夫のほうのいちばん若い従弟が結婚式に招いてくれたのでお祝いに行って来ました。
温かで和やかな披露宴、私などは親戚の席のなかでも目立たないようにしてればよい立場ですから 会話も食事もじゅうぶんたのしみました。
今回私が着ていった服はこれです。
2年前に甥たちの時に買ったオバサマ用の服がありますけど、じつはあまり気に入ってなかった
もっと地味に装いたかったのと、
バッグも昔のが使えると思っていたらやはり表面の皮が全然だめになってしまってて
かといって新しいのを買ってる余裕ないし、
そうだ!とひらめいて 同じく2年前に新調した母のを借りました。
上衣アンサンブルはプリーツ生地なので、サイズを問わずに着られます。
コサージュとクラッチバッグも母の
スカートと靴は自前です。
やはり周りを見回すと 親戚の女性の皆さん 年配の方は留袖、洋服の人も地味な色合いにちょっと華やかなアクセサリーやコサージュ… という感じだったので、正解でした。
自分のラメピンクの服だったら浮いてたかも
しかし・・・ 2年前よりも確実にスカートがキツくなっててつらかった~ でも食事は完食 ウエディングケーキも美味しくいただきました
国立新美術館で チューリヒ美術館展 が始まっています。
行きたくてしょうがないんですが、いつ行けるんだか
チューリヒ と聞くとフラウミュンスター教会のシャガールのステンドグラスを思い出します。
シャガールといえば二十世紀を代表する画家の一人と言えると思いますが、晩年には世界各地に壁画やステンドグラスも多く残しています。
日本人にも最もよく知られているのはパリのオペラ座、ガルニエ宮の天井画でしょうか。
原色の鮮やかな色彩を駆使した、主に愛をテーマにした絵画は日本にいてもたびたび目にすることはできますが、過去に美術展で見たシャガールの絵を、特に好きとも嫌いとも感じたことはなかったと思います。
素人的に、見たままの個人的な感想ですが。
近代絵画では私が好きなのはジョルジュ・ブラック。 ・・・キュビズム全盛期の暗い色の抽象画です。
シャガールの赤、青、黄色の原色の絵は、美しいけれど私には明るすぎる気がしていました。
それがどうしたことか。 昔ですがチューリヒを訪れたとき、観光でふらりと入ってみたフラウミュンスターでステンドグラスを目にして、原色に対する感覚がまるで変わりました。
下調べをしていなかったので、ステンドグラスがシャガール、というのが意外で驚きで、原色が光を受けてそれはそれは美しかったのです。 当たり前ですけど。
それ以来シャガールの絵に対しても好意的に見られるようになったように思います。
その経験以後は見る機会もありませんでしたが。
その時買って来たステンドグラスの部分写真の絵葉書。
右のはジャコメッティです。
そのときチューリヒ美術館には行かなかったのですが、こうして日本に来てくれることもあるんですね~。
今ちょうどオルセー美術館展も同じ所でやってるので、オルセーが終わってから行こうかと思います。 少しでも混雑を避けたい