26日(日)は土淵町水光園の芸能館にて、第30回遠野郷神楽共演会でした。
前日まで主要道路には雪が全くなかったのに、当日の朝、あれよあれよと云う間に雪景色。
自宅はそのままに、拙案内所の駐車場廻りの雪かきをして、会場入りです。
午前10時少し前、外では八幡神楽さんの法螺の音で、開会をお知らせです。
舞台には権現様が11柱、当日の次第には参加団体は13とありましたが、
諸般の事情で2団体欠席になりました。
鱒沢神楽さんの打ち鳴らしの後、来賓の祝辞、そして遠野郷神楽保存推進協議会の会長の
挨拶となり、
一番目は鱒沢神楽さんでスタート
鳥舞
新型コロナ前はミニ八幡舞のコンビだったり、都度、新しい人が入ると相手を変えながら
伝えている鳥舞
ここのところは、この二人です。
私の足元が賑やかだなあと思ったら、子供達が声援を送っていました。
お父さんが舞っているようです。ほんわかして良いですね~!
2番目は外山神楽さん
次第で塚沢神楽さんになっていましたが、数日前には出ると直接聞いていたので
きっと残念に思っていたことでしょう。
思い出すと何年か前はインフルエンザで出られなくなったこともありましたね!笑
三番叟です。
この男の子、来年あたりには一人で踊るようになっているかもしれません。
この日の外山の応援団は、いっぱいで、中には神楽のことを調べている方も一緒で、
鳥舞では、なぜ女性の着物を着て舞うのか?などと質問しているのが聞こえました。
なぜ、なんでしょう?
お嫁さんが安産になるよう、着物を着てもらうという話は聞いたことがあります。
本当はどうなんでしょう?
雄雌の鶏に扮しているのだから、男女別々の着物でも良さそうですが・・・。
三番目は、平倉神楽さん
山の神舞
次第どおりであれば、一番鳥舞、二番に塚沢さんの翁舞、三番目は三番叟となる予定でした。
と云うことで、前半から飛ばします!
一週間前には平倉の師匠神楽である石鳩岡神楽さんの舞い初めで、
会長自らの山の神舞でした。
舞う人の芸歴、年齢によっても舞の雰囲気は変わります。
今回は、平倉では若手?になります。
ステージ上と云う事もあり、息づかいまでは聞こえませんでしたが、
冷静に舞っていました。
遠野には早池峰系と云っても附馬牛町の大出早池峰系と、大迫町の岳流、大償流の神楽があり、
その他に遠野市内の山伏から伝えれた山伏系の神楽があります。
この共演会では、その違いによる面白さが堪能できる良い機会となります。
私はいたって元気です。
神楽行事で忙しい日々が続いているのである意味休息となった次第です。YouTubeで当日の内容確認しました。釜石の方々も来られ東和町の方々も来られさぞ賑やかだったのだろうと思いました。
お会いできず残念でした。遠野まつりを除くと、こうして市内の神楽関係者が一堂に会するのは、この日だけなので、いい時間を過ごすことができました。
釜石の方々の声援もあり、楽しかったです。