Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

『ラブ・アクチュアリー』

2007-02-03 21:49:00 | 映画

TV(録画)で鑑賞。



評価・・・★★★★ 4.0



『ノッティング・ヒルの恋人』の脚本家が監督を務めたラブ・ストーリー。


たくさんの登場人物の恋や家族愛を描いた作品。
全く関係のないバラバラの登場人物かと思いきや、それぞれがどこかでつながっていたのがおもしろかった。
1番楽しみにしていたヒュー・グラントのエピソードにはあまりドキドキできなかったのが残念。
一番印象に残ったのは、妻か恋人に浮気されてフランスで執筆することにした小説家の男が、通いの家政婦のポルトガル人女性に恋するエピソード。
お互いに相手の原語がわからないのになぜか惹かれあってしまうんですよね。
男はイギリスに帰ってからポルトガル語を猛勉強して、彼女に会いにポルトガルへ。
彼女の家族、近所の人やヤジウマ連中、彼女の勤め先のレストランのスタッフやお客たちが注目する中で、ポルトガル語で彼女にプロポーズします!
そのプロポーズのシーンで泣けて泣けて仕方なかったよ~
なんでだろ?

『ノッティング・ヒルの恋人』が大好きな私ですが、記者会見に紛れ込んだタッカー(ヒュー・グラント)が、記者を装ってアナ(ジュリア・ロバーツ)に質問というかたちでプロポーズするシーンがすごく好きなんですよ~
ああいうドラマチックな場面に相当憧れがあるということかな?(^_^;)



『もの言えぬ証人』

2007-02-03 19:23:00 | 読書

2007 No.5   1/21-1/28



作者:アガサ・クリスティー(早川書房 クリスティー文庫)



評価・・・★★★★ 4.0

<あらすじ>
地方の名家の老婦人から依頼の手紙を受け取ったポアロは、その内容に興味を覚えて彼女の元を訪ねるが、当のミス・アランデルはすでに亡くなっていた。
ミス・アランデルが亡くなる直前に、飼い犬のおもちゃのボールを踏んで階段から転落したと聞いたポアロは、それが仕組まれた事故であると確信し、ミス・アランデルの死の真相について調査を始める。


この作品は、クリスティーの中でも大好きな作品のうちの一つです。
ミステリとしてはわりと普通の作品だと思います。
(普通の作品のわりに評価が高いのは、クリスティー贔屓ですので
ご容赦くださいませ)
でも、この作品では亡くなった女性の飼い犬・ボブワイヤーヘアード・テリア)の様子がとても可愛らしく描かれていて、犬好きの私としてはたまらない作品です☆
クリスティーも犬を飼っていて、この作品の献辞には愛犬のピーターへ捧ぐとあります。犬好きだからこそ、こんなに生き生きと犬の様子を描くことができたのだと思います。
犬好きの人にぜひオススメしたいミステリです。