ジョセフ キャンベルの「神話の力」で2008年雌伏の年を締めくくり、きたるべき2009年の雄飛へとつなげてまいりまつ。
草津にいってきまつ。
キャンベルの言葉の花束!
ドイツの哲学者ショーペン・ハウエルは60歳ぐらいのとき、ある素晴らしい論文でこういってます。
『ある程度歳をとり人生を振り返ってみると、そこにはひとつの秩序があるように見える。まるで誰かの手で構成されたかのようだ。
ただ偶然に起きたように見えた出来事も、実は次の展開のために重要な要素だったことがあとになって分かる。
この筋書きは一体誰が作ったのだろうか。
夢が自分では意識できない自分自身の何かによって作られるように、人生も全て自分の内なる意思によって作られるのだ。
偶然出会った人々が自分の人生の重要な要素になるとすれば、自分も他人の人生の重要な要素になるはずだ。
全ては一大シンフォニーのように響き合っている。
あらゆるものが他の全てのものに影響を与えているのだ。
我々の人生はどれも同じ一人の人が見る夢のようなものだ。
見えないひとつの意思から生まれている。
それゆえ我々の人生は他の人々の人生とつながりあい、全ては互いにつながりあっているのだ。』
素晴らしい思想です。
これはインドに起源をもつ思想で、“宝石の網”と言われるイメージです。宝石の網の中では全ての宝石が他の宝石を反射して輝きます。
あらゆるものは他のあらゆるものとの相互の関係で成り立っていて、全ては影響しあっています。
ですからなにがあっても誰も責めることができないのです。
そのひと本人の意思で起きたわけではありません。
誰一人として自分の意図したとおりの人生を生きる人はいないのです。
以前ある本でこんな一節を読んだことがあります。
旅をしていると目的地がどんどん遠のいていくように思える。
やがて人は気づくのです。真の目的は旅そのものだったのだと。
正にこれです。
これに気づく瞬間はこの上なく幸福な瞬間です。
聞き手・・・ 私はエデンの園は過去ではなく未来に存在すると思っています。
キャンベル・・・いま存在するんです。
ひとの目にはみえなくても、エデンの園はいま存在していまつ。
永遠とは未来にではなく、今ここに存在しているんでつ。
何もいいことのなかった2008年でしたが、これも宝石の網の思想の信者ゆえ、誰も責めず相互依存のグローバル社会を受け入れる鹿内でつ。
多くの方々にアクセスしていただき有難うございました。
それでは皆様よい年をお迎えください。
草津にいってきまつ。
キャンベルの言葉の花束!
ドイツの哲学者ショーペン・ハウエルは60歳ぐらいのとき、ある素晴らしい論文でこういってます。
『ある程度歳をとり人生を振り返ってみると、そこにはひとつの秩序があるように見える。まるで誰かの手で構成されたかのようだ。
ただ偶然に起きたように見えた出来事も、実は次の展開のために重要な要素だったことがあとになって分かる。
この筋書きは一体誰が作ったのだろうか。
夢が自分では意識できない自分自身の何かによって作られるように、人生も全て自分の内なる意思によって作られるのだ。
偶然出会った人々が自分の人生の重要な要素になるとすれば、自分も他人の人生の重要な要素になるはずだ。
全ては一大シンフォニーのように響き合っている。
あらゆるものが他の全てのものに影響を与えているのだ。
我々の人生はどれも同じ一人の人が見る夢のようなものだ。
見えないひとつの意思から生まれている。
それゆえ我々の人生は他の人々の人生とつながりあい、全ては互いにつながりあっているのだ。』
素晴らしい思想です。
これはインドに起源をもつ思想で、“宝石の網”と言われるイメージです。宝石の網の中では全ての宝石が他の宝石を反射して輝きます。
あらゆるものは他のあらゆるものとの相互の関係で成り立っていて、全ては影響しあっています。
ですからなにがあっても誰も責めることができないのです。
そのひと本人の意思で起きたわけではありません。
誰一人として自分の意図したとおりの人生を生きる人はいないのです。
以前ある本でこんな一節を読んだことがあります。
旅をしていると目的地がどんどん遠のいていくように思える。
やがて人は気づくのです。真の目的は旅そのものだったのだと。
正にこれです。
これに気づく瞬間はこの上なく幸福な瞬間です。
聞き手・・・ 私はエデンの園は過去ではなく未来に存在すると思っています。
キャンベル・・・いま存在するんです。
ひとの目にはみえなくても、エデンの園はいま存在していまつ。
永遠とは未来にではなく、今ここに存在しているんでつ。
何もいいことのなかった2008年でしたが、これも宝石の網の思想の信者ゆえ、誰も責めず相互依存のグローバル社会を受け入れる鹿内でつ。
多くの方々にアクセスしていただき有難うございました。
それでは皆様よい年をお迎えください。