なので、昨日は大洗濯、今日は早いうちに大物を干しました。
まだお日様は待っててくれそうだったので「伸子張り」、
晴れといっても雲は多めで、日が当たらないから伸子日和でした。
今日のはちりめんなので、まー縮む縮む…。こまごま伸子を打ちました。
網目のような、水の流れのような、動きのある柄です。
こんな感じ、ちょっとぼかしの部分がきたなく写っちゃいました。
色も正確じゃありませんわ、もっと深緑です。
白いところはもう少しクリームです。
ところどころ濃淡があって、それがアクセントになっています。
なんか水面がキラキラ輝いているようにも見えて、なかなかいい柄です。
ただねぇ、こういう柄は、じっと間近で見ていると、目がヘンになってきて、
伸子をまっすぐ打ててるのかどうか、あれっ?なんて…。
ちょっと渋い色合いですが、着てみたかったです。
ところどころに茶ジミが飛んでいるし、落ちない汚れもあるので、
これはキモノとしてはもう着られそうにありません。
表地の深緑の無地と合わせて、昼夜帯かなんかにしたらいいですね。
さて、伸子張りのあとで、古いゆかたを何枚か出しました。
嫁入りの時に持たせてもらったものやら、自分で買ったものやら、
体はひとつしかないってのに…とブツブツ言いながらも、たのしい~~。
では、浴衣の帯結びなど、やってみましょう。
まぁ、若い方なら「文庫」とその変化させたもの「花文庫」とか、
いろいろあるんですが、おばさん…、いやいや年齢を重ねてくると、
華やかな帯結びはちと抵抗があるし、だからと言って
十年一日のごとく「貝の口」でもさみしいなー…なんですよねぇ。
ちょっとやってみましょうか。
あっ、もし文庫にするなら、横の羽の幅を狭くして、
真横にピシリとひろげた「一文字」がお勧めです。
大人の女の「隙ナシ文庫?」
あとは貝の口より少し華やかな「矢の字」ですが、
この結び方は、いろいろな名前がついて呼ばれています。
とりあえず、矢の字とバリエーションで。
上と下、似てますが違いますね。
上は「矢の字」と普通に呼ばれているものです。
下は「変わり矢の字」などと呼ばれます。
結び方の違い、矢の字の場合は、結んだとき全部帯を引き抜きます。
引き抜いたタレを向かって左に折り上げます。
手を右に向かって折り上げます。このとき半分に折らないで、
そのまま通せば、大きめになります。右下の長い分は折り上げて収めます。
ての幅を半分に折って上げると、上の大きい写真になります。お好みで。
こちらは「変わり矢の字」の場合、タレのほうを途中まで引き抜いて止めます。
これ、実は先日の「ひっかけ」と同じなんですね。
引き抜いて「輪」になっているものをそのまま向かって左上に折り上げます。
右下の「て」を右に折り上げます。幅が広いままでも同じです。
いかがですか?下に下がるたれが、斜めになるかまっすぐか、ですね。
それと、裏表の違う帯を使ったのでお分かりと思いますが、
出る面が違いますので、色の違いを楽しむこともできます。
貝の口よりは、少し華やかになりますね。
もうひとつご紹介は「カルタ結び」、これは結び目がないのでラクなんです。
ただ、半幅だとなんとなく大きくなるので、私は(チビなのでよけいに!?)
左右に出す分を控えるようにしています。
まずは背中の中心に帯の幅の中心を持ってきて、下にたらします。
これが「て」になります。長さは帯幅の4~5倍くらい。
(青い線は背中心です)
そしてきっちり90度倒して、つまり写真のところが45度になるように、
胴にふた巻きします。
しっかり巻いて、折ったところがズレないようにしてください。
写真とるのにおさえられなくて洗濯ばさみ使ってます。すみませーん。
下の「て」を持ち上げて、下もきっちり整えながら上にあげて背中に通します。
通したら引っ張って、ゆるみやズレがないように整え、上も平らにします。
胴に巻いたほうの残りを適宜な幅に折って…
下にたれている部分を持ち上げて、そのまま帯の背中に収めて下に引きます。
帯の残りは、たたんで下から押し込んで隠します。
「結び」をしませんので、きっちりしないとゆるんできます。
元々お太鼓の原型ですし、心配なら細い帯締めをどーぞ。
カルタが三枚並んだように見える…というのでこの名前がついていますが、
元は男の帯結びなので、半幅で締めると横幅が広くなります。
やわらかいと、左右がへらへらしたりもありますので、
最初から少し細めの帯を使うとか、硬さのある帯にする、
左右に出る分を少なくするなど、工夫してください。
さっきの帯で結んでみました。ちょっと左右小さめにしています。
この帯は両脇が紺地なので、帯が少しが細く見えます。
帯の色柄によっても、見た目の雰囲気がかわりますから、
そのあたり、あれこれやってみてください。
このゆかたは、バサマが40代できていた糸巻き柄のもの。
譲ってもらったので、喜んで着ようとしたら、けっこーヨレてる…。
バサマ、これ好きだったしなぁ…洗って糊つけよ…。
ランキングご協力、ありがとうございます。
がんばりまっす、ので、よろしくお願いいたします。
まだお日様は待っててくれそうだったので「伸子張り」、
晴れといっても雲は多めで、日が当たらないから伸子日和でした。
今日のはちりめんなので、まー縮む縮む…。こまごま伸子を打ちました。
網目のような、水の流れのような、動きのある柄です。
こんな感じ、ちょっとぼかしの部分がきたなく写っちゃいました。
色も正確じゃありませんわ、もっと深緑です。
白いところはもう少しクリームです。
ところどころ濃淡があって、それがアクセントになっています。
なんか水面がキラキラ輝いているようにも見えて、なかなかいい柄です。
ただねぇ、こういう柄は、じっと間近で見ていると、目がヘンになってきて、
伸子をまっすぐ打ててるのかどうか、あれっ?なんて…。
ちょっと渋い色合いですが、着てみたかったです。
ところどころに茶ジミが飛んでいるし、落ちない汚れもあるので、
これはキモノとしてはもう着られそうにありません。
表地の深緑の無地と合わせて、昼夜帯かなんかにしたらいいですね。
さて、伸子張りのあとで、古いゆかたを何枚か出しました。
嫁入りの時に持たせてもらったものやら、自分で買ったものやら、
体はひとつしかないってのに…とブツブツ言いながらも、たのしい~~。
では、浴衣の帯結びなど、やってみましょう。
まぁ、若い方なら「文庫」とその変化させたもの「花文庫」とか、
いろいろあるんですが、おばさん…、いやいや年齢を重ねてくると、
華やかな帯結びはちと抵抗があるし、だからと言って
十年一日のごとく「貝の口」でもさみしいなー…なんですよねぇ。
ちょっとやってみましょうか。
あっ、もし文庫にするなら、横の羽の幅を狭くして、
真横にピシリとひろげた「一文字」がお勧めです。
大人の女の「隙ナシ文庫?」
あとは貝の口より少し華やかな「矢の字」ですが、
この結び方は、いろいろな名前がついて呼ばれています。
とりあえず、矢の字とバリエーションで。
上と下、似てますが違いますね。
上は「矢の字」と普通に呼ばれているものです。
下は「変わり矢の字」などと呼ばれます。
結び方の違い、矢の字の場合は、結んだとき全部帯を引き抜きます。
引き抜いたタレを向かって左に折り上げます。
手を右に向かって折り上げます。このとき半分に折らないで、
そのまま通せば、大きめになります。右下の長い分は折り上げて収めます。
ての幅を半分に折って上げると、上の大きい写真になります。お好みで。
こちらは「変わり矢の字」の場合、タレのほうを途中まで引き抜いて止めます。
これ、実は先日の「ひっかけ」と同じなんですね。
引き抜いて「輪」になっているものをそのまま向かって左上に折り上げます。
右下の「て」を右に折り上げます。幅が広いままでも同じです。
いかがですか?下に下がるたれが、斜めになるかまっすぐか、ですね。
それと、裏表の違う帯を使ったのでお分かりと思いますが、
出る面が違いますので、色の違いを楽しむこともできます。
貝の口よりは、少し華やかになりますね。
もうひとつご紹介は「カルタ結び」、これは結び目がないのでラクなんです。
ただ、半幅だとなんとなく大きくなるので、私は(チビなのでよけいに!?)
左右に出す分を控えるようにしています。
まずは背中の中心に帯の幅の中心を持ってきて、下にたらします。
これが「て」になります。長さは帯幅の4~5倍くらい。
(青い線は背中心です)
そしてきっちり90度倒して、つまり写真のところが45度になるように、
胴にふた巻きします。
しっかり巻いて、折ったところがズレないようにしてください。
写真とるのにおさえられなくて洗濯ばさみ使ってます。すみませーん。
下の「て」を持ち上げて、下もきっちり整えながら上にあげて背中に通します。
通したら引っ張って、ゆるみやズレがないように整え、上も平らにします。
胴に巻いたほうの残りを適宜な幅に折って…
下にたれている部分を持ち上げて、そのまま帯の背中に収めて下に引きます。
帯の残りは、たたんで下から押し込んで隠します。
「結び」をしませんので、きっちりしないとゆるんできます。
元々お太鼓の原型ですし、心配なら細い帯締めをどーぞ。
カルタが三枚並んだように見える…というのでこの名前がついていますが、
元は男の帯結びなので、半幅で締めると横幅が広くなります。
やわらかいと、左右がへらへらしたりもありますので、
最初から少し細めの帯を使うとか、硬さのある帯にする、
左右に出る分を少なくするなど、工夫してください。
さっきの帯で結んでみました。ちょっと左右小さめにしています。
この帯は両脇が紺地なので、帯が少しが細く見えます。
帯の色柄によっても、見た目の雰囲気がかわりますから、
そのあたり、あれこれやってみてください。
このゆかたは、バサマが40代できていた糸巻き柄のもの。
譲ってもらったので、喜んで着ようとしたら、けっこーヨレてる…。
バサマ、これ好きだったしなぁ…洗って糊つけよ…。
ランキングご協力、ありがとうございます。
がんばりまっす、ので、よろしくお願いいたします。
「シンシ」ですよね・・・
楽しそうなのでこれからもオジャマさせていただきます♪
ローケツでこんな柄を良く染めていました。
グリーンの部分をロー筆で描いて、地染めします。
出来上がりは丁度この小紋と逆でグリーンの所が白くなります。
懐かしいですね。
梅雨の晴れ間に伸子張りとは、よく働かれますね。そろそろ浴衣の季節になりますから、
反幅帯の結び方、ご存じ無い方は喜ばれると
思います。
ランキングもアッと云う間に追い抜かれました。さすがはとんぼ様、上位目指して頑張ってくださいね。
今年は浴衣ぐらいはなんとか着てみたいと思っています。
ランキングバナー発見!
ぽちっと押していきます~。
ようこそおいでくださいました。
まぁすみません、「連呼」してしまいまして。
最初にに「しんし」と打ったとき、
「紳士・真摯」違うって…と、
「のぶこ」でうったら出てきたんです。
申し訳ないですー。
こりずにお越しください。
よろしくお願いいたします。
otyukun様
おもしろいですね。
単純なんですが、うごきがあって、
パキッとした柄です。
ろうけつもおもしろいでしょうね。
着てみたかった柄です。
陽花様
ほんと5月から、晴れは数えるほどじゃないかと
空ばかり見ています。
梅雨は長いかも??
ランキング、たのしいものですね。
励みになりますー。
のん猫様
バナーぽっちりありがとうございます。
これ、紺の柄だったらゆかたにいいですね。
着物、来てくださいね。
ガンバロっ!
2猫の母様
現代の生活では「イス」が多いので、
どうしてもペタンコ結びがいいですね。
少しでもお役に立ててよかったです。