秋風が身にしみる。
僕は気がつく、今頃に。
夏が過ぎ、
思い上がった季節の後に。
僕には、友も、両親も、
恋人も、僕の傍には、いない。
誰も守るものが無い代わりに
守ってくれるものも無い。
渇いた風は、僕を丸裸にする。
衣服も、肉体も、骨さえも。
そして、そこには何が残るのか
黒い灰か、汚れた魂か?
一人で居る幸せと
一人でしか居られない寂しさと、
それでも、非現実な居場所を求めている
哀れな自分
それでも、秋風に吹かれて
心を癒し、魂を癒し、
気を癒し、
黄昏をひれ伏して進む。
僕は気がつく、今頃に。
夏が過ぎ、
思い上がった季節の後に。
僕には、友も、両親も、
恋人も、僕の傍には、いない。
誰も守るものが無い代わりに
守ってくれるものも無い。
渇いた風は、僕を丸裸にする。
衣服も、肉体も、骨さえも。
そして、そこには何が残るのか
黒い灰か、汚れた魂か?
一人で居る幸せと
一人でしか居られない寂しさと、
それでも、非現実な居場所を求めている
哀れな自分
それでも、秋風に吹かれて
心を癒し、魂を癒し、
気を癒し、
黄昏をひれ伏して進む。