子供の絽の着物です。まるでアロハシャツみたいな派手な色柄。
百合と、ちょっとはっぱが違いますがカーネーション?それに小菊、
春から秋までの花尽くしですね。
間に飛ぶのは、赤やピンクの水玉です。
こちらはもう一柄、
ハイビイカスにてっせんでしょうか、女の子らしくお花が一杯です。
ちょっと夏向きの色ではありませんが、
そのあたりは絽でも浴衣感覚で、かわいらしく華やかな色使いにしたのでしょう。
最近は、小さい子の夏の着物といえば「浴衣・じんべさん」ですが、
昔は子供でも、絽の着物を見かけました。
私も、大人のてのひらくらいありそうな、撫子の飛んだ絽を持っていまして、
母と夏の日のおでかけに着たところが、写真に残っています。
記憶にもかすかに「撫子」が紫、赤、ピンクだったことを覚えています。
袂が長くて、大きな「あげ」をした着物で、大好きでしたが、
やっぱり「いなか」に送られました。
最近は子供の浴衣姿も、何かお祭りでもないと見られません。
私が子供のころは、新しい浴衣はお祭りまでガマンしなさい、
といわれ、そのあとは毎日のようにお風呂上りに着ていた記憶があります。
子供は成長が早いので、去年と同じ肩揚では裄が足りず、
腰揚も足がにょっきり出てしまう、なんて時期もあって、
三ッ身から四ッ身とどんどん代わっていったような気がします。
私が覚えている一番小さいときの浴衣は「シャボン玉」柄、
それから変わったモノ好きのばさまの「命令」で、
図案化したスコッチテリアがお行儀よくズラリと並んだ柄。
あんまり好きじゃなかったんです。なんか「和風」じゃなくて…。
わずかの年数の間にどんどん着られなくなって、
翌年は寝巻きになったり、はたまたいとこのところに行ったり…。
本当は、ギリギリまで出して縫い直せばきられたんじゃないか、
と思うのですが、母自身が「着せ替え人形」したかったのかもしれません。
少なくとも絹の着物よりは安かったし、自分で縫えましたから。
今の時代は、浴衣のほかは子供に着せるといえば七五三くらいで、
お正月さえ、あまり着物を着せなくなりました。
ちょっと寂しいですね。それこそ木綿でもウールでもいいから、
小さいときから着せてほしいと思います。
思い出の中に「着物を着せてもらった」と言うのが残ると、
大人になってからの着物への思いも、育っていくんじゃないかと思うんです。
女の子は裾の広がりも気になりますから、
男女問わず「じんべに半ズボン」、なんてこの夏どうでしょうかねぇ。
じんべとパンツなら、和裁ができなくても「和裁もどき」で、
ミシンがけで作れちゃいますからねぇ。
それに、ついでのことに「ゲタ」をはかしてあげたいと思うのです。
ゲタは健康にいいんですよ。土踏まずもちゃんとできますしね。
今のゲタは「アスファルト対応?」で、安いのはみんな裏に
ゴムが貼ってあります。「からんころん」と音がしないのは
ちとさびしいですが、それもしかたないかもしれません。
もともとすって歩くのが当たり前のゲタ、今の道路じゃ減るのが早い!?
さて、この夏は、何人の浴衣さんが家の前を通るでしょうか…。
百合と、ちょっとはっぱが違いますがカーネーション?それに小菊、
春から秋までの花尽くしですね。
間に飛ぶのは、赤やピンクの水玉です。
こちらはもう一柄、
ハイビイカスにてっせんでしょうか、女の子らしくお花が一杯です。
ちょっと夏向きの色ではありませんが、
そのあたりは絽でも浴衣感覚で、かわいらしく華やかな色使いにしたのでしょう。
最近は、小さい子の夏の着物といえば「浴衣・じんべさん」ですが、
昔は子供でも、絽の着物を見かけました。
私も、大人のてのひらくらいありそうな、撫子の飛んだ絽を持っていまして、
母と夏の日のおでかけに着たところが、写真に残っています。
記憶にもかすかに「撫子」が紫、赤、ピンクだったことを覚えています。
袂が長くて、大きな「あげ」をした着物で、大好きでしたが、
やっぱり「いなか」に送られました。
最近は子供の浴衣姿も、何かお祭りでもないと見られません。
私が子供のころは、新しい浴衣はお祭りまでガマンしなさい、
といわれ、そのあとは毎日のようにお風呂上りに着ていた記憶があります。
子供は成長が早いので、去年と同じ肩揚では裄が足りず、
腰揚も足がにょっきり出てしまう、なんて時期もあって、
三ッ身から四ッ身とどんどん代わっていったような気がします。
私が覚えている一番小さいときの浴衣は「シャボン玉」柄、
それから変わったモノ好きのばさまの「命令」で、
図案化したスコッチテリアがお行儀よくズラリと並んだ柄。
あんまり好きじゃなかったんです。なんか「和風」じゃなくて…。
わずかの年数の間にどんどん着られなくなって、
翌年は寝巻きになったり、はたまたいとこのところに行ったり…。
本当は、ギリギリまで出して縫い直せばきられたんじゃないか、
と思うのですが、母自身が「着せ替え人形」したかったのかもしれません。
少なくとも絹の着物よりは安かったし、自分で縫えましたから。
今の時代は、浴衣のほかは子供に着せるといえば七五三くらいで、
お正月さえ、あまり着物を着せなくなりました。
ちょっと寂しいですね。それこそ木綿でもウールでもいいから、
小さいときから着せてほしいと思います。
思い出の中に「着物を着せてもらった」と言うのが残ると、
大人になってからの着物への思いも、育っていくんじゃないかと思うんです。
女の子は裾の広がりも気になりますから、
男女問わず「じんべに半ズボン」、なんてこの夏どうでしょうかねぇ。
じんべとパンツなら、和裁ができなくても「和裁もどき」で、
ミシンがけで作れちゃいますからねぇ。
それに、ついでのことに「ゲタ」をはかしてあげたいと思うのです。
ゲタは健康にいいんですよ。土踏まずもちゃんとできますしね。
今のゲタは「アスファルト対応?」で、安いのはみんな裏に
ゴムが貼ってあります。「からんころん」と音がしないのは
ちとさびしいですが、それもしかたないかもしれません。
もともとすって歩くのが当たり前のゲタ、今の道路じゃ減るのが早い!?
さて、この夏は、何人の浴衣さんが家の前を通るでしょうか…。
子供の着物姿ってかわいいんですよね、ほんとに。
動き回って…には「もんぺ」がいいです。
裾だけ「ゴム」にしないで、かるさん風にして。
男の子でも女の子でも、色柄を選べばOK。
さぁ、おかーさん「針仕事」しましょー!
(と、オドしてみる?子供用かるぱん、
売り出してみよか…)
こちらこそ、はじめまして、
ようこそおいでくださいました。
井桁に狸、なんて楽しい柄でしょう。
なるほど、下は「デニム」なんですね。
元気がいいと、そうなりますよねぇ。
「ボーズ刈」、わかります、
息子も小さいときは、じんべには「ぼうず」でした。
またよく似合うんですよね。
この夏も、楽しくじんべさんで
すごさせてあげてください。
蜆子様
最近は、呉服屋の浴衣売り場に「反物」があまり
おいてありません。プリントもの・大量生産で
お安くできたもののほうが手ごろだからでしょう。
裄だ身丈だと気にしない、SML感覚でしょうから、
出来合いの方がパッと着られますしね。
「ホンモノ」を知ってほしいなぁと思いますね。
でも、着物着てても洋服の時と行動が同じなので、あっという間に旅館の寝起きの浴衣姿みたいな状態になるのが玉にキズ・・・。
う~ん、コレは甚平に半ズボンですかね、やっぱ。
娘の方はというと、私の着物姿にも慣れてるので、ちょっと着物っぽい柄や生地を見ると、『これ、きも?(意:きもの?)』と聞いてきます。
そうそう、この間まさに記事の通り、アロハシャツを見て『きも?』って言ってましたそういえば。
ところで、まめかずくん、
お家の模様替えしましたね、和みますねぇ。
それも行事用になってしまって、さみしいです。
こどもたちのきもの姿って、本当に可愛らしい(可愛い・よりもしみじみ)と思います。で、うちの子供たちには、できるだけじんべさんや作務衣を着せてます。本人たちも快適で喜びます。
末っ子は制服無しの保育園なので、古箪笥から出てきた「井桁に狸」柄の晒し木綿で縫うたじんべさんに半ズボン(・・デニムでないとあっという間に裂ける、擦り切れる・・です)で登園しています。頭は勿論ボーズです!
ほんとにかわいいもんですね!
女の子のは、レースやフリルがついてたり、
男の子のは、ちょっと生意気に大人柄があったり、
いいもんですよね。
近くの幼稚園で夏祭りのときは、
みんな着せるんですけどね、普段はねぇ。
通園がじんべだっていいとおもうんですけどねぇ。
穿いていました。「格好いいねえ」と云うと
「パパのばあばに買って貰った」と言っていました。
小さい子のじんべに半ズボンもほんとうに可愛いものですね。