みなさん、こんにちは!
TLCの角谷です。
いつのまにか涼しくなってきましたね。
季節の変わり目、体調崩さないようご注意ください。
また、コロナウィルス感染防止対策も引き続き、しっかりやっていきましょう!
さて、今回は今年度初となった海外テストについて、少しお話したいと思います。
前回のブログで三浦ドライバーの話にあったように、タイヤの評価テストがメインでしたが、
それ以外にも「新人メカニックの育成」や「2年目の仏ドラ・ナビのドライビングスキル熟成」
といったことも併せて実施いたしました。
まずは、コロナ禍での日本出国。
羽田空港からの深夜便でフランスへ向かうため、日本人メンバーは当日のお昼に空港へ到着!
空港内にあるPCR検査を実施し、陰性証明書を発行して貰ってからのフライトとなりました。
※事前の申し込みや、もしもの再検査を想定して、早めに空港集合。結局12時間くらい空港内に居ました。(T_T)
空港に人は少なく、ほかのフライト便もほとんどキャンセルされていてビックリでした。
フランスCDG空港から乗換えてトゥールーズ空港へ、ここでフランス人メンバーと合流し、
レンタカーで1時間ほど走ったテスト会場近郊の町へ。
到着時間が早く、ホテルの部屋が準備中だったため、外で待機!
三浦ドライバーはアメリカからフランスへの入国たったので、この時に合流しました。
※Bajaのレースとダカールの違いなどいろいろと教えてもらいました!
この日の夕方にテスト会場へ行き、明日からのテストに備えテントなどを設営準備!
道中キレイな町を通ってテスト会場に到着しました。
残りのメンバーとも合流し、翌日からはタイヤのテストを中心に久しぶりの活動となりました。
もうベテランとなった、三浦DR/ローランNVはタイヤの評価テストのため、非常に荒れた路面を何度も走り込み、
高負荷でのタイヤの摩耗や操作性について、エンジニアにフィードバックしてました。
一方のバソDR/ポラトNVは、21ダカール以来のランクルでの走行となるため、まずはしっかり走り込んで、
ラリー仕様のランクルの特性を前回大会以上に把握してもらうことをメインに実施しました。走行後はすべてチーフメカニックにフィフィへ報告!
今回の耐久テストでは、WRCのチームなども利用するテストコース(フォンジョンクーズ)ということもあり、
クルマへの負担も高く、メカニック陣も実戦さながらのトレーニングとなりました。
あまりの激しさに、ボンネットのヒンジ(根本)部分に亀裂が入るほど!
すぐさま交換!
また、新人の穴見 直樹(アナミ ナオキ)メカも、高負荷作業の中、フランス人メカともコミュニケーションを取って、
必死に頑張ってくれました。
自分たちが整備したクルマが、どんなところを走るのか!身をもって体験することで、作業する手に気持ちが入ります!
こういうことを知って作業するのと、知らずに作業するのとでは取り組む姿勢が大きく変わりますね!
現地では、コロナ感染拡大防止として、なるべく人との接触はさけるように行動しており、食事も昼夜はテスト会場でケータリングを利用させてもらいました。
とっても充実していて、場所も町から離れているのでテストに集中することができました。
あっという間の5日間のテストでしたが、計画したことはすべてやれたので良かったです。
まだ課題も残っているので、次回はモロッコラリー2021に参戦して、しっかり改善していきたいと思います。
そういえば、先日モロッコラリー2021についてリリースがありました。
以前に出ていたルートから大幅に変更されましたが、コロナの状況を踏まえると、拠点が変わらず外部との接触も最小限となるので、
ラリーに集中できると思います。
↓↓↓こちらに変更されました↓↓↓
今は、このモロッコラリー参戦に向けた準備の最中!なんとか実現したいです!!
最後まで観ていただきありがとうございました。
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