今回宿泊したロイヤルナショナルホテル(Royal National Hotel)は、North館とSouth館からなる、巨大なホテルである。
South館にあるレセプション(Reception:受付)にて、まずは宿泊確認。すでに午後4時半を回ろうかという頃、受付には多くの客が手続きを行っていた。係員は6~7人ほどいたが、確認用のパソコンは3台ほどしかなく、立っているだけという感じの人もいた。
今回は自分と先生方とで同じ予約サイトを利用したので、先生の手助けも受けて予約を確認した上で、部屋のカードキーとホテル内の部屋割りの地図を受け取った。ホテルが広いため、地図には番号と最寄のエレベータに印を付けてもらった。
先生方とは部屋が違うため、ここでお別れ。お互いの部屋番号と連絡の仕方、明日以降の予定などを聞いて、それぞれの部屋に向かった。
地図に従い、さっそくエレベータに。イギリスでは1階はGround Floorと呼ばれ、2階はFirst Floor、3階はSecond Floor、…と呼ばれている。エレベータの表示ではそれぞれG,1,2,…と表されている。エレベータホールには4機のエレベータがあり、ボタンを押して先に下りてきたエレベータに乗った。中はやけに年季の入った金属製のボックス、といった感じだったろうか。日本のものとは違い、ゆっくりと扉が閉まった後、いつ動いたかが分からないくらいゆっくりと上昇(下降)、そして目的の階でもまたゆっくりと停止し、扉が開く。動いている間はいやにキィキィ音がするので思わず、落ちないか、と不安になった。なおエレベータがゆっくり動くのは、地下鉄のエレベータでも同じであった。
South館の最上階、7th floor(日本でいう8階)が、今回の宿泊する部屋のある階であった。部屋数が多いために案内板もホール付近のあちこちにあり、迷いそうになったが、5分ほどで指定された部屋を見つけた。
カードキーを挿して抜き(ちょっとコツがいる)、部屋に入った。すでに外は薄暗くなっており、夜が迫っていた。部屋の天井は日本のそれよりも高かった。
窓の外から見えた景色。部屋は表通りのウォーバーン・プレース(Woburn Place)の反対側、ベッドフォード・ウェイ(Bedford Way)に面しており、右手にブリティッシュ・テレコム・タワー(British Telecom Tower)、左手にクラシック調のビルが見えた。なお通りの向かい側はオフィスビルとなっており、窓際に立つとビル内の様子が見える(反対に、相手からもこちらの様子が見えることになる)。
はじめての外国のホテルなので、部屋の中を観察してみた。
部屋のドア。ノブ上に鍵をかけるレバーが付いているが、ノブを下げるとレバーも解除される。チェーンキーもなく、防犯性は低いか。なお滞在中はノブにかけてあるサインボードで、部屋掃除の有無を提示した。
ラジエータ。スチームが循環しており、左手にあるコックでON・OFFを調節する。冬のイギリスの必需品。
テーブル上の様子。インスタントの紅茶セットとミルク、古いポットが置かれていた。ポットには前の人が忘れたのだろうか、水が入ったままであった。
イギリスのコンセント(Outlet)。三つ又、50Hz、240V。最低限でも、専用コンセントが必要である。なお横のスイッチで電気のON・OFFをする。
ベッド。予備の枕が置かれていた。毛布もあったが、滞在中はラジエータだけで十分暖かかった。ベッド横には電話機があり、国際電話もかけられるが、日本への通話は3分で£6.00(1000円前後)かかる。なおベッドの反対にテレビがあり、滞在中はBBCニュース(8ch)などを見ていた。
所変わって、風呂場・トイレのある部屋。洗面台には薄いビニール袋に入った石鹸が2つ置かれていた。タオルも置かれていたが、乾燥機が古いのか、少しコゲ臭かった。また、洗面台横にはシェーバー用のコンセントが。三つ又ではなく、電圧も異なる。
バスタブとシャワー。シャワーは、えらく高いところに固定されている。コックで蛇口(熱湯と水)との切り替えができる。が、バスタブに入ったままで切り替えると、シャワーに残った水が先に垂れてくるので、3日目以降はカーテン越しにコックを切り替え、十分に出てから使用していた。なおシャンプー類はないため、事前に日本から持ち込んできた。
外も暗くなり、移動で疲れたので、今夜はホテル近くの店でサンドイッチとミネラルウォーターを買い、夕食とした。なお滞在中は、サンドイッチでの食事が大半となったが、日本のものと異なり、具材の種類が豊富、かつ大きい。さすがはサンドイッチ発祥の国。
夕食の後は荷物整理、シャワーを浴びるなどし、午後11時半ごろに就寝。とにかく、その日は疲れた。
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South館にあるレセプション(Reception:受付)にて、まずは宿泊確認。すでに午後4時半を回ろうかという頃、受付には多くの客が手続きを行っていた。係員は6~7人ほどいたが、確認用のパソコンは3台ほどしかなく、立っているだけという感じの人もいた。
今回は自分と先生方とで同じ予約サイトを利用したので、先生の手助けも受けて予約を確認した上で、部屋のカードキーとホテル内の部屋割りの地図を受け取った。ホテルが広いため、地図には番号と最寄のエレベータに印を付けてもらった。
先生方とは部屋が違うため、ここでお別れ。お互いの部屋番号と連絡の仕方、明日以降の予定などを聞いて、それぞれの部屋に向かった。
地図に従い、さっそくエレベータに。イギリスでは1階はGround Floorと呼ばれ、2階はFirst Floor、3階はSecond Floor、…と呼ばれている。エレベータの表示ではそれぞれG,1,2,…と表されている。エレベータホールには4機のエレベータがあり、ボタンを押して先に下りてきたエレベータに乗った。中はやけに年季の入った金属製のボックス、といった感じだったろうか。日本のものとは違い、ゆっくりと扉が閉まった後、いつ動いたかが分からないくらいゆっくりと上昇(下降)、そして目的の階でもまたゆっくりと停止し、扉が開く。動いている間はいやにキィキィ音がするので思わず、落ちないか、と不安になった。なおエレベータがゆっくり動くのは、地下鉄のエレベータでも同じであった。
South館の最上階、7th floor(日本でいう8階)が、今回の宿泊する部屋のある階であった。部屋数が多いために案内板もホール付近のあちこちにあり、迷いそうになったが、5分ほどで指定された部屋を見つけた。
カードキーを挿して抜き(ちょっとコツがいる)、部屋に入った。すでに外は薄暗くなっており、夜が迫っていた。部屋の天井は日本のそれよりも高かった。
窓の外から見えた景色。部屋は表通りのウォーバーン・プレース(Woburn Place)の反対側、ベッドフォード・ウェイ(Bedford Way)に面しており、右手にブリティッシュ・テレコム・タワー(British Telecom Tower)、左手にクラシック調のビルが見えた。なお通りの向かい側はオフィスビルとなっており、窓際に立つとビル内の様子が見える(反対に、相手からもこちらの様子が見えることになる)。
はじめての外国のホテルなので、部屋の中を観察してみた。
部屋のドア。ノブ上に鍵をかけるレバーが付いているが、ノブを下げるとレバーも解除される。チェーンキーもなく、防犯性は低いか。なお滞在中はノブにかけてあるサインボードで、部屋掃除の有無を提示した。
ラジエータ。スチームが循環しており、左手にあるコックでON・OFFを調節する。冬のイギリスの必需品。
テーブル上の様子。インスタントの紅茶セットとミルク、古いポットが置かれていた。ポットには前の人が忘れたのだろうか、水が入ったままであった。
イギリスのコンセント(Outlet)。三つ又、50Hz、240V。最低限でも、専用コンセントが必要である。なお横のスイッチで電気のON・OFFをする。
ベッド。予備の枕が置かれていた。毛布もあったが、滞在中はラジエータだけで十分暖かかった。ベッド横には電話機があり、国際電話もかけられるが、日本への通話は3分で£6.00(1000円前後)かかる。なおベッドの反対にテレビがあり、滞在中はBBCニュース(8ch)などを見ていた。
所変わって、風呂場・トイレのある部屋。洗面台には薄いビニール袋に入った石鹸が2つ置かれていた。タオルも置かれていたが、乾燥機が古いのか、少しコゲ臭かった。また、洗面台横にはシェーバー用のコンセントが。三つ又ではなく、電圧も異なる。
バスタブとシャワー。シャワーは、えらく高いところに固定されている。コックで蛇口(熱湯と水)との切り替えができる。が、バスタブに入ったままで切り替えると、シャワーに残った水が先に垂れてくるので、3日目以降はカーテン越しにコックを切り替え、十分に出てから使用していた。なおシャンプー類はないため、事前に日本から持ち込んできた。
外も暗くなり、移動で疲れたので、今夜はホテル近くの店でサンドイッチとミネラルウォーターを買い、夕食とした。なお滞在中は、サンドイッチでの食事が大半となったが、日本のものと異なり、具材の種類が豊富、かつ大きい。さすがはサンドイッチ発祥の国。
夕食の後は荷物整理、シャワーを浴びるなどし、午後11時半ごろに就寝。とにかく、その日は疲れた。
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