昔むかしの、市販の小さな土鍋と、 愛用の 自作の飯碗です。
飯椀は土は志野、釉薬は志野釉、灯油窯で焼いた飯碗です。
かの名陶芸家加藤唐九郎の茶碗にぞっこん参っていた
16.7年前、殊に”淡雪のごとき白”の 志野の白釉を夢見て焼いた作品です。
思いがけなくも 指跡を残した部分を”景色”と、今は容認しています。
~夢は現実 現実は夢~ ふと思い出すのは、《オーレリア》の作者、
ジェラール・ド・ネルヴァル。作品冒頭の [夢はもうひとつの生である]
と記す かの名句は わたしに 人生のありようとでも言えるほど、
強烈な思想を植え付けた、生き方の師です。
”火の娘たち”の 作品も、読み進み、進むうちに、
いよいよ 現実と夢の境を不要なものと、快適な気分で味わうこの頃、です。
独り暮らしにも慣れました。 かつて使っていた大きなガス炊飯器で炊く
ご飯は、食べきれなくて、ついつい冷凍庫に仕舞いっ放しの日々がずいぶん
続きました。賞味期限が気になると、もったいなくても、廃棄処分するしか
ありません。
ようやく 炊飯器も古くなったので、小さな土鍋で、ひとり二食分の
1カップを 炊いています。
食してみて、びっくり! ご飯がこんなに美味しいって、生まれて初めて知りまし
た。 もう、手放せません。食生活の流れが変わりそうです。ここ数日前から、
お昼を摂るようになりました。
おみそ汁も作るのが楽しくなりました。 レシピも、気分のいい時は、
いろいろ工夫します。
土鍋の ご飯の炊き方は、インターネットにしっかり教わりました。
インターネットって、情報の宝庫、わたしの無二の相談相手です。
♪ ~~~コード奏法の練習メモ~~~~♪
【 C の転回コードを完璧に覚えよ ! ]
こう走り書きしたメモを今朝、ドレッサーの下から拾いました。
日付は10月29日。
なつかしく、われながら愛おしくなって、C の転回形を何度も弾きました。
ちょうどあの頃・・・コードのお勉強を始めたのは・・・右手指のコード練習でした。
あの頃を思い出すうちに ついつい夢中に弾いています。 そうだ、
今日、 key in C の 3音構成のダイアトニック・コードの、
7個の転回形をマスターしたくなりました。
C, Dm、 Em、 F、 G、 Am、 Bm-5。
規則的な指の押さえ方で覚える練習を模索します。
白鍵だけのコード奏法なので、 指は 先ず 基本形を123、
第一転回を234、第二転回を124 と押さえます。
第二転回を124 にしたのは 個人的に なんとなく
押さえ損じがなさそうだから、というだけの理由ですが。
指に習慣的な形で覚えさせることを心がけました。
将来、指使いを変えるときが来れば、その時また考えることにします。
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この頃、サンマが非常に安くなりました。
もう そろそろ夕方、夕餉の時間です。
サンマをガスオーブンで 両面こんがり焼いて、8分。
サンマ専用の お手製の長皿に、近所の農家で買いたての
大根を 鬼おろしでゴリゴリ 粗めに たっぷりおろしました。
たっぷりの上にサンマを二尾 なかよく盛り付けました。
二尾の隙間にヤマサの有機しょうゆを 小さじ二杯 ちょろちょろ
垂らして、味付けおしまい。
こんがりサンマの上に、観賞用に育ててある鉢植えの
バジルの緑色を 五,六枚 ちょきちょき剪定して、そっと飾ると、
ひとりのディナーは豪華そのもの…
今夜の飲みものは ラパッツァの甘ぁいカフェオレ。 そして
泡盛は、人肌のお湯割り。
BGMは 大好きな坂本龍一氏のピアノ ♪ ここ ♪