時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

『小曽根真ジャズライヴ』に行って来ました。

2014年03月29日 23時02分34秒 | 音楽



<ちょっと時間が経ってしまいましたが・・・>

3月13日に小曽根真さんのジャズピアノのライブに行ってきました。
以前から、小曽根さんが気になっていたのですが、ちょうど自宅近くの市民センターでライブがあったので行ってきました。

でも、ジャズピアノははじめてです。
私が苦手な現代音楽風だったらどうしよう?不協和音がいっぱいだったらどうしよう?
「そうだ、これなら寝たりしないだろう。」と思って、600人近いキャパのホールの一番前の席を取りました。
考えてみれば失礼な観客でした。「エンジョイしたいから一番前」じゃないとね(^_^;)

一番前の席からピアノまでの距離はこんなで↓


私の席からはこんな風にピアノが見えました。さぁ、エンジョイしましょう(#^.^#)


小曽根さんは後ろの客席側のドアから入ってきて客席の間の通路を通って、舞台に飛び乗りました!
ホールに入ったとき、舞台にスタインウェイのピアノがど~んとあるのを見て、クラッシックのピアノコンサートのような硬い感じになるのかなと思っていたのですが、全然違いました。変な心配も無用でした。
MCも楽しかったし、あっという間に時間は過ぎました。
しかも一番前の席なので、小曽根さんの表情がバッチリだったし、ペダルを踏む様子だけじゃなくって、別の足でリズムを取っているのも良く見えて、床を踏む音が響いてきました。

前半の1時間はスタンダード曲のみ、途中20分の休憩を挟んで、後半40分はオリジナル曲が中心の構成でした。
途中のMCで、「楽屋で今日のポスターを見たら、『小曽根真ジャズライブ』っていうタイトルだったから、スタンダードなジャズを演奏しないといけないと思ってしまって、前半はスタンダードが中心になりました。こんなにたくさんスタンダードを弾いたのは久しぶりです。」と言ってました。ジャズピアノ初心者にはそれが幸いだったようです。楽しめました。

【前半】
○1曲目は「Some Day My Prince Will Come」
ディズニー映画『白雪姫』の挿入歌で邦題は「いつか王子様が」。こんな身近な曲から始まりました。

○2曲目は「シェガ・ジ・サウダージ(想いあふれて)」
いつも木村純さんのギターで聴いているボサノバ、アントニオ・カルロス・ジョビンの大好きな曲です♪ジャズアレンジはかなり自由でピアノの音で遊んでいるようでした。ジャズ好きはこれがたまらないんでしょうね。

○3曲目はオスカー・ピーターソンの曲(曲名聞き取れず)
小曽根さんはバークリー音楽大学の学生だったとき、先生に自分のスタイルを確立しなさいと言われても、「オスカー・ピーターソンのように弾ければいい。」と言い張ったと嬉しそうに話してました。すごく好きだったみたい。悲しいことに、私には「オスカー・ピーターソンのスタイル」っていうのが全く分かりません(;_;)
若い時トロントの自宅を訪問して、ピアノの弾きあいっこをしたときの様子も語ってました。この時のピアノはベーゼルドルファーだったそう。最近、私の周りでよく聴く名前のピアノです。いいピアノなんでしょう。

○4曲目は「ラ・フェスタ」
チックコリアの曲で、すごくパワフルな演奏でした。今回のライブで一番印象に残りました。
かなりのって演奏したみたいで、後半、予定外でチックコリアを弾くきっかけになったようです。
私がこのライブで一番のれたのもこの曲でした。

【後半】
○6曲演奏しました。5曲目がチックコリアの「ブラジリアス」で、それ以外はオリジナル曲でした。
オリジナル曲の曲名は、全部早口の英語だったので聞き取れませんでした。ゴメン

【アンコール】
○オリジナルの「Where do we go?」 
『トレジャー』というアルバムに入っている曲。
「東日本大震災の後、自分の考えを持って、その考えに従って進んでいきたいと思っています。この曲はそんな曲です。」といったお話がありました。(こんな言葉ではなかったかもしれないけど、こんな要旨でした。)
MCの意味を考えながらこの曲を聴きました。人生の後半戦を行く同年代として、とても共感した曲でした。

初めてのジャズピアノのライブでしたが、良い時間が過ごせました。たまには、撥弦楽器以外のライブもいいもんですね♪


■ラ・フェスタ


慌ただしい日々 その2(ダニエル・コフリンのヘブンライブと「世紀の日本画」展)

2014年03月25日 06時40分57秒 | 日記

連休中はこんなことも・・・。

●久しぶりの東京都美術館




『日本美術の祭典』のプロジェクトの一環として開催された「世紀の日本画」展に行って来ました。このプロジェクトは他に国立博物館の「人間国宝展」、「クリーブランド展」もあって、この2つは展覧会は鑑賞済みでした。
「世紀の日本画展」は前期の作品が見られませんでしたが、たくさんの近代日本画が見られて幸せでした♪

 評論家ではないので、自分のその時の心情にあった絵に心が動かされるのは仕方ないことで、今回は横山大観の「屈原」の背景の荒々しい風景に、心がわし掴みされてしまいました。荒れた気持ちに、大風で葉がちぎれそうになびいている風景はピッタリ!
 自分ながら、「おーい、そこかい!」と突っ込みを入れたくなりました。もっといろいろ感動する絵があったはずなのですが・・・。そこだったんですよね。



●ダニエル・コフリンさんのヘブンライブ(ストリートライブ)


3月22日に初台のオペラシティで行われたフィンガーピッカーのダニエル・コフリンさんのヘブンライブに行きました。最初、上野公園で行われると思って、ずっと上野公園で待っていて、・・・後で間違いに気づいて、初台に向かいました。時間が遅いスタートだったので、間に合って良かった(ホッ)

この日のセットリストはこんな↓でした。※はオリジナル曲

1.Future※
2.飛行船※
3.Kanawa※
4.Kanon
5.Genji※
6.Re-rise※
7.Trap※
8.戦場のメリークリスマス
9.Kokaji※


ダニエルさん、隣で聴いていた女の子が気になっていたみたいでした。こんなに可愛くっちゃね。私だって気になりました。
ライブ終了後、お父さんといっしょにダニエルさんからCDを買ってました。おうちでも聴けて良かったね♪





慌ただしい日々 その1

2014年03月24日 21時29分22秒 | 日記
連休中、いろいろありすぎて・・・
またまた写真だけアップしておきます。

●急ぐ街 (渋谷) 



●一瞬、時が止まります。平和の意味を思います。 (渋谷)



●たくさんのストーリーが生まれてる。(ハチ公 見えますか?)


●東の門は朝陽の門。色は青。(横浜・中華街)


●口が・・・(横浜・中華街)


●異国の祭り(横浜・中華街・まーそびょう)  また台北に行きたくなっちゃった。






●慣れないベットタウン


●冬限定の富士山









今日の一花 沈丁花

2014年03月20日 01時37分16秒 | 植物
今日は忙しかった。
*
*
*
帰宅途中に、どこからかい~い香り。
急いでいた足を止めて香りの元を探したら、やっぱり*この花*
沈丁花が咲いていました。

沈丁花の香りが幼い日の記憶を呼んできます。

庭に咲いていた沈丁花。
この香りに包まれて遊んでいました。

あの頃のことがクリアに浮かんできます。
ちょっと切ない。
*
*
*
あっ、帰らなくっちゃ。


【データ】
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。チンチョウゲとも言われる。漢名:瑞香、別名:輪丁花。
原産地は中国南部で、日本では室町時代頃にはすでに栽培されていたとされる。日本にある木は、ほとんどが雄株で雌株はほとんど見られない。挿し木で増やす。赤く丸い果実をつけるが、有毒である。花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの民間薬として使われる。

2月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく歌われる。つぼみは濃紅色であるが、開いた花は淡紅色でおしべは黄色、強い芳香を放つ。枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。花を囲むように葉が放射状につく。葉は月桂樹の葉に似ている。

沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。2月23日の誕生花。学名の「Daphne odora」の「Daphne」はギリシア神話の女神ダフネにちなむ。「odora」は芳香があることを意味する。

花言葉は「栄光」「不死」「不滅」「歓楽」「永遠」。


ジャズピアノが気になって  

2014年03月19日 00時51分50秒 | 音楽
以前、ジェイク・シマブクロさんのウクレレの演奏をググってたら、このチック・コーリアの「スペイン」の演奏↓を見つけて、釘付け!
これって、ジェイクさんの演奏もいいけど、小曽根さんのピアノがすごくいい!
ジェイク・シマブクロさんは私のウクレレ嫌いを治してくれたプレイヤーで素晴らしいウクレレの演奏をしますが(以前の記事-ジェイク・シマブクロさんのウクレレを聴こう♪ -を見てください。)この動画ではそんなジェイクさんやフィンガーピッカーの一番の売れっ子、押尾コータローさんを小曽根さんがリードしてて・・・小曽根さんのピアノが圧倒的な迫力!
撥弦楽器が大好きな私が、珍しく打弦楽器のピアノに魅せられてしまいました。



ジャズピアノ、面白そう!ちょっと生で聴いてみたくなりました。
と、言うことで、先日、小曽根真さんのジャズライブに行って来ました。あとでレポートします。