昨夜、野川ほたる会が主催する「鳴く虫を聞く会」に参加して、秋の虫の声を聴いてきました。
秋の虫の女王と呼ばれるカンタンは想像していたよりも低い声。人間の声に近い高さで規則正しくリューリューと鳴いていました。戦国武将が愛でた虫だそうで、確かに落ち着く魅力的な声でした。
このカンタンと美声のスズムシのコラボにうっとり♪
今までリーンリーンと言う高く透き通った声を聴くと、秋になったと感じていたのですが、この虫は明治30年頃に中国から来たアオマツムシだそう。昆虫の世界も植物といっしょで外来種の勢いが強いようです。他の虫の声をかき消しています。でも実はスズムシも平安時代にはいなかったそうで、やはり昔どこからか日本に来た虫だそうです。
他にエンマコオロギやオカメコウロギ、クツワムシ、ケラなどの鳴き声も聴くことができました。
虫取りの上手な就学前の子供から老人、また視覚障碍者の方もいらして、わいわいととても楽しい秋の夕べでした。今度は一人で優雅に秋の虫の声を聴こうと思います。
ps.「カンタンは簡単じゃなくって難しい。邯鄲って書ける?」というギャグ、忘れません。
●村長(洋画家)が描いた絵を会員が行燈にしたてたそうです。
野川ほたる会は野川の自然環境の保全活動を28年間行なっています。
●ISO値を上げましたが、ブレブレでした。雰囲気が分かればと思いますのでダメ写真ですが載せます。
●カンタン (私が撮った動画ではないのですが参考までに。実際に聴いた声ととちょっと違う印象です。 )