日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

行きすぎて 金木犀は 風の花

2024年10月19日 | 秋の花


10月中旬を過ぎましたが、今日は季節はずれの暑い一日となりました。
明日は気温が急激に下がり、寒くなるそうです。
寒暖差の大きい時季ですので、体調に気をつけてお過ごしくださいね♡

一昨日ごろから、あちらこちらで金木犀の香りが漂いはじめています。
季節はずれの暑い日もございますが、
オレンジ色の可愛らしい花々と、やさしい香りに秋の訪れを感じています。

「行きすぎて 金木犀は 風の花」

昭和時代〜平成時代に活躍された俳人「木村 敏夫(きむら としお)」が詠んだ句です。

◎金木犀(きんもくせい)→秋の季語

古くから秋の訪れを知らせてくれる花として親しまれている金木犀・・・
画像の金木犀は樹齢30年以上の大木です。
十文字の5mmほどの小さな花が寄り集まって咲いています。

風のように通りすぎてゆく可憐な金木犀の花たち・・・
花は雨が降るとあっという間に散ってしまいますが、
散った花たちが地面をオレンジ色に覆う様子も情緒があり、
その光景も古くから愛でられています♡

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