こうしている間にも状況はどんどん悪化しています。一度カウンセリングを受けられることをお勧めします。
この台詞は詐欺師の使う常套句。うっつかりのってしまうと、人の弱みに付け込み、骨の髄までしゃぶりつくされまつ。就活生諸君、くれぐれも気をつけられよ!
でもってこうしている間にも、皆さんの就活状況はどんどん悪下しています。このブログを定期的に見ることをお勧めします。
(内定出てない諸君には酷ですね。申し訳ない)
世界の英雄伝説には共通の構造があるらしい。
1「セパレーション」(分離・旅立ち) 2「イニシエーション」(通過儀礼) 3「リターン」(帰還)
英雄は、
1・日常世界からの脱出。人為の及ばぬ超自然的な領域への冒険。
2・旅先での超人的な力との遭遇。紆余曲折の後、最後には決定的な勝利を収める。
3・かれに従う従者に恩恵を授ける力を得て、不思議な冒険から帰還。
世界の神話はこの3段階をへて英雄伝説の主人公になったとキャンベルは指摘していまつ。ここではいかに鶴が英雄になっていったかを検証しまつ!
1、セパレーション
① 「冒険への召命」=神・老人・天の声による合図がある。
天からの声は鶴にもあった! ほんこん先生!(かかりつけの医者)統合失調症ではないでつ!
② 「召命の辞退」=いったんは召命はなんらかの理由によって辞退
主人公は神から逃走しようとする自身の愚かさを露呈。 鶴も「まさか天の声なんてと」最初は辞退しました。
③ 「超越的な援助」=超自然的なるものが思いがけなくも英雄を支援する。→支援者は貧しい老婆の身なりをしていることが多い。またしばしば助言者は意地悪な妖精でもある。 これは多分いぶちゃん(鶴の友人)のことでつ
④ 「最初の越境」=英雄は最初の境界をまたぐ、そこで境界を守る者との対決を試され、これをなんとか越境する。 鶴も社会から越境したとき、関所でモメテ何とか逃げ出しました。
⑤ 「闇への航海」=英雄はさらに闇あるいは魔の領域に突入。
これは「胎内回帰」とよばれ、自己消滅の危機さえ伴う。
(ピノキオは鯨に呑みこまれる)テポ先生(悪友)との出会いがそうか!
2、イニシエーション =通過儀礼
① 「試練の道」=ここから鶴丸の試練が続く。
象徴的には主人公が英雄になるべく「変身の門」をくぐるためのプロセスになっている。
② 「女神との遭遇」=英雄はひょんなことから女神と出会い、その力に包まれる。→エネルギー回復期。これは、あきちゃん(美人のお姉さん)のことだろう!
③ 「誘惑する異性」=女神による回復をえた英雄は、しばしば誘惑者の快楽を断れない。このプロセスで英雄は、「オイディプスの謎」を初めて理解する。→「父親殺しと母親とのエッチ」ということでつ。 娼婦・遊女との出会いが含まれる。怖いほど当たっていまつ。 今年の夏も雄琴に呼ばれていまつ。
④ 「父との一体化」=畏怖あるいは脅威の対象としての父が「大いなる父」でもあったことを認識。 『スター・ウォーズ』における隠れた父ダース・ベーダーとの対立と和解。英雄はここで初めてこれまでの試練の意味を悟る。 志賀直哉「和解」
3、リターン
① 「帰還の拒絶」=英雄は故国への帰還の旅立ちをする!
夢から覚めたくないという気持ちとの葛藤
② 「逃走」=押し付けられた好意から逃げ出したくなり逃走。
ヘンゼルとグレーテルはお菓子の家に到達後、怖くなって逃げ去るが、 さまざまな困難と戦わなくてはならない。
③ 「外界からの救出」=英雄の逃走が進むプロセスでは、超常力が加わる。→オズの魔法の国やアリスの不思議の国からの帰還を想起せよ。
④ 「帰路の境界」=英雄は彼岸から此岸に戻ろうとして、四苦八苦!
それに失敗すると英雄は因幡の白兎か浦島太郎なる。→英雄は最後に「時間の旅」の試練を受ける。
⑤ 「二つの世界の導き」=英雄はついに空間と時間の仕切りを越えて帰還。このとき、これまで仮の姿であったすべての化身たちの正体が明らかに→助六は実は曽我の五郎。曽我兄弟の話はテポ先生に聞け!
⑥ 「自由とクライマックス」=脱出から始まった英雄の長い旅がついに故郷への帰還へ。するとそこはまったくの別世界。そして物語はクライマックスへ!主人公の婚姻が成立し芽出度し芽出度し。 鶴にもまもなく春が来るということか?
キャンベル曰く、
人間の根本に宿る物語には、
「眠り(闇)」VS「覚醒(光)」の絶えざる循環という母型が、 「(此岸・現世)」VS「(彼岸・浄土)」の境界を告知しつづける母型が、
「父(隠れた力)」VS「子(試される力)」の関係の不確定をめぐる母型が、
「個体(ミクロコスモス・部分・失われたもの・欠けたもの)」と 「宇宙(マクロコスモス・全体・回復したもの・満ちたもの)」
との対立と融和と補完をめぐる母型などが、 きわめて多様にちりばめられている。
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_071223050310_1.htm
ウンチ君の薀蓄
1人の学生が大学でキャンベル先生の講義をうけて大いに感銘を受けました。そして、キャンベル先生の英雄伝説の基本構造を忠実に描いて世に問い、世界で記録的な大ヒット作品に!
その作品の名は『スター・ウォーズ』 学生の名はジョージルーカス ・・・・・神話の力は世界を変える
この台詞は詐欺師の使う常套句。うっつかりのってしまうと、人の弱みに付け込み、骨の髄までしゃぶりつくされまつ。就活生諸君、くれぐれも気をつけられよ!
でもってこうしている間にも、皆さんの就活状況はどんどん悪下しています。このブログを定期的に見ることをお勧めします。
(内定出てない諸君には酷ですね。申し訳ない)
世界の英雄伝説には共通の構造があるらしい。
1「セパレーション」(分離・旅立ち) 2「イニシエーション」(通過儀礼) 3「リターン」(帰還)
英雄は、
1・日常世界からの脱出。人為の及ばぬ超自然的な領域への冒険。
2・旅先での超人的な力との遭遇。紆余曲折の後、最後には決定的な勝利を収める。
3・かれに従う従者に恩恵を授ける力を得て、不思議な冒険から帰還。
世界の神話はこの3段階をへて英雄伝説の主人公になったとキャンベルは指摘していまつ。ここではいかに鶴が英雄になっていったかを検証しまつ!
1、セパレーション
① 「冒険への召命」=神・老人・天の声による合図がある。
天からの声は鶴にもあった! ほんこん先生!(かかりつけの医者)統合失調症ではないでつ!
② 「召命の辞退」=いったんは召命はなんらかの理由によって辞退
主人公は神から逃走しようとする自身の愚かさを露呈。 鶴も「まさか天の声なんてと」最初は辞退しました。
③ 「超越的な援助」=超自然的なるものが思いがけなくも英雄を支援する。→支援者は貧しい老婆の身なりをしていることが多い。またしばしば助言者は意地悪な妖精でもある。 これは多分いぶちゃん(鶴の友人)のことでつ
④ 「最初の越境」=英雄は最初の境界をまたぐ、そこで境界を守る者との対決を試され、これをなんとか越境する。 鶴も社会から越境したとき、関所でモメテ何とか逃げ出しました。
⑤ 「闇への航海」=英雄はさらに闇あるいは魔の領域に突入。
これは「胎内回帰」とよばれ、自己消滅の危機さえ伴う。
(ピノキオは鯨に呑みこまれる)テポ先生(悪友)との出会いがそうか!
2、イニシエーション =通過儀礼
① 「試練の道」=ここから鶴丸の試練が続く。
象徴的には主人公が英雄になるべく「変身の門」をくぐるためのプロセスになっている。
② 「女神との遭遇」=英雄はひょんなことから女神と出会い、その力に包まれる。→エネルギー回復期。これは、あきちゃん(美人のお姉さん)のことだろう!
③ 「誘惑する異性」=女神による回復をえた英雄は、しばしば誘惑者の快楽を断れない。このプロセスで英雄は、「オイディプスの謎」を初めて理解する。→「父親殺しと母親とのエッチ」ということでつ。 娼婦・遊女との出会いが含まれる。怖いほど当たっていまつ。 今年の夏も雄琴に呼ばれていまつ。
④ 「父との一体化」=畏怖あるいは脅威の対象としての父が「大いなる父」でもあったことを認識。 『スター・ウォーズ』における隠れた父ダース・ベーダーとの対立と和解。英雄はここで初めてこれまでの試練の意味を悟る。 志賀直哉「和解」
3、リターン
① 「帰還の拒絶」=英雄は故国への帰還の旅立ちをする!
夢から覚めたくないという気持ちとの葛藤
② 「逃走」=押し付けられた好意から逃げ出したくなり逃走。
ヘンゼルとグレーテルはお菓子の家に到達後、怖くなって逃げ去るが、 さまざまな困難と戦わなくてはならない。
③ 「外界からの救出」=英雄の逃走が進むプロセスでは、超常力が加わる。→オズの魔法の国やアリスの不思議の国からの帰還を想起せよ。
④ 「帰路の境界」=英雄は彼岸から此岸に戻ろうとして、四苦八苦!
それに失敗すると英雄は因幡の白兎か浦島太郎なる。→英雄は最後に「時間の旅」の試練を受ける。
⑤ 「二つの世界の導き」=英雄はついに空間と時間の仕切りを越えて帰還。このとき、これまで仮の姿であったすべての化身たちの正体が明らかに→助六は実は曽我の五郎。曽我兄弟の話はテポ先生に聞け!
⑥ 「自由とクライマックス」=脱出から始まった英雄の長い旅がついに故郷への帰還へ。するとそこはまったくの別世界。そして物語はクライマックスへ!主人公の婚姻が成立し芽出度し芽出度し。 鶴にもまもなく春が来るということか?
キャンベル曰く、
人間の根本に宿る物語には、
「眠り(闇)」VS「覚醒(光)」の絶えざる循環という母型が、 「(此岸・現世)」VS「(彼岸・浄土)」の境界を告知しつづける母型が、
「父(隠れた力)」VS「子(試される力)」の関係の不確定をめぐる母型が、
「個体(ミクロコスモス・部分・失われたもの・欠けたもの)」と 「宇宙(マクロコスモス・全体・回復したもの・満ちたもの)」
との対立と融和と補完をめぐる母型などが、 きわめて多様にちりばめられている。
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_071223050310_1.htm
ウンチ君の薀蓄
1人の学生が大学でキャンベル先生の講義をうけて大いに感銘を受けました。そして、キャンベル先生の英雄伝説の基本構造を忠実に描いて世に問い、世界で記録的な大ヒット作品に!
その作品の名は『スター・ウォーズ』 学生の名はジョージルーカス ・・・・・神話の力は世界を変える