12/12に日帰りバスツアーで新潟県南魚沼市にある塩沢宿に行ってきました。
塩沢宿は買い物客が店先を雪をよけて通れる『雁木』があって、雪国の宿場町らしい風情を醸し出していました。(雁木は今でいえばアーケード。)
ここは宿場町としての歴史的な景観を保存するため、電線の地中化をはじめとするまち並み整備事業を行ったばかりのようでした。まちづくり協定もつくったようで、新しく建てられた建物も宿場町の景観に調和するようにデザインされていました。
残念なことに、200年ぐらい経っているという商家も壁を真っ白に塗り直しており、街道沿いの建物はみなピカピカ。時代を感じられるような街並み整備をしたらもっと良かっただろうにと思いました。でも、年月が経てば良くなるでしょう。
それに、何より商店街の方々が熱心にまちづくりの活動に取り組んでいらっしゃいました。商店が観光客にちょっとしたお土産をくれる手形を配ったり、商工会の皆さんが大きな「手」のぬいぐるみを振って観光バスの見送りをしたり・・・宿場町のホームページも充実していました。人が元気ならば宿場町の良さも継承されていくでしょう。
ちなみに、今回、旅番組の撮影のため、テレビクルーがついてきました。私は撮影する人を撮影して楽しんでしまいました。(邪魔だったろうな。ごめんなさい。)
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2015/1/21 追加
TBSの番組「覗いてみた三つのドア」2014/12/30で紹介されました。
1つ目の動画「覗いてみた三つのドア 1」の57分あたりからと、2つ目の動画「覗いてみた三つのドア 2」の最初のほうです。
58:40