就活鶴丸ゼミ・社会人基礎力養成講座

大学生・大学院生のための就活指導
社会人基礎力養成講座

業種・職種そんなの関係ない!受ける企業全てから内定の出るESとは

2008年03月13日 16時33分29秒 | 内定者ES例
前回お話したことを活かして面接に臨むことができれば、内定への道はぐんと近づきます。与えられた時間の中で、いかに面接官の食いつきがいいネタを用意できるかが勝負の分かれ目ですよ!

「今ある手持ちの具材でお客様の好む料理を提供する」
大学3年生である貴方は、もう新たに具材を買出し(資格取得等)にはいけないのです。これまでの経験で勝負するしかないでつ。
頑張って結果を出してください。24のジャックになりきって(笑)

突き詰めてお話ししますと、貴方がコミュニケーション力と行動力
があることが面接官に伝われば、内定の確率が高まります。

今日は業種、職種に関係なく受けた企業全から内定が出た伝説の自己PRを特別に公開しまつ。受ける企業の全ての人事担当者からは、以下に掲げる「五者」の精神というキーワードについて面接で突っ込まれたことは言うまでもありません。        

私を変えた「五者」の精神
大学時代、3年間の塾講師としてのアルバイトを通して、教育者たるものには不可欠な「五者」の精神を学んできました。

教育者に必要な「五者」のまず第一は「学者」です。
生徒からの質問に対しては、何を聞かれても自信を持って答えることのできる専門性がなければいけないということです。

第二に、「医者」です。
クラスの中の生徒一人ひとりは日々何らかの悩みを抱えています。生徒の表情や態度からテーラーメイドの教え方、進め方を提供していく必要があります。

第三に、「芸者」です。
生徒はお客様である以上、その授業に納得し、理解し、成績の向上のため徹底的に教えていくサービス精神が求められます。

第四に、「役者」です。
いくら私が大学生だとしても、生徒から見れば先生です。そこには社会人としての責任が伴います。その意味で、優秀なプロの社員の方をイメージし、自信を持って授業していくカリスマ講師を演じきることも必要です。

そして五者の最後は、「易者」です。
私の授業についてくれば、絶対に受かるという易者の資質も必要です。そのため年度始めのガイダンスや、試験間際で動揺している生徒には、必ず合格できるという自信をもたせる易者力で、能力を最大限引き出せるようにするのです。

(これはどの業種でも求められる資質なので、みなさんも参考にして下さい。)

私は当初、自分のクラスだけ生徒数が増えず悩みました。なぜなのかを考え、プロの講師の授業を見学ていくうちに、3つの点に気づきました。

まず「生徒の目をみて授業をしていないこと」次に「板書の仕方が悪いこと」最後に「講義調で授業していたこと」でした。

生徒一人ひとりの目を見て話さなくては説得力がなく、生徒にも自信のなさとして映ります。目を見て話す。勇気のいることでしたが意識するようにしました。
また、良かれと思って大事なところは赤で書いていたのが、実は生徒からすれば、見にくいということがアンケートからわかり、赤から黄色に変え、赤は下線を引くときに使用するようにしました。そして、教えるということに執着する余り、ひたすら説明するだけの授業となり、生徒にとっては辛く退屈な授業になっていることもわかりました。生徒の様子や時間を意識しながら、時に自らの体験談を話したり問題をあてるなどして、生徒と対話をするようにしました。
自分では良かれと思って行ってきたことが、必ずしも良い結果をもたらさないことを学び、常に生徒の立場に立って視点から考え行動していくよう努めました。

こうして「五者」の精神をもって生徒と接していくうちに、2年目の授業からは、
1人の退塾者も出さず、はじめ10人だったクラスを40人にまで増やすこともでき、志望大学合格へのサポートができました。

御社においても、業務は違えど本質は変わらないと考えます。常にお客様の立場から考え、
持ち前の「五者」の精神を実践していきたいと思っております。






1分間の自己PR(300字)!何を語ればいいですか?

2008年03月12日 02時42分07秒 | 内定者ES例
最近多い質問です。

鶴丸ゼミで徹底的に講義した 企業研究自己分析の成果が役立ちます。

簡潔にまとめると、

お客様(面接官)がどんな料理(君の自己PR)を食べたいのかを知る。
好みを知るために何をすればいいの?(OBOG訪問。日経テレコンで収集。インターン。他社との比較・・・・)

好みがわかったら、今ある手持ちのグザイ(主に大学生活)のなかから、魅力的な料理を 臨機応変に提供していく。(自己分析の成果)

企業の採用活動の目的は「人財」確保=戦力強化にあります。

組織の中の人材には人財・人在・人罪があり、人財の発掘こそが採用の目的なのでつ。

従って、企業に利益をもたらし、貢献できると思われる人財である「私」をアピールしなければならないのです。

この目的のための手段として、ESがあり、プレゼンがあり、グループ討論があり、インターンがあり、SPIがあるということを常に意識して行動しましょう。

学生のみなさんの書くESや1分間の自己PRの多くは、この企業の採用活動の目的を理解していないため、単なる発表の域を出ず、最も重要である仕事能力をアピールしないまま終わってしまいがちです。

就活において書いたり話したりする全てに、仕事能力抜きで臨む学生は、今お話した目的と手段という戦略的思考のない人で、そういう学生は内定が もらえたとしても、○○○○○○のような企業しかありません。


1分間の自己PR(300字)構成例

結論=仕事能力
私の強みは、多面性を活かしたコミュニケーション力です。

具体例
経済の話から歴史、サブカルチャーものの話まで、初対面の老若男女、誰とでも会話ができ、楽しませることが出来ます。

具体例
塾講師のアルバイトにおいて、生徒との信頼関係を築いたり、ご父兄と面談をしたり、社員の方とミーティングをしていく中で、相手に応じて、分かりやすい説明をすること、相手の言うことをよく聞くこと、情報を共有していくことなどのコミュニケーション力を培ってきました。その結果当初6人だったクラスを、18人にまで増やすことができました。

まとめ
私は、このコミュニケーション能力を社会人としてのベースにして頑張っていきたいと思っております。

本日一番
①=②=③=④⇒全てがイコールであることが論理的に話すということです。

10=5×2=6+4=15-5=20÷2

論理とは形を変えて繰り返すこと!

結論(仕事能力)から最初に語り、それを与えられた時間に応じて形を変えて具体例で証明していけばいいのです。

場数を踏んでコツをつかみましょう!

「意識」して継続すればできる!できる!必ずできる!

1分間⇒300字
3分間⇒900字
5分間⇒1500字

15000人から50人までに残るESとは!

2008年03月08日 17時46分14秒 | 内定者ES例
反響が大きかったので、出血大サービスでつ。
鶴丸ゼミ卒業生で今年入社3年目。ばりばり営業している男性です。

超人気企業に内定をもらうには前回お話した「訓練」をして、それなりの内容で勝負することです。が、運も実力同様に必要なのです。
今年は風水では南が凶方位なので避けましょう。
仕事なら2008年は北東方位が最高です。
運を見方に勝利の女神サモトラケのニケ(ルーブル所蔵)は、あなたに勝利の風をふかせてくれることでしょう!
幸運を呼ぶ就活鶴丸ゼミでどうか結果を出してください!

①あなたの学生時代にチャレンジしてきたことは?
「全ては営業マンになるために」
この精神で私は何事にもぶつかってきました。特に力をいれてきたことは2つあります。
まず一つ目は数学です。大学での数学の授業は正直言って難しく、わからないことが多いです。しかし、わからないからこそ、解いてやろうという意欲が涌いてきます。そして「考える」作業が始まります。さまざまな角度から問題を見つめることで、答えにいたらなくても新しい発見があったり、少し、真実に近づくことができたと感じます。これはビジネスの世界においても同じだと思います。一つの側面だけを見て物事を判断するのではなく、さまざまな視点からアプローチして、多角的かつ論理的に考え進めていく必要があることを、数学を通して学んできました。
二つ目は、学習塾のアルバイトです。大学入学時から現在まで続けています。ここでは仕事柄生徒数を増やすことと、1科目でも多く受講してもらうことで、売り上げに貢献しなくてはなりません。そこでまず私が目指したのが良い授業をすることでした。ここで磨いてきたのがプレゼンテーション力です。80分という授業時間の中で、お客様(30人の生徒)を前にして、質の高い商品(授業)を提供するためには、教材研究はもちろん、しゃべり方から表情・板書の仕方等、考えつくことをとことん練り、実行しました。しかし、質の高い授業だけでは生徒数は増えないことを授業後ミーティングで学びました。授業以外での生徒とのコミュニケーションや定期的な面談の実施等、きめのこまかい配慮を駆使して営業力を全面的に発揮していかなければならないのです。そのため、自分ができることは何でもやりました。授業後の補習で帰りが終電になることもしばしばでしたが、地道な努力の積み重ねがこの業界では売り上げに結びつくことを実感しました。このような努力の結果、体験生の正式入塾率は常に80%を維持できるまでになり、優秀講師としての表彰を受けそれが自信となりました。(社内目標は55%)

②その経験の中で、自分に影響を与えた出来事は?
年初めに、時間講師の合理化が発表され、多くの講師がリストラされることになりました。私のコマは、以前の2倍以上に増えました。私は友人がリストラされたことに納得がいかず、上司に私のこまの半分を友人にもたせてくれないかと訴えました。すると上司からは、結果の出せない人間に授業を任せるわけにはいけないと諭されました。ここで会社で働き給与をもらうということの厳しさ、結果を出すということの重みを痛感しました。大学のサークル活動とは全く違う世界を経験したことは大きな収穫でした。新入社員の30%が3年以内に辞めていく言われますがその理由がわかったような気がしました。

③そこからあなたが学んだことは?
これを機に私は数字に対して敏感になりました。「「数字は全てを物語る」
この言葉が、仕事をしていく上で非常に重要だと今では痛感しています。数学を解くときは解法までのプロセスが大切です。しかし、ビジネスでは過程よりもいかにして結果を出していくかが全てであることを、学習塾でのアルバイト経験で学びました。アルバイトを始めた当初、「どうしたら生徒(お客様)を満足させられるか」を考えていましたが、今では、「どうしたら生徒を満足させられ、売り上げアップにつながるか」へと変わりました。
そして1つの結論に達したのです。
「全ての答えはお客様の中にある」ということです。常にお客様を意識して考えていかなければ収益を伸ばすことはできないのです。御社においても私はお客様のニーズを把握し、売り上げアップにいかに活かしていくかを意識して貢献していきたいと考えています。

エントリーシート・内定者はこう書いた!  奥義直伝

2008年03月07日 02時30分41秒 | 内定者ES例
数年前の鶴丸ゼミ受講生が書いたWEB用エントリーシート(ES)です。
手書き用とWEB用では書き方は異なります。

自分の書いているESと見比べてみましょう!駆け込み寺で時間のない方のため、特別に公開しまつ。見当違いの努力を重ねて、書いても書いても通過できない愚だけは防げるはずです。ただし、自分の書いた文章とこの文章との違いがわからなければ、救えませんが・・・・
とにかく「真似る」⇒「学ぶ」の精神で日々是努力することです。

ここまで書けるにはやはりそれなりの「訓練」が必要でつ。

「訓練」とは、誰に対して書く文章なのかを意識して書くということ。

誰⇒企業の人事担当者⇒その企業にとって利益となる「人財」の発掘

ならば、その企業がどんな会社で、どのような人材を求めているかを知り、⇒企業研究

どのような点で自分は貢献できるかを⇒自己分析

論理的に伝えることが⇒コミュニケーション力

出来れば、採用となる可能性が高まります。


これが彼を知り、己を知れば、百戦あやうからず!ということでつ。

ちなみに孫子がここで指摘しているのは、100回戦っても危険に陥ることはないということで、戦えば必ず勝てるとは言っていない点に奥深さがありまつ。
就活にこれをあてはめてみると、必ず内定がでるというわけではないということになります。あくまで可能性が高まるとした所以でつ。



○志望理由
【なぜ御社か】1.御社のコーポレートスローガンである「○○○・・・・」という、お客様一人ひとりの美しさを求める姿勢に感銘したからです。御社の店舗を利用した時も、ビューティーアドバイザーの方が親身になって相談に乗ってくださり、社員の方にもこのスローガンが浸透しているのだと実感しました。2.「○○ブラ」や「○○ブラ」等、魅力的な新商品の開発力に優れているため。将来的には商品開発に携わりたいです。
(200字)

○今までで自分が一番大きく成長した出来事。それを通じてどのように成長できたのか具体的に。(400字)
■秘書技能検定準一級の二次試験合格への再挑戦■昨年、秘書技能検定準一級に挑戦しました。一次試験の筆記は合格したものの、二次試験の面接は不合格でした。【合格への努力】1.一日7時間にもわたる、面接対策講座を受けました。(お辞儀の仕方から、笑顔の作り方、言葉遣いなどみっちり指導していただきました。)2.毎日鏡の前で一人模擬面接を行いました。3.当日は一時間早く試験会場に行き、友人と二人で、何度もロールプレイングを行いました。→その結果、見事合格することができました。また、面接官の方から渡されたチェックシートでは、すべての項目において一番よい評価をいただけました。【この経験から学んだこと】1.最後まであきらめず、粘り強く取り組む姿勢の大切さ。2.毎日の小さな努力の積み重ねによって、大きな結果が得られるということ。■この先辛い事や大変な事も、自己成長のいい機会だと思うことで乗り越えてゆけると思います。■
(398字)

○学生時代に最も打ち込んだこと。それによって自分が得たこと。(400字)
■ホテル内中華料理店での接客のアルバイト(二年間継続)■【この仕事において努力したこと】伸び悩んでいたランチタイムの売上げをいかにアップさせるか、これを達成するために以下の二点を努力しました。1.接客サービスの向上。(教育係でもあったので、「お客様に言われる前に動く」ということを徹底しました。)2.アンケートを採り、お客様の生の声を聞きました。(これらを基にして、ランチメニューの改善や、ポイントカードの導入を行いました。)【この経験から得たこと】1.自ら率先して積極的に動くことの重要性。2.お客様のニーズを的確に捉え、それに合ったサービスを提供することの難しさと、やりがい。3.お客様を第一に考えることがそのままお店の利益につながることを実感しました。【御社で実践したいこと】御社でも、お客様との関係を大切にし、常に積極的なフットワークで仕事に取り組むことで、社業の発展に貢献させていただきたいです。
(396字)