昨日、朝からチャッチャと仕事を終わらせ、向かう先は
ふる・・・ふる・・・ふる・・・・
う~~ん♪どうしようかなあ・・・。
ふる・・・田さんの『アカドクロ』も観たいけどなあ。両方今週で終わりだし~~~・・あ~~迷う♪迷う♪
・・と散々迷い、ふる・・いにかけ、結局・・・
『ふる・・あめりかに袖はぬらさじ』を梅田ピカデリーに観に行きました。
シネマ歌舞伎です。玉三郎さんです。
もんのすごい豪華出演者です!!驚き!驚愕でございます。
しかしっ(笑)最後まで、福助さんがわからなかった・・(涙)
弥十郎さんが、あの外国人だとは分からなかった。
七之助さん・・美しい・・・。なんか、もう、最高♪
そして、そして・・・『四月大歌舞伎』で号泣させていただいた
あのペアですよ♪『刺青奇偶』(いれずみちょうはん)の
ペアですよっ!玉三郎さん・・勘三郎さん・・・♪
も~~~思い出して・・・泣き・・にはならいないのよ。
今回のお話は・・・。結構笑えた・・また騙された。チラシ・・(笑)
『
ふるあめりかに袖はぬらさじ』
途中まで、これはミステリーなのかっ!?・・と思って観ていた
アホな私。だって、あの瓦版出したのだれなの?なんだもん。
でも、ここはどうでもよかったんですね。
「男の志」と「遊女亀遊への愛」を秤にかけたら、ちょっと
「男の志」が勝っちゃった藤吉。・・・を責めるお園さんの
シーンに泣けた。
どんなに好きでも、温度差ってあるんだよ・・仕方ないよ~~。
その辺で許してあげてください。・・と。
その後、そのお園さんも、亡き亀遊のあれやこれやを・・
あることないことを語って行く様になるのだが、それがばれた時・・
・・・ラストシーンですね。
一人お部屋に残るお園さん。
「全部嘘ではない」と一人啖呵を切りつつ・・・本当のラスト。
「嘘・・すべて嘘。本当はあの子は、ただ寂しかっただけ
哀しかっただけ・・・」(・・のようなセリフ)
・・・で、も~~~~~~~(涙)号泣でございました。
何が嘘で何が本当で、その本当に嘘を付け足しちゃってても
お園さんは、本当に本当の事、ちゃんと分かってたんですね(涙)
でも、その事実に向かい合うには時代が悪すぎる・・・という。
人間の微妙に弱い所を、人情にだけ流されては生きていけない・・って事を描いてある素晴らしい作品でした。
また、このお園さんを演じる玉三郎さんがとにかくステキっ!
踊られてる時より、私は大好きだ!!とにかく好きだ!
こういうの演じてらっしゃる玉三郎さん、好きだ~~!
ラストの後ろ姿なんてっ!ヨンさまより玉さま・・ですわよ。奥様。