就活鶴丸ゼミ・社会人基礎力養成講座

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社会人基礎力養成講座

日本のラスト侍!中村教授の門下生達の声!

2010年12月22日 00時29分23秒 | 就活鶴丸ゼミ
お粗末な捏造記事をあくまでも正当化する朝日新聞!
10月15日の1面掲載の記事こそは、今後も毎年小論文の授業や就活の講義で提起し続けまつ。
何よりもに「こにこ動画」で黒白をつけ、言論の暴力に対抗するのが一番でつ。
一面ででっちあげた問題は、一面で謝罪させるしかないでつ。
「朝日新聞の真実」と検索すれば朝日の今までの捏造の一旦は伺えまつ。
が、今回は日本の「最後の侍」中村教授の研究とナチスの人体実験とを
強引に結びつけ、中村教授を貶めた真の意図か何だったのかを明らかにすることでつ。

以下に中村教授の門下生の声を掲載しまつ。
今回の事件は裁判の場で直に明らかにされまつ。
何より朝日のいう「正確な取材」で貶めた癌ペプチドワクチンこそは、実は日本発、世界初の癌ペプチドワクチンへの期待が大きく、それを必死に阻止したかった事情が
裁判の場で明らかにされることを望みまつ。
それにしても2人の記者の捏造記事を、ガバナンスできない朝日の体質を今回の裁判で
国民が知るところとなれば、一部の物好き以外、わざわざマッチポンプのお粗末記事を
自費で購読する者なぞいなくなるのが道理でつわ。
斜陽産業のなれの果てなのでしょうか。競馬新聞同様、掲載内容の結果責任が、
新聞社には問われない事自体が、おかしなことでつわ!



2010年12月16日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  
 私たちは、中村祐輔先生の「疾患に取り組む研究者としての姿勢」に共感を覚え、大学院生あるいは研究員として中村研究室の門をたたき、疾患克服を目指した遺伝医学的な研究の手ほどきを直接受けた同窓生です。

 今回の「東大医科研がんワクチン」に関する朝日新聞の一連の報道は、中村先生の研究に対する姿勢や人柄を揶揄する内容となっています。このままでは国民の皆さん、とりわけがんを始めとする難病に苦しむ患者さんに誤解を生むのではないかと危惧を抱いています。中村先生のもとで研究生活を送り、中村先生を最も良く理解している私たちの意見を述べておかねばならないとの思いから筆を執りました。

 今回の報道は、中村先生が私利私欲のために研究を行っているかのような誤解を与える構成に仕立てられています。このことは、がんを含むさまざまな疾患の克服のための研究の方法や技術のみならず、研究者や医師として取り組むべき姿勢、とりわけ「患者さんの役に立つ研究をせよ」という教えを徹底的に教授され、これを心に受けとめ努力してきた私たちにとって、強い憤りを感じさせるものです。

 そこで、私たちが知るところの中村先生の研究に対する姿勢、考え方を端的に示す事実の一端を述べます。

 中村祐輔研究室ではゲノム研究の黎明期より多くの研究成果が出され、他の研究室から手法や技術に関する問い合わせが後をたたない状況が続きました。これを受けて中村研では、できるだけ多くの研究者に正確で客観的な実験手法の情報を分かりやすく提供するために、幾つかのプロトコール集を上梓してきました。

 中村研ではこの執筆料を、中村先生の発案で、1990年に「がん遺児奨学金制度あしなが基金」に寄付し、その後も慣例としています。今回の朝日新聞の報道に関連する記事が週刊現代に掲載され、その中で中村先生がオンコセラピーサイエンス社の株式上場に際して発生した利益を「あしなが育英基金」に寄付したとの内容が明かされましたが、このようながん遺児支援は既に20年も前から行われてきたものです。

 また、その志は多くの中村研同窓生にも受け継がれており、「患者さんの役に立つ研究をせよ」という教えと同様に中村研のDNAといってもよいものです。

 現時点で治療薬の有効率が最も低いのは抗がん剤です。中村先生は、研究の成果をがんの新しい治療法開発に結びつけるとの信念のもとに、化合物による分子標的治療薬の開発に力を注いでいました。

 ですが、このやり方では、大手製薬企業が何百億円という巨額の研究開発費を投入したとしても十年以上の開発期間が必要で、新しい抗がん剤を患者さんの元に直ちに届けることは不可能です。開発の期間中にも、がん患者さんは適切な治療法が見いだせないままに「がん難民」として行き場を失い、科学的根拠のない民間療法等に流れていってしまう状況が続きます。

 そこで中村先生は行き場を失ったがん患者さんに治療の光明を見いだせる可能性のある「がんワクチン療法」に着目し、現在はその開発を研究の主眼としています。どのような過程を経ることが現在の状況において「がん患者さんを助けることに最も繋がるか」を見きわめた上での判断と、それにもとづく実行力が中村先生を動かしているだけです。

 私たちは、現在、ある者は継続して研究を続け、またある者は臨床医として医療に携わりながら、患者さんが病気に打ち勝つ姿を夢に日夜務めています。医学以外にも、薬学、理学、工学、農学、水産学などのさまざまな領域から中村研究室に参加した学生や研究者も少なくありません。そのようなメンバーも同様に、がん、神経疾患、循環器疾患を始めとするさまざまな難治性疾患の克服に向けた研究を大学や研究機関、民間施設、企業などで続けています。その一人一人が、少しでも患者さんの役に立つような成果を上げ、わずかでも人のためになれればと願いつつ仕事をしています。

 新たな治療法や治療薬の開発は、多くのがん患者さんやご家族にとって大きな希望です。今回の一連の報道により、がん患者さんの不安が増したり、がん患者さんにとって不利益を招く日本のがん臨床研究が停滞しないよう、切に望みます。

青木孝學・明石浩史・網代将彦・阿部聡子・有山洋二・
飯坂正義・飯田有俊・池川志郎・石川晋之・石川暢久・
磯村実・一井重利・伊東功・稲澤譲治・井上耕一・
今井高志・鵜木元香・江崎俊彦・尾内善広・大坪茂・
岡村修・尾崎浩一・織田克利・小濱和貴・小原航・
柿内聡司・柏谷琴映・加藤達哉・鎌谷洋一郎・城所知秀・
鬼原史・木村隆・木村康利・久保充明・鯉沼潤吉・
小林敬明・小林千浩・斎藤広子・坂本崇・佐々木慎・
佐藤孝明・佐藤暢人・志茂新・下川卓志・高田亮・
高野淳・高橋めい子・武井卓・竹原章雄・田中敏博・
谷脇雅也・玉利真由美・田村賢司・旦慎吾・知念克也・
塚元和弘・辻川元一・時野隆至・戸田達史・永瀬浩喜・
中村透・長山聡・西宇美恵子・西舘敏彦・二宮伸介・
長谷川傑・秦淳・早馬聡・速水晋也・平田大三郎・
福田清輔・藤森実・藤原義之・二村学・古畑智久・
細川雅代・堀井明・前田士郎・丸山修・三浦康・三木義男・
三好康雄・筵田泰誠・森隆弘・柳生隆一郎・山川和弘・
山口達也・山崎慶子・山吹匠・幸大輔・吉浦孝一郎
(計91名、50音順)

日本医学会 会長 高久史麿
2010年12月14日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

日本医学会は本年10月29日に【事実を彎曲した朝日新聞社のがんペプチドワクチン療法報道】の題で10月15日の朝日新聞朝刊一面に【患者が出血】伝えず【臨床試験中のがん治療ワクチン東大医科研提供先】にと題する記事について大きな事実誤認があり、結果として中村祐輔教授の名誉、人権が著しく傷つけられた事に対して抗議声明を出した。

以下は私個人の意見であるが、朝日新聞がこの報道の自己正当化にこだわり真摯な回答をしない事に対して非常に遺憾に思っている。同時に上述の朝日新聞の報道によって我が国のがんワクチンの臨床研究が著しく阻害される事を憂慮している。

前立腺癌に対するがんワクチン療法はアメリカのFDAが既に認可しており、脳腫瘍や肺癌に対するワクチン療法がアメリカで進行中である事が外国の医療情報紙に報道されている。

欧米諸国に比べて我が国のがんワクチン療法は従来から著しく遅れており、更に厚生労働省が要求していたがんワクチン療法を含むライフイノベーションプロジェクトの予算が大幅に削減されると報道されている。朝日新聞の記事がこの事に対してどの程度の影響があったかは不明であるが、がんワクチン研究の停滞が我が国のがん研究の進展にとって大きな負の要因となる事は間違いないであろう。

中村教授に関しては、日本医学会に【中村祐輔研究室同窓会一同】(計91名)から中村教授は終始一貫して患者に視点をあわせたがん治療の開発に真剣に取り組んでこられた事、個人的に2億円を寄付し、あしなが育成会に医療系の学生を支援する「オンコセラピー奨学金」を立ち上げた事、又中村教授の研究姿勢から【患者さんに役に立つ研究をせよ】と言うのが中村研のDNAであるというお手紙を頂いた。

この手紙は私が以前から中村教授に対して強い信頼感をもって接した理由を明示した文であり、中村教授の名誉が朝日新聞の記事によって著しく傷つけられた事を改めて遺憾に思うと同時に、この様な報道は医学研究者を貶めるばかりでなく、現在病気で苦しんでいる患者さんが最先端の治療を受ける権利を侵害する事になることを強く憂いている。