不登校を考える県民のつどい。
最近は不登校の相談を受けることも増えているので座談会にのみ参加してきました。
実行委員は前日から泊まり込んでの研修交流会だったようです。
塩尻にある長野県教育総合センターは教職員の研修宿泊施設のようですが松本平を一望できる高台にある立派な施設でまるで大学かなにかのようでした。
(農村保健研修センターとはえらい違いです。)
私が参加したのは「医療の側面から不登校を考える」というセッションでしたが、不登校や引きこもりの子をもつ親や教職員、保健師、医療関係者などが参加されていました。
不登校の背後の精神疾患や発達障害の診断、診たて、薬のこと、家族の支援のこと、いい医療機関の見つけ方、手帳や年金などの支援のこと、心理職や教員と医療が連携できていないということ、心理職は「じっくり待て」というがいつまで待てばいいのか・・・などなどが話題になりました。
統合失調症と言われているが発達障害のように思える、逆に発達障害といわれたが統合失調症のようだ・・・。など精神科での診断や診たても信頼されていない(不正確?)なケースもあるようです。
乱暴な「精神医療化」は大きな問題ですが、本当は医療が役に立てるケースでも、気付かず型、がまん型の潜在的医療ニーズのまま医療に繫がっていないケースも相当多そうです。
セルフヘルプグループとしての親の会も有効ですが、知的障害の親の会などとくらべても、不登校から卒業していってしまう人もいるため継続して運営するのが難しいと言うこともあるようです。
理解や支援が広がりつつある発達障害に比べ、統合失調症や気分障害などの精神疾患は、またまだ暗い状態だと感じましたが「統合失調症は治るんでしょう?発達障害はSSTや環境調整などしかないから・・」という人もいて確かにそういう見方もあるかとも思いました。
カウンセリングなどで個人に対する継続的な支援も重要ですが、多問題の家族でケースワークが必要な事例などもふえていそうで、不登校に関しても医療と教育、その他の関係機関がもっと連携をとり、医学的な診たてもあった上で継続的に支援するシステムができ、だれもがどこかで何かをして行きていける社会になればと思いました。
今回のつどいも親の参加にくらべ、教職員や医療関係者の参加者は少なくまだまだこれからだと感じました。
進路相談会があったり、県内の不登校を支援する団体の資料などもおかれていましたが、南信地区の充実ぶりが際立っていましたね・・。
最近は不登校の相談を受けることも増えているので座談会にのみ参加してきました。
実行委員は前日から泊まり込んでの研修交流会だったようです。
塩尻にある長野県教育総合センターは教職員の研修宿泊施設のようですが松本平を一望できる高台にある立派な施設でまるで大学かなにかのようでした。
(農村保健研修センターとはえらい違いです。)
私が参加したのは「医療の側面から不登校を考える」というセッションでしたが、不登校や引きこもりの子をもつ親や教職員、保健師、医療関係者などが参加されていました。
不登校の背後の精神疾患や発達障害の診断、診たて、薬のこと、家族の支援のこと、いい医療機関の見つけ方、手帳や年金などの支援のこと、心理職や教員と医療が連携できていないということ、心理職は「じっくり待て」というがいつまで待てばいいのか・・・などなどが話題になりました。
統合失調症と言われているが発達障害のように思える、逆に発達障害といわれたが統合失調症のようだ・・・。など精神科での診断や診たても信頼されていない(不正確?)なケースもあるようです。
乱暴な「精神医療化」は大きな問題ですが、本当は医療が役に立てるケースでも、気付かず型、がまん型の潜在的医療ニーズのまま医療に繫がっていないケースも相当多そうです。
セルフヘルプグループとしての親の会も有効ですが、知的障害の親の会などとくらべても、不登校から卒業していってしまう人もいるため継続して運営するのが難しいと言うこともあるようです。
理解や支援が広がりつつある発達障害に比べ、統合失調症や気分障害などの精神疾患は、またまだ暗い状態だと感じましたが「統合失調症は治るんでしょう?発達障害はSSTや環境調整などしかないから・・」という人もいて確かにそういう見方もあるかとも思いました。
カウンセリングなどで個人に対する継続的な支援も重要ですが、多問題の家族でケースワークが必要な事例などもふえていそうで、不登校に関しても医療と教育、その他の関係機関がもっと連携をとり、医学的な診たてもあった上で継続的に支援するシステムができ、だれもがどこかで何かをして行きていける社会になればと思いました。
今回のつどいも親の参加にくらべ、教職員や医療関係者の参加者は少なくまだまだこれからだと感じました。
進路相談会があったり、県内の不登校を支援する団体の資料などもおかれていましたが、南信地区の充実ぶりが際立っていましたね・・。