時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

ハープギター?!

2014年07月31日 03時47分55秒 | 音楽

伝説のギターリスト 、マイケル・ヘッジズはこんなすごいギターも弾いていました。

奏法へのチャレンジだけじゃなくって、ギターそのものも、いろんなのを試してたんですね。

日本で今、このハープギターを弾いている人はいるのかしら?

生音はどんな感じ?

 

こんなハープギターもあるんですね。ギターとハープとベースが共演してるみたい!

 

 

ただただ、ため息をつきながら演奏を聴くだけです。↓

 

 

★日本にも安田守彦さんというハープギターのプロがいました♪

★ハープギターは池部楽器店で売っているみたいです♪♪♪

 (ギター弾かないけど(弾けないけど)、渋谷に行くときに見にいこうかな? )

 

 


今日の一曲 風のとおり道

2014年07月29日 00時48分46秒 | 音楽

毎日、暑いですね。
寝苦しい夜にはこんな動画をどうぞ!


ヒグラシとギターと猫(!)のコラボです。
ここ何年かの私の夏の夜の定番動画。

ちなみに、名優の名前は「ぼんちゃん」です。

ギターリスト、ダニエル・コフリンさんの福島の実家に住んでます。

ダニエルさんにこの時のことを聞いたら、「ぼんちゃんがうまくやってくれてるので、自分が失敗しないように緊張した。」って言うことでした。

ちょっとかわいくて、真面目なダニエルさんです。


小松原俊さんと中川イサトさんのジョイントライブに行ってきました♪

2014年07月28日 06時44分04秒 | 音楽

昨年の『アコーステックギターサミット2013』で聴いた小松原俊さんの「ボイジャー」の重低音の弦の響き。もう一度、生で聴きたくって曙橋「BACK IN TOWN」で行われたライブに行ってきました。

中川イサトさんとのジョイントライブで、デビュー45周年を迎えたフィンガーピッカーの先駆者 中川イサトさんのギターも聴けました。

この日のセットリストです。

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●小松原俊さん

  1.ボイジャー

  2.フラジャイル (9.11のテロをきっかけに作ったという曲)

  3.【新曲 仮タイトル】 イケイケ ゴーゴー  (今まで躊躇して後悔したことが多い。これからは「やるなら今でしょ」 という曲だそう)

  4.くじら

  5.紫陽花の頃 (高齢のお母さんが入院したことで作った曲。切ないメロディ)

  6. 橋のない川のほとりに (届かぬ思いを曲にしたそう。3拍子のこれまた切ない曲)

  7.【新曲 仮タイトル】 手のぬくもりと思い出と  (お母さんが亡くなった時に作った曲)

  8.ラブソング 

●中川イサトさん 

 1.狐の嫁入り

  ~ごめんなさい。略します。~ 

 9.ザ・スプリンター  

●2人のデュオ 

 1.チョット トロピカル 

 2.夢で逢えたらいいな  

●アンコール (2人のデュオ)

 ○僕の行くところ

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小松原さんは『アコーステックギターサミット2013』の時と同じように「ボイジャー」からはじめてくれて、最初から感激でした。

聴きたかったはこの音です!とても重い音が体中に響きます。暗い宇宙を身一つで飛んでいるようなイメージが湧いてきて、ちょっと自分の人生みたいなものも考えさせられてしまいました。(韓国やベトナムのライブでは客席が爆発するように湧いたそう。)

その後は日本的で情感あふれる曲が続きました。Youtubeでたくさんの素人ギターリストがカバーしている「くじら」もせつなくっていい曲です。聴けてうれしかった。

仮タイトルが「イケイケ ゴーゴー」という中高年への応援歌のような新曲や亡くなったお母さんを偲んで作った新曲というのが、常連さんと思われる方たちに受けてました。ちなみに、お客さんは8~9割が男性。

途中、「ポジションマークが時々、照明でハーレーションを起こして見えない。」という泣きも入りましたが、私は生演奏が聴けたことや指の動きがすぐ目の前で見られたことで大満足でした。これは新入りの特権ですね。ちなみに、今回は予約したのが早かったので一番前の席でした。小松原さんの綺麗な長い指がすごい動き方をするのがとっても良く見えました。

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中川イサトさんはシンプルな奏法で、途中からブルース、しかもご自分で歌いながら・・・ギターのインストだけと思っていたのでびっくりでしたが、声も結構良くって、ブルースがとっても似合ってました。

「この年になると、テクニックじゃなくって味だよ。」だそうですが、「一曲だけぶっ飛んだのをやる。」といって弾いた「ザ・スプリンター」という曲は、ハンマリング等々のダニエルさんで見慣れたフィンガーピッキッキング奏法のテクニックが見られて(聴けて)やっぱり日本の元祖だなぁと、しみじみ聴き入りました。

イサトさんは「若いころ、マーチンD28にあこがれて楽器屋でずっと見つめていたのに、45周年を迎えたら、マーチン社が僕にギターを作ってくれた。」と言って、うれしそうに弾いているギターを紹介してくれました。その『マーチン』は、線はしっかり強いけど甘く響く・・・というイメージの音でした。小松原さんの『ソモギ』は、このマーチンと比較すると、全体に透明感があって、音がクリアに抜けるように感じました。(エフェクターで音をいろいろ細工しているとは思いますが)

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昨年から待ちに待ったことが叶ったうれしい一夜でした♡

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●小松原俊さんの「ボイジャー」です。  

 

●以前、日本のフィンガー・ピッカーは夭折したアメリカのギターリスト、マイケル・ヘッジズをリスペクトしている人が多いと聞いて、彼の動画を見ていたら、こんなの(↓)を見つけました。小松原さんはこの曲「Aerial Boundaries」に触発されて『ボイジャー』を作ったんだと思います。「絶対そう!!!」と新入りは言い切ります。

 

 ●2人のギターデュオで聴いた「チョット トロピカル」です。 中川さんはたくさんのフィンガーピッカーとこの曲をデュエットしているそう。 


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<蛇足です>

フィンガーピッカーのライブなので、ついご贔屓のフィンガーピッカー、ダニエル・コフリンさんのことを途中で思い出したりしたのですが・・・

ダニエルさんのライブはこの日のライブとは逆に、いつも女性が8~9割です。男性が増えるといいなと思っていたのですが、イサトさんが「ライブに来たギター小僧たちが一番前に陣取って、ギターのテクニックだけを見に来てとてもマナーが悪かったのでライブ中に怒った。」とMCで言っていたので・・・「そうか、ダニエルさんのライブにギター小僧たちが来なくっても別にいいか。」と思いました。

超蛇足でした(笑)


「聖」なれど「華」 -東京国立博物館の気になる仏像-

2014年07月25日 03時43分53秒 | 建築・インテリア

東京国立博物館で開催されている『台北 國立故宮博物院 神品至宝』展に行ってきました。大好きな汝窯の焼き物がお目当てだったのですが、その特別展を見た後、本館や東洋館の常設展も3か月ぶりに見てきました。

『台北 國立故宮博物院 神品至宝』展は後でいろいろ書きたいと思っているのですが、常設展も本館の展示がだいぶ変わっていて、仏像のニューフェイスに素敵なのがあって感激。

立ち姿がすごく優雅というか、色っぽいというか・・・。薬師寺の月光菩薩・日光菩薩も腰を少しひねって柔らかい感じですが、この観音様は明らかに現代の「モデル立ち」!

お顔は少しふっくらとして、慈愛に満ちた表情なんですが・・・装飾の多い衣装をつけていることもあって、とても華やかな印象です。

他にも、とても怖いのに煌びやかな愛染明王(このブログで2度目の登場)やイケメンのガンダーラ仏や超可愛らしい観音様など、仏像というイメージから離れた仏像に今回は釘づけ。

深い精神性があるのに、こんなにさまざまな表情を見せてくれる仏像・・・若いころはギリシャ彫刻などが好きでしたが、ダビデ像もこんな仏像の前では色あせてしまいます。


★これが常設展のニューフェイス  (以下、今回はデータなしです。 )


★愛染明王






夏の日 2014 (栂池の花々)

2014年07月21日 01時00分28秒 | 植物

北アルプスの栂池・白馬八方に、高山植物の花を撮りに行ってきました。

お天気が悪くって、昨年のように美しい山や空の写真は撮れませんでしたが、お目当ての高山植物の花々は雨に濡れて、しっとりした表情で、晴れた時とは違った美しさを見せてくれました。

昨年より約1週間ほど早かったのですが、たった1週間なのに咲いている花の様子がだいぶ違っていました。高山植物は地上の植物より咲き急ぐのを実感して、一層愛おしさが増しました。

雨の中、山道を歩くのは正直きつかったですが、1年ぶりの花たちに服の汚れなど構わず、すごい格好で写真を撮ってしまいました。 

 

 

今年の栂池自然園はベニバナイチゴやコイワカガミ、ベニバナイチヤクソウが真っ盛りで、昨年よりたくさんのピンク色系の花々が迎えてくれました。

タカネザクラもちょうど満開で、今年2回目の花見ができるなんて思ってませんでしたので、幸せな気分になりました。(昨年はたった1輪だけ残っていて、その1輪に感激したのです。)



そのかわり、昨年すごい迫力で咲いていたコバイケイソウは本当に寂しい限りでした。3~5年に1回、花のピークを迎えるそうなので、むしろ昨年がラッキーだったのですね。

それに、ニッコウキスゲもヒオウギアヤメもオタカラコウも少なかった。(これらの花はこれから咲きだしそうです。蕾をたくさん見ました。)神様が「贅沢を言っちゃ~いけないよ。」と言っているようでした。

それから雨だと、ワタスゲはまるで雨に濡れた猫のようで、こればっかりは晴れているほうがだんぜん綺麗です。チングルマの果穂もワタスゲほどではないけど、ふわふわ感がなくなって、やっぱりこれも晴れのほうが綺麗♡



ここに載せた以外にもたくさんの花の写真を撮りましたが、雨の中の撮影は難しくって、ブログに載せてもいいと思えるのはこんな枚数だけでした。

水滴をもっときれいに撮るとか、暗い中で花弁の色を綺麗に出すとか、そんなことがうまくなりたいです。


 

そう、忘れられない事件もありました。

2日目は、午前中、早いペースで自然園を廻って一旦山小屋に戻りました。

夕方、再入園したのですが、ほんの15分くらい歩いたとき、私の前を行っていた若い女性2人が道なりに曲がって藪で見えなくなったとたん「きゃっ」っと言って、急に戻ってきました。

『熊でした!!!』 

私は姿は見ていませんが、藪でごそごそいう音は聞こえました。 夕方は熊も餌を探してうろつくので、出会うことが多いらしいです。

熊も人間が怖いのだから、そういう時はそっとその場を立ち去ったほうが良いらしいのですが・・・。

それにしても、熊よけの鈴くらいはつけておくべきでした。反省です。 

「あ~、怖かった!」


 

◆栂池に向かうバスの車窓から 

◇北アルプス遠望


◇青木湖




◆栂池自然園で

◇ウラジロナナカマド


◇キヌガサソウ

 

◇リュウキンカ

 

◇タカネサクラ

 

◇ミズバショウ

 

 

 

 

 

◇ニッコウキスゲ

 

◇シラネアオイ

 

◇マイズルソウ

 

◇雪渓

 

 

◇風穴 

 

 

 

◇オオヒョウタンボク

 

◇チングルマ

 

◇ワタスゲ(濡れた猫たち)

 

『帰り道』 ◇コバイケイソウ 

 

 

◇栂池ヒュッテの夕暮れ

 

 

◇朝の雲

 

◇ベニバナイチヤクソウ

 

◇テングクワガタ

 

◇イワイチョウ

 

◇カラマツソウ

 

 

 

◇ハクサンチドリ

 

◇自然園の夕

 

 

◆白馬八方にて

 

 

 

 

 


 ◆塩の道

◇塩の道も少し歩きました。塩を運んだ昔に思いをはせて歩く?母です。老人会は嫌いだそうで、ハイキングクラブに入っています。

百体観音