ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

職場の人間関係改善コミュニケーション術とは

2015-06-13 | ともこレポーターによる記事
「介護に笑顔を」という題名で、私の勤務先の施設内でのセミナーをしたのは、4月のことでした。副題は、職場の人間関係改善・・・。講師の佐藤先生のお考えあっての二回に分けての開催でした。一番聞いて欲しかった上司は一回目は出張で不在・・・。

佐藤先生はコーチングの研究をされてきておられ、子どもの中学校のPTA連合会の主催でも一講演があって参加していました。隣町で歯科医院も営まれています。

コミュニケーションの勉強ですが、最後にコミュニケーション術をいくら磨いてもそれだけではダメ。ただやり方をわかるだけでなく、いいコミュニケーションは相手に関心(興味)を持つことが大前提で、相手の良いところを見つけること。相手の話をよく聞く。相手の求めるものに応える。

こちらが言いたい事を沢山話しても、伝えられないのは、相手とのコミュニケーションがうまくいっていないから。それは、相手が何を伝えたいか聞いていないから。

聞く8割、話す2割でも、相手の話を充分聞いて、関係が成り立ってからなら、少し話すだけでこちらの話が入っていくとのこと。信頼関係が大事だと。

最も大切なこと、スタンス・・・優しさ、と人は違う、ということを理解すること、と。

介護現場のリーダーとリーダーシップ;自分を整えましょう。それができていないと、誠実に他者に向き合えませんね。――――――ここからだわ私の場合。

人を伸ばしている人たちの共通点は、相手に選ばせている、教えすぎず引き出す!良いところに着目、悪いところを直すことより、良いところを探すのがうまい。

さて、そこで、今一番良くしたいな、と思っている相手の良いところを20個、思い浮かべてみましょう!二回目までの宿題でした。

それから、“きちんと聞く”を訓練してみること、3ヶ月は努力してみなさいとのこと。
一回、講座を聞いてすぐコミュニケーション能力が上がるなんてありえないですよね。

それから、相手を褒める時には無理しない、その人の大切にしている価値観を理解して寄り添うだけでも十分とのこと。思ってもいないのに、褒め言葉を並べても、バレますと。それって、馬鹿にしていますよね、本当のところ。

二回目は、グループワークが中心で、お題を決めて、3人グループになって、順に話しをして、話を聞いて、と実践してみました。

口を挟まず、聞き出す相槌を返す。・・・難しいですね。私は聞いてもらってスッキリしたい人なので。

人の話を聞くと、この人ってこんなこと考えていたんだ、とか、意外な展開もありますね。

二回目のお題は、「整理整頓方法」。いっぱい話しちゃいました。私は聞くことより話すほうが好きで、聞いてくれた方、ありがとうございました。・・・こんな私が仕事では「傾聴」を出来ているのか、疑問です・・・。

一回目のグループワークのお題は、「300万円を3ヶ月で使い切る方法」!家族から離れて一人で使い切る計画でした。空想だけでも楽しかったです。若い子はおしゃれに使う、90代の方では、何にも欲しいものはないの、という言葉が・・・欲がなくなっていくんですね。
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