30回を数える神楽共演会、その記念すべき第1回に出演したのは13団体。
その中で共演会のみならず、遠野まつり、各地域の例祭を含め、見る事が叶わなくなったのは、
柏崎、迷岡、駒木の三団体です。これらの復活は、おそらく難しいでしょう。
私自身、この中で映像でも見たことがないのは柏崎神楽、もしかすると
図書館・博物館、あるいは教育委員会には、動画が保管されているかもしれません。
眠ったままでは保管の意味もなくなるので、一般人も見られるようになれば、
休眠しても復活する際、大いに役立つと思うのですが。
と、つぶやきつつ、其の参です。
8番目は八幡神楽さんです。
山ノ神舞
この山ノ神舞を得意としていた会員が抜けてから、しばらく演じられなかった舞です。
今は動画も見ながら自主練習もしていると云う若手が加わり、心強い限りです。
あと一人でも二人でも加われば、舞の数も増やせると思うのですが、
これは、どこの団体も同じ課題ですね!
板沢獅子踊りには、中学の頃から練習に釜石から通ってきていた方がいました。
男女の区別なく、地域、町、市の枠を超えて参加したい人が参加できる態勢が
急務かもしれません。
9番目は石上神楽さん
五穀舞です。
この共演会では何度か演じているようですが、大出早池峰系では滅多に見られません。
大迫の早池峰神楽では前半のネリ部分は荒々しく舞いますが、大出系では、それほどでもなく、
これについては、大出早池峯神社宵宮で行う神楽の舞台が狭いせいだと思っています。
その舞台に合わせた舞に変化してきているからだろうと。
神楽では様々な衣装・道具などを見につけて舞うので、時折、アクシデントが起こります。
そのまま続行する場合もあれば、きとんと直す時間をとって再開する場合もあります。
そんな中、石上では鈴木会長の軽妙な語りで、笑いに変えてしまいました。
そんな石上に強力な助っ人が入ったようで、これからが楽しみです。
10番目、大出早池峰神楽さん
三組による鞍馬天狗
おそらく大出早池峯神社宵宮か遠野まつりでは、このバージョンが見られるかもしません。笑
舞いに益々磨きが、かかってきた感じの仮称Dちゃん
仲間と一緒の熱演に会場から大きな拍手が寄せられていました。
八幡神楽さんは松崎町の新年会と重なったりしていたので、6年ぶりぐらいでしょうか。
インフルエンザに新型コロナにと、まだまだ油断できない雰囲気なので、気を付けて下さい。