日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

山茶花を 旅人に見する 伏見かな

2017年12月11日 | 冬の花


師走を迎え、寒い日が続いていますね。
お風邪など召されませんよう、体調にお気をつけてお過ごしくださいね♡

夕方、近所の公園を通りかかりましたら山茶花(さざんか)が満開でした。
日が暮れかけていたのですが、とても綺麗で癒されました。

日本原産の山茶花は、昔から人々を楽しませてくれていたようです。

「山茶花を 旅人に見する 伏見かな」

江戸時代を代表する俳人・浮世草子作家「井原 西鶴 (いはら さいかく)」が詠んだ句です。

◎伏見(ふしみ)→京都・伏見

冬の季語として親しまれている山茶花は、晩秋から初冬にかけて咲きはじめます。
花期が長く、お正月を過ぎても楽しませてくれます。

花の少ない季節、遠方から京都へ来られた人々を、
山茶花が「おもてなし」してくれていたようですね♡
コメント
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