V=4/3πr³

詩と物語を紡ぎます

雨催い

2017-10-02 19:24:00 | poem

     雨催い



刻々と怪しい、色の空模様は、
刻々と遷り匂う、雨催い、だ。

(何故、生きづらいのだろう?)

湿りを帯びた、大気が、重い。重たい。
恋に少し似た、質量が背中に張り付く。

(でもそれは、恋でなく、死?)

降雨確率は、二二時から、六〇%。
明日の朝のことは、その時のこと、だ。

(それまで生きていて、いい?)



written, elaborated
  :2017/10/02

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雨の降る前 (かすみ草)
2017-10-02 21:16:45
雨の降る前って重たいですね・・
息苦しくて
何だろうこの重さ・・と思っていると
雨が降り出したりします
そうなると楽になれるのですが
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Re:雨の降る前 (つかさ)
2017-10-03 07:14:51
かすみ草さま、おはようございます。

憂鬱の重さを、雨が降る前の重苦しさ、雨そのものの重苦しさ、に比喩してみたかったのですが、イメージも言葉も寸足らずだったような……。
まあこんなこともあります(^^ゞ

お読み取りくださりありがとうございます。
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