徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

無双の花

2014年11月28日 | 小説

書名   無双の花
著者   葉室 麟 
発行社 文藝春秋
発行年 2012年1月15日
頁数   261頁
価格   1,400円+税

島津勢の猛攻に耐え、駆けつけた秀吉に「その剛勇鎮西一」と誉め称えられた立花宗茂は、
九州探題大友家の元家臣であったが、秀吉によって筑後柳川十三万石の大名に取り立てられた。
関ケ原の戦いで西軍に加担した宗茂は浪人となったが、十数年後領地に戻れた唯一人の武将となった。
その半生を描く。



橘花抄

2014年11月27日 | 小説

書名   橘花抄
著者  葉室 麟 
発行社 新潮社
発行年 2010年10月20日
頁数   365頁
価格   1,800円+税

どんなに困難でも、自分に悔いなき道を歩む。他に歩む道などないのだから。
両親を亡くし、黒田藩で権勢を振う立花重根に引き取られた卯乃。
後添えにと望まれるが、父の自害への重根の関与を聞かされた卯乃は、懊悩のあまり失明してしまう。
前藩主の没後、粛清が始まった。
減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが、追及は苛烈だった。
藩主の命を受けて、重根と弟・峯均を密かに狙う隻腕の剣士・津田天馬。宮本武蔵の二天流と佐々木小次郎の巌流。倶に天を戴けぬ二流の対決の秋が迫る。

・「ひとは会うべきひとには、会えるものだと思います。
  たとえ、ともに歩むことができずとも、巡り会えただけで仕合せなのでしょうか」


「ありがとう」は あなたを変える言葉

2014年11月15日 | 言葉

書名   「ありがとう」は あなたを変える言葉
著者   福田 健 
発行社 潮出出版
発行年 2014年10月10日
頁数   237頁
価格   1,400円+税

・人は、「相手のためにしてあげたこと」はよく憶えている。
 一方、他人から「してもらったこと」は、なぜかすっかり忘れてしまう。

・人は不機嫌な状態だと気付かないうちに視野が狭まる。

四国八十八ヵ所つなぎ遍路

2014年11月14日 | 旅行

書名   四国八十八ヵ所つなぎ遍路
著者   家田 荘子 
発行社 KKベストセラーズ
発行年 2014年1月25日
頁数   454頁
価格   1,600円+税

お遍路とは足を一歩踏み出してその小さな一歩を積み重ねていくこと。
それが、人生を前向きに生きることにつながるのです。

・無理を通さず調整すること。
 諦める。中断する勇気を持つこと。

・小さくていいから一歩前に足を出すことが大切なのだ。


ビギナーのための電気Q&A

2014年11月10日 | 技術書

書名   ビギナーのための電気Q&A
著者   電気Q&A研究会 編 
発行社 Ohmsha
発行年 2013年10月20日
頁数   144頁
価格   1,905円+税

目次

第1章 基礎編(直流と交流の違い
電力と電力量の違い
力率って
kWとkVAの違い ほか)
第2章 実務編(実務の入門
電気の常識
実務事例
こんなときどうする ほか)


トコトンやさしい電気設備の本

2014年11月10日 | 技術書

書名   トコトンやさしい電気設備の本
著者   福田 遵 
発行社 日刊工業新聞社
発行年 2014年10月10日
頁数   159頁
価格   1,400円+税

目次

第1章 電気設備のための基礎知識
第2章 エネルギーを安定化させる手法
第3章 電気設備の動脈を形成する
第4章 施設環境を創出する設備
第5章 施設における神経系統を司る
第6章 危険や障害を回避する対策
第7章 長期に安全と快適を維持する考え方





1985年の奇跡

2014年11月10日 | 小説

書名   1985年の奇跡
著者   五十嵐 貴久 
発行社 双葉社
発行年 2003年7月25日
頁数   352頁
価格   1,700円+税

おニャン子に夢中だったあの頃。僕らの弱小高校野球部にスゴイ奴がやってきた!
『夕やけニャンニャン』を見ること以外何のヤル気もない僕らが、アイツのおかげでひょっとしたら甲子園に行けるかも!ってマジ!?―山あり谷あり、笑いあり涙ありでページをめくる手が止まらなくなる青春小説の傑作だ。


・ベストをつくせば、負けたっていいじゃないか

だ゛いたい四国八十八ヵ所

2014年11月10日 | 旅行

書名   だいたい四国八十八ヵ所
著者   宮田 珠己 
発行社 本の雑誌社
発行年 2011年1月25日
頁数   310頁
価格   1,600円+税

特に神妙な動機は何もなく、一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)。
いっぱい歩きたい、という理由ではじめた四国へんろの旅。
次々とできるマメの痛みや避けられない台風、たくさんの難所に悩まされつつも、とにかく歩いた合計六十四日間。自転車でしまなみ海道を渡ったり、カヌーで川を下ったり、信心薄め、観光&寄り道し放題の、タマキング流「非・本格派」へんろ旅の全記録。

・何のために、なんて考えていると、旅はいつまでたっても始まらない。
 意味を考える前に計画を立て、結論が出る前に出発してしまう。
 これが大切である。

・先のばししているうちに結局やらないまま時だけが過ぎていくというのは、人生においてよくある展開である。

・何事もやってから、だんだん面白くなるのであって、やる前は、どんなことでも面倒くさいに決まっている。

・正しいことでも、それを指摘するのは野暮だろう。

・人は充実の中にあるとき、なぜこうなったかとか、そんなことはいちいち問わないものだ。



紫匂う

2014年11月10日 | 小説

書名   紫匂う
著者   葉室 麟
発行社 講談社
発行年 2014年4月16日
頁数   300頁
価格   1,674円+税

心極流の達人ながら、凡庸な勤めに留まる蔵太。
二人の子供とともに穏やかに暮らす、その妻・澪。藩校の秀才と謳われ、側用人にまで出世した笙平。
澪と笙平は、かつて一度だけ契りをかわした仲だった。
黒島藩を揺るがす政争の嵐の中、三人の想いは交錯する…。
日本人の心が紡ぐ、美しく、哀しき恋。

・やってみれば道はおのずから開けるものだろう。

・そのたに関わるすべての者にとって、そなたの命は大切じゃ。

・剣法<一息の抜き>という教え
 何事も追いつめてはならぬ。

・ひとは得てして思い違いをするものだ。

・子は親の鏡

・ひとは追い求めるものには必ず行き会えるものだ。