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ねことばあちゃん

2019-03-13 22:23:47 | 日記

プロレスラーのザ・デストロイヤーさんが他界した同じ日に

私の親父が逝きました。

昭和7年生まれ

西暦で言うと1932年だから87歳で数えで言うと88歳です。

 

・・・・・・・・

それは、一本の電話から・・・

めったに電話して来ない兄貴から金曜日の昼過ぎにスマホの画面に着信名・・・

 

多くを語る事無く「分かったよ」

気持ちの準備は出来ていたので、淡々と仕事の引継ぎを行い帰省の準備・・・

新幹線で向かっても最終列車に間に合わない

車・・・飛ばして12時間 これは無茶と言うやつなので無し

やっぱ遠いです。

飛行機とレンタカーと宿の予約を終わらせたのが夜の8時

結局、通夜の午後に到着して親父に再会・・・・

田舎ならではの、自宅葬儀(本人の希望らしい)

「父ちゃん、俺だよ 良かったね やっと迎えに来てもらったね」

傷心、と言う気持ちは無く

ただただ、来る時が来たと言う気持ちです。

大変だったのは、私の家内です。

結婚式以来に会う親戚に戸惑いながら弔問客の出迎えや雑用の手伝いをしています。

有難い事に、うちの身内女性(おごじょ)は男より強いので指示が的確です^^

 

その後、形式通りに式は進み

兄貴の親族代表の挨拶を聞いた時から、感情の扉が開いてしまい・・・

鼻水垂らして恥ずかしい姿をさらしてしまいましたよ・・・

 

骨拾いして

事務的な処理と今後の話をして、愛知へ帰宅したのが火曜日でした。

 

タイトルの「ねことばあちゃん」は母の事です。

 

通夜の日に隠居に住む母のもとへ行くと猫が居ました。

 

名前は 玉のり(三歳くらいかな?アメショーが入ってるかも)

ふと・・・岩合さんの映画「ねことじいちゃん」を思い出します・・・・

この子は親父が逝く日まで付き添っていたようで事態を理解したのか不安げに私たちを見上げてきます。

 

じいいちゃん逝っちゃったね

ばあちゃんの事を宜しくねと言う私

 

 

告別式の朝に母と「そろそろ時間だよ」と話すと 

母・「〇〇さんは何処へ行った?」と聞いてきます(親父の名前です)

痴呆では無いですが夢の中に居るようです

昨日の通夜の事を話すと夢と現実を理解したようで

わぁぁんと泣き出す母・・・

親不孝者の私です。

父ちゃん先に逝っちゃったよ

ちゃんと送ってあげようね

 

 

時は過ぎていき、猫が唯一の慰め

 

母・「私がしんだら玉のりが可哀想なので次は飼わない」

私・「大丈夫だよ沢山の猫の世話をしてね、母ちゃんが飼えなくなったら俺が飼うので心配ないよ」

出来もしない約束、いや出来るはず

でも、兄貴も居るし

なにより、田舎の猫は地域猫だから心配は無いと思う、

 

玉のり 母ちゃん頼むね

 

少し安心したのは、この子 賢い子だと感じた。

ケンカも強いらしいが、愛想が良いので連れて帰りたくなりました^^

 

 

 

 

 

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