役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

普天間基地関連の報道に思うこと

2010年03月26日 02時05分59秒 | Weblog
今日のニュース番組で
普天間基地の移設問題の
政府の方針が固まってきたとの報道がありました。

はっきり聞いていたわけでないので
完全に覚えていませんが、
どうやら
現在の普天間基地の機能の
50パーセント程度の割合を
鹿児島に移して
さらに辺野古沖に小さい基地を作るということで
アメリカに納得してもらうという案らしい。

この案には驚ろきました。
まさかこんな案が出てくるとは思いませんでした。

この案には欠陥があります。

それはアメリカが
何故沖縄にこだわるかということなんです。

沖縄に基地があることに意義があるのです。
中国や北朝鮮ほかアジア諸国に近い
アメリカの軍事拠点であるという意味合いが
彼らにとって一番重要なことなのです。

アメリカのは4軍隊があり
陸・海・空・海兵隊とあります。
その中でも
沖縄には有事のときに
上陸作戦で一番先陣を切る海兵隊部隊があるのです。

そんな基地を
彼らにとって
好立地の沖縄から機能を分散して
別の場所に移すとなると
猛反発を食らうはずです。

今後、この問題は
沖縄だけの問題ではなくなる可能性があります。

70年代80年代の貿易摩擦で
アメリカが強硬手段に出てきたように
今後、経済制裁、
例えば牛肉の輸入制限をしたり
値を10倍にするとか・・・・
穀物も同様にしてきたりとか・・・。

もっと別の手段で報復してきたり・・・
例えば、
イルカを食べる非人道的食習慣とか批難したり
サメやマグロ、クジラの捕獲を全面禁止へ
圧力をかけてきたり・・・。

また、安保体制の見直し他、
有事の場合、
アメリカが日本を守るという体制を
放棄する方向に持っていくと圧力を掛けるかもしれません。

基地問題ほか
軍隊とか武装とか
治安部隊とか
徴兵制とか
いろいろな面で
憲法改正を含めて
現行の安保体制では
そろそろ破綻が出てきているような気がします。

良い機会です。
こういった外交問題すべてひっくるめて
早急に対策を打たないとダメな時期に来ていると思います。

政府が出来ないのなら
最終的には国民投票でけりをつけて
賛否両論マスコミも巻き込んで
国民すべてが大論争すればいいと思います。

あくまで個人的な意見です。

世の中、話し合いですべてが解決するはずがない。
そう思います。
畏怖の念と敬意がなければ人は従いません。
ある程度の武器は必要です。
武器・・・言葉やペン、知識他もちろん弾薬も含みます。

平和な日本でも
警官は拳銃と警棒を所持しています。
すべて話し合いで解決できないことは
実は誰もがわかっていることだと思います。

これからの我が国の方向性を論議することは
とても重要なことだと思います。

戦争の準備をしろと言っているのでは
絶対にありません。
1900年代初頭の治安維持法など
最悪な法律です。
あくまで平和的解決が一番です。
ただ、ある程度の武器の携帯は必要なことだと
言っているのです。

そして経済大国日本として
自立した国として
世界に通じる国になってほしいのです。

ただ・・・・、
現状を見ていると
普天間基地の問題は
「対岸の火事」くらいの感覚の政治家が
多いような気がします。
本土の国民もそうです。
きっと・・・
「大きな問題と言われても
 自分の人生で
 別に今まで何の不都合もいなかったけど・・・」
そんな声が聞こえてくる感じです。

なんでしょうね、
この緊張感のなさは・・・。
大きな顔したおっさん政治家は
今日も
のうのうと小馬鹿にしたような話し方で
インタビューに答えていました。
「小泉劇場総選挙で郵政民営化は
 国民が賛成したため
 官から民へと移行した。
 選挙で結果が出たはず」
聞いたとき「??」そんな感想でした・・・。

予算が成立したのは良いことですが・・・

あるアンケートの結果では
子供手当のばらまきより
保育園に子供を預けたい待機児童の数を減らす施策を
出してほしいとの意見が
子育て世代の半数をしめたように
政府の対応が
なぜか
ピントがずれてきているような気がしてなりません。

さて今後どうなるか・・・

。。。。。

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