6/17 京都産業大学法科大学院で開催されたNITA法廷弁護研修プログラムに参加しました。
(主催:PSIMコンソーシアム、名大法学研究科・法科大学院)
アメリカの弁護士等の教育機関NITAの教授2名による、刑事裁判の弁護技術に関するレクチャ
ーです。
陪審員(裁判員)を説得するためには、証拠に裏付けられるストーリーを示さなければならない。
良いストーリーは3つのセオリーを押さえている。
1 法的セオリー (Legal theory) : 法律要件
2 事実のセオリー(Factual theory) : 法的セオリーを満たす事実
3 説得のセオリー(Persuasive theory) : 公平さ、正当性、正義があること
そして、主尋問と反対尋問の技術を教えてもらいました。
受講生として、教授陣と議論と実演を繰り返しながら、有意義な研修になりました。
弁護士になって14年、弁護士相手に弁護技術を教える立場にもなって、何でもわかっているつも
りでしたが、まだまだ、学ぶことはたくさんありました。
日々研鑽です。 とても疲れましたが、貴重な経験をできました。
いつかアメリカに行って学びたい。
Peter T. Hoffman 教授と。
Sandra L. Jhonson教授と。
お二人の先生方には、共同執筆した
「入門・法廷戦略」を贈呈しました。
NITAにも誰か日本語を訳せる人がいて、
読んでくれますように。