三月十六日
東北・関東大地震が発生し、津波によって多くの人々が被災した。
悲しいことである。そして、被災者の中に脳梗塞によって身体が
麻痺している人達もいるのではと、思うと悲しくなってしまう。
思うように動けない、それだけでも大きなハンデなのに。
健康な時には、不便さを感じないでいる。その状態が一変して大きな不便を
感じる。
人間にとって歩くと言う行為について、深く考える人はいなかった。
だから、歩くのにどの筋肉をどのように動かすかということさえ解っていない。
歩くのに、どれだけの筋肉が加担しているのかも判っていない。リハビリを
行うときに、どの筋肉がメインとなって動くのか?動く順番はどうなのか?
歩く或は歩きたい、ということが強くて、足先(足首から下)が動けば歩ける
と思ってしまっている。足先がきちんと動くのは、膝のサポートがなければ
動けない。また、膝がきちんと動くには股関節のしっかりしたサポート無しでは
動けない。そして、最終的には背骨がしっかりしなければ・・・、ということに
なるのだが。背骨は健康な筋肉が半分動いているので健康なように見えている。
これが、錯覚の始まりなのだ。つまり半身麻痺という現実を的確に捕まえていない
結果、錯覚が起こっている。背骨を中心にして、半分は正常、もう半分は
全く動かない。健康な半分がサポートするので、あたかも正常に動いている
ように見えるだけなのだ。動かないと見えるのは手と足だけと。
手と足を動かすのにサポートしている筋肉が胴体の中にたくさん隠されている。
隠されている筋肉を動かさねば、手や足は正常には動かない。
肩甲骨は何のためにあるのか?骨盤はなんのためにあるのか?肩甲骨や骨盤に
くっついている筋肉はどのくらいあって、何をしているのか?
足を動かすおおもとは、骨盤と大腿骨を繋いでいる腸腰筋と思います。
足を上に上げるには、この筋肉を動かす必要があります。
最初にやることは、この腸腰筋なのです。普段では太ももを高く上げるという
方法でやっています。私は仰向けに寝て、足全体を上げるという動作で行いました。
足全体を上げる」と思って全身の力を使いました。筋力ゼロの足をあげるのですから、
途方もなく思いのです。それに打ち勝って、今の私があります。やったことのある人も
いると思います。重くて動かないので、動かないと決めた人もいると思います。
これを突き破らねば復活はないのです。これを何度かやれば脳は認知してくれます。
他人が持ち上げてやっても働いていないので脳は認知してくれません。脳が
認知しますと動くべき筋肉に指示がいきます、すると今までの重さが、ウソのように
軽くなります。ウソと思うならやってみてください。一、二度ではだめですよ!
これが出来ると、後は何をやれば良いかは、自然と判ってきます。
手も同じです。手は、肩甲骨を動かすことです。万歳をすれば、自然に肩甲骨は
動きます。立ってすると大変に難しいので、これも仰向けに寝て行います。
寝たまま万歳をします。全身の力を使って行います。足よりは軽いので、ご安心を。
東北・関東大地震が発生し、津波によって多くの人々が被災した。
悲しいことである。そして、被災者の中に脳梗塞によって身体が
麻痺している人達もいるのではと、思うと悲しくなってしまう。
思うように動けない、それだけでも大きなハンデなのに。
健康な時には、不便さを感じないでいる。その状態が一変して大きな不便を
感じる。
人間にとって歩くと言う行為について、深く考える人はいなかった。
だから、歩くのにどの筋肉をどのように動かすかということさえ解っていない。
歩くのに、どれだけの筋肉が加担しているのかも判っていない。リハビリを
行うときに、どの筋肉がメインとなって動くのか?動く順番はどうなのか?
歩く或は歩きたい、ということが強くて、足先(足首から下)が動けば歩ける
と思ってしまっている。足先がきちんと動くのは、膝のサポートがなければ
動けない。また、膝がきちんと動くには股関節のしっかりしたサポート無しでは
動けない。そして、最終的には背骨がしっかりしなければ・・・、ということに
なるのだが。背骨は健康な筋肉が半分動いているので健康なように見えている。
これが、錯覚の始まりなのだ。つまり半身麻痺という現実を的確に捕まえていない
結果、錯覚が起こっている。背骨を中心にして、半分は正常、もう半分は
全く動かない。健康な半分がサポートするので、あたかも正常に動いている
ように見えるだけなのだ。動かないと見えるのは手と足だけと。
手と足を動かすのにサポートしている筋肉が胴体の中にたくさん隠されている。
隠されている筋肉を動かさねば、手や足は正常には動かない。
肩甲骨は何のためにあるのか?骨盤はなんのためにあるのか?肩甲骨や骨盤に
くっついている筋肉はどのくらいあって、何をしているのか?
足を動かすおおもとは、骨盤と大腿骨を繋いでいる腸腰筋と思います。
足を上に上げるには、この筋肉を動かす必要があります。
最初にやることは、この腸腰筋なのです。普段では太ももを高く上げるという
方法でやっています。私は仰向けに寝て、足全体を上げるという動作で行いました。
足全体を上げる」と思って全身の力を使いました。筋力ゼロの足をあげるのですから、
途方もなく思いのです。それに打ち勝って、今の私があります。やったことのある人も
いると思います。重くて動かないので、動かないと決めた人もいると思います。
これを突き破らねば復活はないのです。これを何度かやれば脳は認知してくれます。
他人が持ち上げてやっても働いていないので脳は認知してくれません。脳が
認知しますと動くべき筋肉に指示がいきます、すると今までの重さが、ウソのように
軽くなります。ウソと思うならやってみてください。一、二度ではだめですよ!
これが出来ると、後は何をやれば良いかは、自然と判ってきます。
手も同じです。手は、肩甲骨を動かすことです。万歳をすれば、自然に肩甲骨は
動きます。立ってすると大変に難しいので、これも仰向けに寝て行います。
寝たまま万歳をします。全身の力を使って行います。足よりは軽いので、ご安心を。