食べる。川海老の小さいのを餌にして、よくキス釣りに行った、
その頃のキスはひじたたきの大きさ、
私は、釣りと、言えば60年間、キスを
追い続けた。キスのあたりは、何とも言えない、心地よさがあった。
おんのめ(追い炎)は。私には壮大な
祭りごとであった。高さ20m位のクリスマスツリーの形をした物を二ヶ所作り、我らは二班別れ、夜中、村の長の
合図を寝ずにまち、合図を機に一斉に
そのツリーに向かって走り出す。
先にツリーに火を着けた方の勝ち、それでその年の豊年万作を祈る祭り。
流鏑馬もあった。田舎の色んな事が
懐かしく思い出され、最近、遠い昔が
私の宝の様に成っている。あの頃に戻れない悲しさだけが心ふるわせる。

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