日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

物陰や 百日草の 今も咲く

2020年09月10日 | 夏の花


9月になり、厳しい暑さも少しずつ和らいできました。
夏疲れが出ませんように・・・どうぞ体調にお気をつけてお過ごしくださいね。

画像は、親戚のお庭の片隅に咲いていた百日草(ひゃくにちそう)です。
長年にわたり毎年同じ場所に、こぼれ種で咲き続けているそうです。

「芽が出てから、何色のお花が咲くのかなぁ。・・・
咲いてくれるまで花の色は、わからないけれど、
不思議なことに、いつも色とりどりに咲いてくれるのよ。」と
笑顔でおっしゃっていました♡

「物陰や 百日草の 今も咲く」

明治時代を代表する俳人・歌人「正岡 子規(まさおか しき)」が詠んだ句です。

百日草は、初夏から晩秋までの長い期間(100日)花を楽しむことができることから、
その名が付いたと言われています。
「ジニア」という名前でも親しまれていますね。
江戸時代には花期が長いことから、
「浦島草(うらしまそう)」、「長久草(ちょうきゅうそう)」とも呼ばれていたそうです。

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この度の台風10号の被害にあわれた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
被災された皆様の安全と一日も早い復旧を祈念しております。
コメント
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