就活鶴丸ゼミ・社会人基礎力養成講座

大学生・大学院生のための就活指導
社会人基礎力養成講座

就職氷河期を闘い抜こう!

2009年01月18日 14時06分34秒 | 就活鶴丸ゼミ
村上龍のエッセイより
S・ソダーバーグ監督の映画「チェ・ゲバラ2部作」(第1部「チェ・28歳の革命」・第2部「チェ・39歳・別れの手紙」)
配給会社に依頼されて書いた推薦文を以下に紹介します。
チェ・ゲバラの生涯
 08年9月のいわゆるリーマン・ショックで始まった世界的経済危機だが、循環的なものではなく、歴史の転換点だとわたしは考えている。金銭的利益だけを優先する企業戦略が破綻したと見るべきで、求められているのは景気回復などではなく、価値の転換であると思う。チェ・ゲバラが、生涯を賭して求めたのは、まさに金銭的利益以外の価値だった。人間の精神の自由と社会の公正さ。シンプルで、そして間違いなくもっとも重要なものだった。社会主義イデオロギーを世界に広めるために戦ったわけではない。イデオロギーはツールに過ぎない。どのような苦境にあっても向上心を忘れず、読み書きできる素晴らしさを仲間に教え、負傷した同志を決して見放すことなく、病気を患った住民を親身になって治療した。喘息の発作を起こしながらもキューバとボリビアのジャングルを行軍するチェ・ゲバラを、この映画は初めて現実化した。それは人類の希望そのものだ。わたしはその姿を、決して忘れることがないだろう。

 ゲバラの言葉に以下のようなものがあります。
「もし我々が空想主義だと言われるならば、救いがたい理想主義者だと言われるならば、できもしないことを考えていると言われるならば、何千回でも答えよう。その通りだと」

「我々は過去に困難な時期を体験した。だから今回も乗り越えられる。この逆境を闘い抜こう」

上記は、ゲバラではなく、日産のカルロス・ゴーン社長が今回の経営危機に際して従業員に向かって言った言葉です。ゲバラとカルロス・ゴーンは、立場やイデオロギーはおそらく違いますが、「何のために戦うのか」を同志や部下に明確に伝えることができるということで共通しています。今自分は何のために、誰のために、この仕事をしているのか、戦っているのか、わかっている人ほどよい働きをします。「戦闘において勝敗を決する鍵となるのは戦いの意義を充分に理解している無名の兵士である」というトルストイ「戦争と平和」の一文を、ゲバラは映画の中で実践しますが、わたしはゴーン氏の経営戦略の中に似たようなニュアンスを感じました。       
       就活の奥義も上記のとおりだと思います。

諸君の書くそのESや話そうとするその面接での内容は
誰に書き、話すのか、そして何のために働くのかを自覚していれば
この設問にどう書いたらいいか?どうこたえればいいか?
答えはおのずとでてくるということです。

Uさんはどうしても証券業界に入りたいのなら、
その自己PRや志望理由が証券業界の面接官(男・女)(30代・40代)に
共感してもらえるか・・・・・・この1点に集中して構成してみてください。

各々の企業レポートで他学生とは既に差別化できています。
企業の求める熱意とは「御社が第一志望です」のお題目を唱えるだけでなく
その業界に対する基礎知識・興味関心度でつ。したがって面接では
熱意の有無は重要であり、そのための企業レポートなのでつ。

あとは言葉のキャッチボールがきちんとできるか田舎?でつ。
テポ先生の如く言葉のドッチボールをすれば自爆!これがほんとの 自爆テポ!

どうか結果をだしてください。GIVE ME あ チョコレート
              GIVE ME あ リザルト

                ジャック 鶴あーーーー


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