23日、親しい人の祥月命日、お墓詣りしました。
多摩墓地は、黄葉が見事でした。文化の日で世は休日なのに、
墓参の人はまばら。なんだか淋しい気分になった。
墓地は静かで、心を和ませる。この世にいるの? あの世に?
感覚が麻痺しています。
墓前で時間はゆったりと流れ、通りすぎます。ようやく、後ろ髪を引かれながらも、意を決して、腰をあげます。帰り道、著名な人名やらを見つけては、名所旧跡を尋ねたずね、広い敷地をただうぶらぶら歩き続けながら、健康を意識します。常よりも何倍も歩きます。
紅葉も、枯れ葉を敷きつめた歩道も美しく、カメラも嬉しそう。
気がつくと、迷子になっています。不思議、親しい人の墓地だから、迷子になっても、不安はないものですね。あの世と
この世の混在したこの場所で、ずいぶん豊かに時をすごした。
西日に送られて、満ち足りた気分で、もうJR武蔵小金井駅のホームです。ごきげんよう。
年末、この地を尋ねる頃には、木枯らしか、雪の日でしょうか。
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