実は昨日の夕方、羽裏をひろげている最中に荷物が届き、
結局そちらに手を取られたと…。
それだけのことなんですけどね、とりあえず羽裏のお話しは後にして…。
届いたのは「淡竹」、この前きてくれたいとこかが送ってくれました。
「淡竹(はちく)」と言うのは、孟宗竹の筍のあとが旬。
孟宗竹と違って、地上に出てびょお~んと伸びたところを採ります。
ちょっと細めのスマートな筍、味はなんといいますかねぇ、
筍の味ってうまく言えないんですけど、柔らかい味…かなぁ。
やっぱり孟宗竹とは違いまして、バサマなどはこっちびいきです。
淡竹はほそくてしなやかなので「茶筅」を作るのに使われるそうです。
今年は天候不順でデキが遅いし、よくないとのことでした。
確かに毎年のよりちと小さいし、2本は中の先の方がちょっと黒かったり
いつもよりデキは落ちました。
それでもありがたいものですね。明日は筍とえんどの味噌汁が食べられるぅ!
写真のものくらいのを5本送ってくれまして、とりあえず写真を撮ろうと、
一本ザザッと皮をむきました。減っちゃうんですよねぇ筍って。
むくのもなかなか…採れたてならそのままてんぷらってのが一番おいしいのですが
それは京都でのこと、とにかく一刻も早くゆでないと…。
本当は皮ごとってのがいいんですが、ウチにゃそんなにでかいなべも
ついでに時間もない…むいちゃってからゆでました。
5本全部向いた皮がこれ…、元の箱にうずたかく…です。
いっしょに「えんど(エンドウ豆)」も一緒に送ってきてくれたので、
明日はバサマのところと、わけわけします。
さて、この筍がついたために(それもドッしゃぶりの雨の中)、
羽裏を見ようとしていたのが中断してしまいました…というわけだったんです。
中断していた羽裏…というのは、これから作ってもらう羽織に使うのを、
あれこれだして迷っていた…ということなんです。
江戸小紋の「万筋」柄、色は「紅鳶」いや、もちっとしぶかったかな…、
キオクが定かでない…情けなや…とりあえずシブくて濃いローズピンク系です。
着物にしようかずーっと迷って置いてあったのですが、
小紋で着るにはちとハデめ、なら羽織に…と決まったのですが、
さて羽裏がない。いや、お店にはあるんですがどーもねぇ…。
お店のおかみさんに最初から「とんぼちゃんの好みのはないわよ」と
先に言われてしまった。すいませんね、ヘンクツで…。
それで、手持ちの羽裏から選んでということになったわけです。
男物でもテキトウにやるからかまわない、というので、
さてどれにするかと出してきたのですが、
迷っているうちに「筍」…になってしまったわけで。
さて、どれにするか、私は「キセル」を使いたいんですが、ちょっとシミがねぇ。
シミ抜きしたらかかるしなぁ…と、こころは揺れ動く…。
候補の4枚はこれです。いずれも一度アップ済み、だと思います。
一番下のは男物、選挙が近いからってわけでもないんですけどね。
心の中で「てんし・とんぼ」が言うんです。
「いーのか?売るんじゃなかったのか?
売り物に手を出すとは、罪が重いぞよ、ほんとにいーのか?」
ジャジャーン!「あくま・とんぼ」登場!「いーんだってぱぁ一枚くらい!」
と、この言葉を年に何回言うか…。ごめんなしゃ~~い。
やっぱ「きせる」かなぁ(ダメだこりゃ)
結局そちらに手を取られたと…。
それだけのことなんですけどね、とりあえず羽裏のお話しは後にして…。
届いたのは「淡竹」、この前きてくれたいとこかが送ってくれました。
「淡竹(はちく)」と言うのは、孟宗竹の筍のあとが旬。
孟宗竹と違って、地上に出てびょお~んと伸びたところを採ります。
ちょっと細めのスマートな筍、味はなんといいますかねぇ、
筍の味ってうまく言えないんですけど、柔らかい味…かなぁ。
やっぱり孟宗竹とは違いまして、バサマなどはこっちびいきです。
淡竹はほそくてしなやかなので「茶筅」を作るのに使われるそうです。
今年は天候不順でデキが遅いし、よくないとのことでした。
確かに毎年のよりちと小さいし、2本は中の先の方がちょっと黒かったり
いつもよりデキは落ちました。
それでもありがたいものですね。明日は筍とえんどの味噌汁が食べられるぅ!
写真のものくらいのを5本送ってくれまして、とりあえず写真を撮ろうと、
一本ザザッと皮をむきました。減っちゃうんですよねぇ筍って。
むくのもなかなか…採れたてならそのままてんぷらってのが一番おいしいのですが
それは京都でのこと、とにかく一刻も早くゆでないと…。
本当は皮ごとってのがいいんですが、ウチにゃそんなにでかいなべも
ついでに時間もない…むいちゃってからゆでました。
5本全部向いた皮がこれ…、元の箱にうずたかく…です。
いっしょに「えんど(エンドウ豆)」も一緒に送ってきてくれたので、
明日はバサマのところと、わけわけします。
さて、この筍がついたために(それもドッしゃぶりの雨の中)、
羽裏を見ようとしていたのが中断してしまいました…というわけだったんです。
中断していた羽裏…というのは、これから作ってもらう羽織に使うのを、
あれこれだして迷っていた…ということなんです。
江戸小紋の「万筋」柄、色は「紅鳶」いや、もちっとしぶかったかな…、
キオクが定かでない…情けなや…とりあえずシブくて濃いローズピンク系です。
着物にしようかずーっと迷って置いてあったのですが、
小紋で着るにはちとハデめ、なら羽織に…と決まったのですが、
さて羽裏がない。いや、お店にはあるんですがどーもねぇ…。
お店のおかみさんに最初から「とんぼちゃんの好みのはないわよ」と
先に言われてしまった。すいませんね、ヘンクツで…。
それで、手持ちの羽裏から選んでということになったわけです。
男物でもテキトウにやるからかまわない、というので、
さてどれにするかと出してきたのですが、
迷っているうちに「筍」…になってしまったわけで。
さて、どれにするか、私は「キセル」を使いたいんですが、ちょっとシミがねぇ。
シミ抜きしたらかかるしなぁ…と、こころは揺れ動く…。
候補の4枚はこれです。いずれも一度アップ済み、だと思います。
一番下のは男物、選挙が近いからってわけでもないんですけどね。
心の中で「てんし・とんぼ」が言うんです。
「いーのか?売るんじゃなかったのか?
売り物に手を出すとは、罪が重いぞよ、ほんとにいーのか?」
ジャジャーン!「あくま・とんぼ」登場!「いーんだってぱぁ一枚くらい!」
と、この言葉を年に何回言うか…。ごめんなしゃ~~い。
やっぱ「きせる」かなぁ(ダメだこりゃ)
私はえんどう豆と一緒に煮て卵とじが好きです。
ところでいつも竹の子とえんどう豆のお味噌汁と
拝見するのですが、まだ一度も口にした事がなくて
先日もお友達に「竹の子とえんどう豆のお味噌汁って
する?」って聞いたんですけどお友達も「エエッ~、
70年以上生きているけれど一度もないわ」と言っておられました。郷土料理なんでしょうか。
季節の食材、それも好物なら尚更送って下さるのは
嬉しい事ですね。
キセル柄いいですね~。
羽裏に凝って羽織を作られるなんてさすが、江戸っ子ですね。
郷土料理というより「母の実家の味」ですかね。
小さいときから食べていたそうですよ。
母はどちらかというと「お澄まし」の方が、
好きなんですがこれだけは味噌汁です。
たけのことエンドウの炊き合わせも好きですよ。
母の場合は「油揚げ」が入ります。
これもたぶん実家の味でしょうね。
みそしるの場合は、うす~く切って入れます。
陽花さま~私は「ハマっこ」です~。
かなり古いものなんでしょうね。
私のなんかは、昭和のものばかりでごく普通です。
たくさんのタケノコおおおお!
大好物だw。
おおおお!(こればっか。。。)
羽裏!
真ん中のは、私好みの動物たち。
欲しい。。。
その下は、ややや。。。蜘蛛の巣に蝶々やとんぼの虫たちがぁ~捕まってるw。
ちょっと残酷のよ~な。
これも欲しい。。。
まるでネット通販見ている気になってきたw。
古着屋での羽裏チェックは要注意。
しか~し、何に使うか目的ないのに欲しい。
そんなものがいっぱいガラクタ箱に眠ってます。
間違ってたらごめんなさい。
この羽裏は、ほとんど昭和20年代と思われます。
黄色とくもの巣は、戦後すぐかなーというところ。
ウラに凝ったのは、庶民が「贅沢するな」と、
表にお金をかけることを、アレコレ押さえられた
その名残みたいなものですから、
自由な風潮がひろまった戦後は、
ウラに凝ることはなくなったんですね。
それと、あまり着物をきなくなったせいで、
こういうちょっとかわったものより、
万人向けの、おとなしいものが主流になったんです。
青め猫様
くもの巣に虫が一杯…と言うのは、たとえば
料亭の女将さんとか芸者さんが、
「いいお客が一杯捕まえられますように」の
縁起担ぎといわれています。
あたしはいったい、何をつかまえよーってんでしょ!
羽裏は、別のものと合わせて「洋物」にする人が
多いようですね。私も羽織そのままひっくり返した
コートを持ってます。
あとはブウスとか、インテリア系とかね。
小紋柄なら、パッチワークにも使えますよ。
筍は皮がハンパじゃないですから、
できれば生ゴミの前日を“お届け指定日”
にしていただきたいものですね~。
もう、堪能なさったのかしらん。
洋服でも、本当にお洒落な人は、裏地に凝るんです。
洋裁学校の級友に、元スチュワーデスさんがいたのですが、
いつも特に裏地にお金をかけていましたね。
もう30年も前ですが、ディオールやサンローランの
スカーフを何枚も用意して、ジャケットやコートの
裏に仕立ててました。
きっと表地よりうんと高かったと思います。
でも、素敵でした~!
そーなんです、淡竹の味噌汁を
ずずーっとすすりながら、
ひろげた羽織を見ておりました。ははは。
ちなみに、ゴミだし日の前々日でして「皮の山」は
ずっと玄関先に鎮座ましましてしておりました。
裏地にこるのは、だれかに見せるためではなく、
自分だけの自己満足の世界なんですが、
やめられまへんなぁ…。
ドキッとするようなウラのついた羽織を
手に入れると「どんな人が着てたんだろ」って、
想像するんです。カオもわからないけれど、
その人が「このよさわかってくれるアンタになら、
譲れるよ」って言ってくれてるようで…。
これもまた自己満足なんですけどね。
羽裏というのは裏地・・ということですよね。全くの素人がしゃしゃり出る場面ではないのかもしれませんが、私も一目見てキセルがなんとなくいいな~と感じました。昔の粋を心得た芸人さん等が楽屋で羽織ったりしていると似合いそうですね。
味噌汁には、柔らかい先の方はもったいない?ので
そこは炊き合わせなどに使い、
根に近い太いところを
薄切りにしていれるんですよ。
キセル、粋ですよね。
白いだけにシミが目立つのですが、
少し薄くしてもらう程度で、
「アンティークもの」という意識で、
つけてみようと思っています。