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時の関守

予言 (3)

予言というものが、
例えば、
親が子にあたえる警鐘(けいしょう)のようなものなら、
予言は当たらないほうがよいとういうことになります。

当然そこは矛盾します。
予言が的中(てきちゅう)すれば、
人々はその予言を信じ、熱中さえするかもしれません。
でも、
的中するということは、
警鐘の役目をはたしてないわけですから、
予言をおこなった目的からすると、失敗したということになります。

自分の予言どおりに、
身を持ち崩した子供の姿を見て、
予言があたったと喜ぶ親はいませんよね。
逆に、予言がはずれることを願うはずです。

そして、予言が逆に、警鐘という本来の役目をはたせば、
人々は予言が実現しなかったと、がっかりして、その予言のこともすぐに、忘れさられるかもしれません。

ただ、予言というよりは、
神が人間に言質(げんち)を与える、約束するということもあると思います。

予言とはちがいますが、
かならず実現するという意味では、予言のようなものではないでしょうか。
(言質を与える⋅⋅⋅約束の相手に、証拠となるような有利な言葉を残すこと)

「神との対話」(作者は二ール⋅ドナルド⋅ウォルシュ)では、
あの有名な十戒(じゅっかい⋅神がユダヤのモーゼに与えた10の戒律)は、
戒律(かいりつ)ではなく、
神が人間にあたえた言質(げんち)なのだといっています。

人間が神と出会い、
信仰にめざめたとき、
神と生きるという決心をしたとき、
神はその人が、人を殺さない、人のものを盗まないといったこと(戒律でいわれたこと)を、保証するのです。

例えば、人のものを盗むという行為は、
(その人の意思ですることなので、自己責任であると考える人が多いのは承知していますが、)
ほとんどの場合、
その境遇がさせるのであって、始めからしようと思ってする人はいません。

輪廻転生するなかで、
盗みをはたらかなかった人間は(この地球上で)一人もいない、
と聞いたことがあります。
もちろん、それは、
家族を守るため、子供を飢えさせないためのやむにやまれない行為です。

そんな境遇にいる人間からすれば、
人生のおけるさまざまな危機
(人を殺したいと思うほど、
憎んだり、人のものを盗まなければならないほど、追い詰められたりといったこと)を、
紙一重(かみひとえ)であっても、
守ってもらうこと。
つまり、
人を殺したいと、もし思ってしまったとき、
運命のように出会わないこと。
人のものを盗みたいと思うほど追い詰められたとき、
誰かが、「どうしたのですか。」と声をかけてくれるというようなこと。
それは、偶然などではなく、天の采配でしょう。
神が保証するというのは、そんなことだと思います。

コメント一覧

2468tenri
あのぉここ数日の事なんですが、
神様と対話出来るようになってるんです。
宇宙の神で僕が必要なときに答えてくださると、神さまが必要な時にも応じてくださると。
tokinosekimori-kitaiwahara
@2468tenri 途中で、送信を送ってしまいました。
一つだけアドバイスさせてください。
難しいかもしれませんが、神と歩んでください。
神と歩むということは、神がとても身近になることです。
身近になれば、あなたの一番の理解者です。あなたのことは、何でも知っています。
あなたの考えの及ばない解決策を示してくれます。
あなたは、この世というものが、こんなにも不思議で、魅力にみちたものであることに気づくでしょう。
因縁などそんなにたいした問題でないことに気づくかもしれませんね。
tokinosekimori-kitaiwahara
@2468tenri コメントありがとうございます。
少しだけ、コメントの感想を書かせていただきたいと思います
詳しくはわかりませんが、きっとあなたは信仰をされているのでしょうね。
ですから、自分のことを因縁の塊と言ったんだと思います。
きっとあなたの中で、うまくいっていない部分があって、そんな表現をされたのかなぁと推測しています。(あたってなかったら、ごめんなさい。)
でも、わたしの推測通りだとしても、若いときの失敗とかは、あなたが思うほど、取り返せないものでもないし、重大ではありません。
本当は何事もなく、失敗もなく、通りすぎてしまうことほど、恐ろしいことはないです。
うまくいかないことが人生というものではありませんか?
どんなにうらやましい人生を送っているように見える人でも、しとしれず苦しんでいたりしています。
2468tenri
ブログを読んでみて、
僕が思っていた運命論とは違っていました。
僕は支配や因縁の塊と考えていたのですが、
運命が神様との約束と考えられませんでした。僕が年を重ね経験した事は誰かの役には立ってるのかな、それが今世での役目なのかな、と思っていました。でも神さまとの約束神さまと生きる事で、また違った生き方が出来るんじゃないかと思い直しました。
僕の神さまは仏様かもしれませんが垣根を超えて何かふへんてきな導きがあればと思っています。
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