
写真は福井鉄道の路線バス。神明駅で撮ったが、この後回送されるのか、福井市内の行先表示になっていた。このところ、路線バスは全体の運行本数が減った代わりに、「回送」表示のバスを良く見かける気がする。
さて話は変わるが、鯖江市では現在、コミュニティーバス(市内9路線)が運行されている。来年度より、路線数を11に増やし、朝夕の通勤・通学時間帯に運行を拡大するという趣旨が、27日付の地元紙に掲載された。これまでにも何度かルート変更、便数などの見直しが行われてきたが、今回はバス台数を今までの4台から(ジャンボタクシーなどを含めて)10台に増やすという。ただし、運行本数の増加に伴い市の負担が増えるため、運賃の見直し、広告の受け入れなどを行うほか、定期券の導入により利用者増加に努めるという。
コミュニティーバス自体は、4年ほど前から運行が開始されている。この間、市内では市東部の河和田地区の路線バスが廃止されたほか、全体の路線の運行本数も減った。かつては1時間に2~3本はあったという福武線も、今では全体で10本あるかないかの状態となっている。一方で、冬の期間には登下校にバスを利用する学生が少なくなく、市内の中学校ではそのためのバスを委託運行してもらっているそうだ。ただ、保護者の負担は大きく、コミュニティーバスの利用を希望する声は多いという。
ショッピングセンターや会社などが郊外に多い福井では、自家用車が不可欠な存在であり、公共交通機関の利用が少ない。しかし、車はないが通勤・通学で利用したい、冬季期間など特定の時期に利用したい、などの理由でバスなど公共交通機関を利用する人もそう少なくはないはずである。その点で、コミュニティーバスは路線バスの不足を補う、またはそれに代わる乗物としては十分利用できる。ただ、運行時間や路線形態がまだ定まっていないので、当面は、新年度の運行でどれだけ市民の足として利用しやすくなるか、それが問題となるだろう。
さて話は変わるが、鯖江市では現在、コミュニティーバス(市内9路線)が運行されている。来年度より、路線数を11に増やし、朝夕の通勤・通学時間帯に運行を拡大するという趣旨が、27日付の地元紙に掲載された。これまでにも何度かルート変更、便数などの見直しが行われてきたが、今回はバス台数を今までの4台から(ジャンボタクシーなどを含めて)10台に増やすという。ただし、運行本数の増加に伴い市の負担が増えるため、運賃の見直し、広告の受け入れなどを行うほか、定期券の導入により利用者増加に努めるという。
コミュニティーバス自体は、4年ほど前から運行が開始されている。この間、市内では市東部の河和田地区の路線バスが廃止されたほか、全体の路線の運行本数も減った。かつては1時間に2~3本はあったという福武線も、今では全体で10本あるかないかの状態となっている。一方で、冬の期間には登下校にバスを利用する学生が少なくなく、市内の中学校ではそのためのバスを委託運行してもらっているそうだ。ただ、保護者の負担は大きく、コミュニティーバスの利用を希望する声は多いという。
ショッピングセンターや会社などが郊外に多い福井では、自家用車が不可欠な存在であり、公共交通機関の利用が少ない。しかし、車はないが通勤・通学で利用したい、冬季期間など特定の時期に利用したい、などの理由でバスなど公共交通機関を利用する人もそう少なくはないはずである。その点で、コミュニティーバスは路線バスの不足を補う、またはそれに代わる乗物としては十分利用できる。ただ、運行時間や路線形態がまだ定まっていないので、当面は、新年度の運行でどれだけ市民の足として利用しやすくなるか、それが問題となるだろう。