今日も、司法修習生対象の法廷弁護技術の研修で講師をしてきました。
そして、昼からは、修習生と一緒に大阪弁護士会の信岡登紫子弁護士の講演を聴きました。
あこがれの女性弁護士です。
信岡弁護士は、厚生労働省村木厚子さんの無罪判決を獲得した弁護団のおひとりです。
講演では、村木さんとの交流や、DV被害に遭っていた妻が夫を銃殺した事件の話、
示談交渉の心構え、さらには、弁護士事務所の売り上げや経費、着手金・報酬の話まで、
ためになるだけでなく、とてもおもしろいぶっちゃけ話を聞かせていただきました。
とてもブログには書けません。
そして、「ウソをついたことのない人間はいない」と、
出来の悪い人間に対する共感が必要と訴えられました。
刑事弁護に関わる人間は、心に染み込ませておくべき言葉だと思います。
信岡先生のような弁護士が先におられると、とても心強く感じます。
勇気と元気をもらいました。
ところで・・・・
私は数年前に始めて信岡先生と言葉を交わしたのですが、そのとき、
初対面でいきなり「あんた、不動産やみたいやね。」と言われたことが、今でも忘れられません。
( お互い酔っぱらってました。 )