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詩と物語を紡ぎます

咲みし一輪 ――花さんぽⅰ

2020-03-22 18:30:00 | uta


夢に観て
夢に描いて
夢に酔ひ
夢も半ばに
夢覚醒むる夢



ゆめにみて
ゆめにゑがいて
ゆめにゑひ
ゆめもなかばに
ゆめさむるゆめ




綻びて
咲みし一輪
一輪の
南風に散り行く
その先の碧



ほころびて
ゑみしいちりん
いちりんの
かぜにちりゆく
そのさきのあを





「好き」と唯
二文字ノートに
殴り書き
逃亡した君
両頬の紅梅色


すきとただ
ふたもじのーとに
なぐりかき
たうばうしたきみ
りやうほほのあか



written
2020/03/22

photographed
2020/03/22


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
つかさ様独自の完成された (夢見)
2020-03-23 10:36:37
言葉の世界

そのさきのあを
この下の空に向かって伸びる桜の画像が一番好きです

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Unknown (tsukasafjt)
2020-03-23 17:32:54
夢見さま、こんにちは。
初夏のような陽気だった昨日、お江戸ではソメイヨシノの満開が発表されました。
とはいえ、今年は木の個体差が意外と大きく、まだこれから、という木も多く見られます。
写真は全て住宅地に咲いている桜を写したものです。トリミングは行っておりません。電線や建物の影など極力写り込まないようにかなり注意しました。夢見さまお気に入りの一枚は、わたしも気に入っている一枚です。
いつもありがとうございます。
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