京都テルサ(京都市南区東九条)で開催された
「京都ヒューマンフェスタ2012」 というイベントに参加してきました。
メインゲストは、タレントの安田美沙子さん。京都出身なんですね。
私も、京都府の人権擁護委員として、人権相談コーナーを担当してきました。
残念ながら人権相談コーナーは閑古鳥が鳴いていましたが、イベントには多くの家族連れやお年寄り、中高校生などが訪れ、大賑わいでした。
京都工芸繊維大学が、高齢者が障がいのある人の疑似体験を出来るユニバーサルデザインコーナーを出していて、高校生がいろいろなグッズを使って、障がいを疑似体験をしていました。
福島県を応援するための福島県コーナーもあり、喜多方ラーメン、銘菓「ままどおる」、薄皮まんじゅうなどの特産品が販売されていました。私も、「福島 桃の恵み」という桃果汁100%のジュースをいただきました。
おみやげには、障がい者支援施設である「京都市だいご学園」のみなさんが販売されていたドーナツを買って帰りました。
イベントでは、犯罪や交通事故などによって生命を奪われた犠牲者が主役の「生命のメッセージ展」も開催されていました。
犠牲者が亡くなったときと同じ背の高さの人型パネルと靴が展示され、遺族からのメッセージが添えられていました。
すべての犠牲者が誰かに愛され、誰かを愛した、かけがえのない生身の存在だったのだということが伝わります。
報道や裁判で接する被害者はみな、そうしたかけがえのない人だったということを、弁護士も忘れてはいけないと思いました。