会津 金子酒店「酒を聞き 酒を語り 酒と語る」のんべえ親父のブログ

会津若松市北会津町にある金子酒店のブログ。
二十歳の年齢であることを確認できない場合には酒類を販売しません。

酒 雑学その 1 夏に向けて生酒のお勉強ダス。 

2010-07-11 12:25:02 | 日記
よくラベルに生貯蔵酒・生酒・生詰などと表示がありますが、解りにくいと思います。
参考までに
1、本生酒・搾った酒を一切火入れ(加熱殺菌)せず瓶詰し出荷、含まれる酵素は生きたまま、
冷暗所管理を徹底しないと香美は、変ってしまう。しかし、本当の搾っままの酒が味わえます。
2、生詰酒・搾った酒を火入れ(加熱殺菌)後貯蔵・熟成、出荷時に火入れせずそのまま詰めたお酒。特に吟醸など早い時期の一回火入れなので、吟醸香など特有の香美を比較的維持したまま出荷出来る。ただ瓶詰時に殺菌していないので常温で放置すると劣化してしまう。
3、生貯蔵酒・ 搾った酒を加熱殺菌せずに貯蔵・熟成させ出荷するために瓶詰めする際、火入れしたお酒。生熟成した香美を持ちながらも、本生酒より日持ちがいい。
写真は、曙酒造の貯蔵庫、土蔵をそっくり内側を噴き付けし冷蔵設備して1度くらいで瓶貯蔵しています。迫力です。よりお酒が美味しくなりますね。