先日の「西武屋上のさぬきうどん(かるかや)」に続き、「孤独のグルメ」原作マンガのモデルになった店のメニューを食べに行った時の話を。
(2016年8月の話)
「孤独のグルメ」のモデル店で食事(文庫版1巻16話・山手線・池袋・「かるかや」)
http://tokyo-burari.blog.jp/archives/796827.html
今回行ったのは、「群馬県高崎市の焼きまんじゅう」(文庫版1巻・5話)のモデルになった、高崎駅近くの「オリタ焼まんじゅう店」。
(原作では「やきそばクリタ」という看板だった。焼きまんじゅうは素朴ながらも濃厚なタレの甘さが見事な一品だった)
オリタ焼まんじゅう店 - 高崎/和菓子 [食べログ]
http://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10006729/
場所は高崎駅から北西へ歩いて15分ほど。
「田町通り」の大通りを「田町北」交差点で東に曲がった先に店を構える。
(「焼まんじゅう」の暖簾や、張り出した赤い屋根がどことなく原作っぽい)
平日の12時過ぎに行くと数人先客がいて、5分ほど店先のイスで待った後ようやく店内へ。
(この日は女将さん1人でお店を回しているようで、立て続けにお客さんが来ると忙しそうな感じだった(原作ではおじいさん1人だったが…))
席は2人座るのがやっとな感じの小さな正方形のテーブルが2つあるだけと狭め。
自分の後に待ち客はなく、なんとか席に座れた。
壁を見ると
「焼まんじゅう(アンナシ) 一本170円」
「焼まんじゅう(アン入) 一本180円」
と原作とほぼ一緒のメニューが貼られている。
(地方発送もやっている模様。まんじゅう10本・タレ付で1700円とのこと)
ということでこの日注文したのは、アン無し・アン入りを一本ずつ(原作の五郎さんと同様)。
店内の反対側にあるコンロで焼いてくれて、5分ほどで焼き上がり。
(原作では店内から見て入口の左側にコンロがあったが、こちらでは右側。左右逆の配置になっている?)
運ばれてきたのがこちら。
(手前側の少し小さめで4つ並んでるのが「アン無し」。奥側の少し大きめで2つ並んでるのが「アン入り」)
原作に倣い、まずは「アン無し」から頂く。
砂糖醤油+α、という感じのタレの香りが素朴な感じなのだが、味の方は濃厚な甘さが後を引く感じ。
五郎さんがマンガで言ってるとおり食感は「軽くて淡白」。
ただ、タレの甘さがヘビーというか十分深みがあり、見た目以上のボリューム感と甘さの幸福感が感じられた。
(かといって単純に甘過ぎというわけではなく、よほど甘い物苦手でもない限りはおいしく味わえると思う)
続いて「アン入り」(写真左上)。
薄く延ばした饅頭の中にアンコが入っていて、タレと合わさって確かに「複雑な甘さ」となっていた。
この時は昼食を食べたすぐ後にお伺いしたのだが、タレの甘さに見事にはまったせいか、見た目の通り結構食いでがある量でも一気に平らげてしまうほどだった。
(電車の時間に余裕があれば、もう1本くらい追加で頼んでいたかもしれないほど。
個人的にはタレだけで十分うまいので、次に来た時は一本につき4個で量の多い「アン無し」を多めに頼もうかと思う)
食後、店内を見回すと「春夏冬中 商い中(「秋」がないから)」の札。
原作のセリフではないが、こういうのがあるとまさに「どこかずっと昔に時間が止まってしまったまま」という感じがする。
なお、その下に貼られてたのは「ちい散歩」で取材された時の写真や雑誌記事など。
帰り際に女将さんに聞いてみると、「孤独のグルメ」のモデルになったこともご存知だった模様。
ということで、東京からは少々遠い(普通電車で2時間ほど)が、草津や越後湯沢などの温泉旅ついで、青春18きっぷでの小旅行ついでに立ち寄ってみてはどうか。
※なお、「田町通り」の西側の裏通りは商店街となっていて、年季の入ったアーケード街もある。
(マンガの冒頭で描かれていた「中央ぎんざ」も健在。作中では「中央銀座アーケード」という看板だったので別の入口がモデルなのかもしれないが)
(2016年8月の話)
「孤独のグルメ」のモデル店で食事(文庫版1巻16話・山手線・池袋・「かるかや」)
http://tokyo-burari.blog.jp/archives/796827.html
今回行ったのは、「群馬県高崎市の焼きまんじゅう」(文庫版1巻・5話)のモデルになった、高崎駅近くの「オリタ焼まんじゅう店」。
(原作では「やきそばクリタ」という看板だった。焼きまんじゅうは素朴ながらも濃厚なタレの甘さが見事な一品だった)
オリタ焼まんじゅう店 - 高崎/和菓子 [食べログ]
http://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10006729/
場所は高崎駅から北西へ歩いて15分ほど。
「田町通り」の大通りを「田町北」交差点で東に曲がった先に店を構える。
(「焼まんじゅう」の暖簾や、張り出した赤い屋根がどことなく原作っぽい)
平日の12時過ぎに行くと数人先客がいて、5分ほど店先のイスで待った後ようやく店内へ。
(この日は女将さん1人でお店を回しているようで、立て続けにお客さんが来ると忙しそうな感じだった(原作ではおじいさん1人だったが…))
席は2人座るのがやっとな感じの小さな正方形のテーブルが2つあるだけと狭め。
自分の後に待ち客はなく、なんとか席に座れた。
壁を見ると
「焼まんじゅう(アンナシ) 一本170円」
「焼まんじゅう(アン入) 一本180円」
と原作とほぼ一緒のメニューが貼られている。
(地方発送もやっている模様。まんじゅう10本・タレ付で1700円とのこと)
ということでこの日注文したのは、アン無し・アン入りを一本ずつ(原作の五郎さんと同様)。
店内の反対側にあるコンロで焼いてくれて、5分ほどで焼き上がり。
(原作では店内から見て入口の左側にコンロがあったが、こちらでは右側。左右逆の配置になっている?)
運ばれてきたのがこちら。
(手前側の少し小さめで4つ並んでるのが「アン無し」。奥側の少し大きめで2つ並んでるのが「アン入り」)
原作に倣い、まずは「アン無し」から頂く。
砂糖醤油+α、という感じのタレの香りが素朴な感じなのだが、味の方は濃厚な甘さが後を引く感じ。
五郎さんがマンガで言ってるとおり食感は「軽くて淡白」。
ただ、タレの甘さがヘビーというか十分深みがあり、見た目以上のボリューム感と甘さの幸福感が感じられた。
(かといって単純に甘過ぎというわけではなく、よほど甘い物苦手でもない限りはおいしく味わえると思う)
続いて「アン入り」(写真左上)。
薄く延ばした饅頭の中にアンコが入っていて、タレと合わさって確かに「複雑な甘さ」となっていた。
この時は昼食を食べたすぐ後にお伺いしたのだが、タレの甘さに見事にはまったせいか、見た目の通り結構食いでがある量でも一気に平らげてしまうほどだった。
(電車の時間に余裕があれば、もう1本くらい追加で頼んでいたかもしれないほど。
個人的にはタレだけで十分うまいので、次に来た時は一本につき4個で量の多い「アン無し」を多めに頼もうかと思う)
食後、店内を見回すと「春夏冬中 商い中(「秋」がないから)」の札。
原作のセリフではないが、こういうのがあるとまさに「どこかずっと昔に時間が止まってしまったまま」という感じがする。
なお、その下に貼られてたのは「ちい散歩」で取材された時の写真や雑誌記事など。
帰り際に女将さんに聞いてみると、「孤独のグルメ」のモデルになったこともご存知だった模様。
ということで、東京からは少々遠い(普通電車で2時間ほど)が、草津や越後湯沢などの温泉旅ついで、青春18きっぷでの小旅行ついでに立ち寄ってみてはどうか。
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※なお、「田町通り」の西側の裏通りは商店街となっていて、年季の入ったアーケード街もある。
(マンガの冒頭で描かれていた「中央ぎんざ」も健在。作中では「中央銀座アーケード」という看板だったので別の入口がモデルなのかもしれないが)
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