2009 No.25 8/8~8/11
作者:伊坂幸太郎(集英社文庫)
評価・・・★★★★☆ 4.5
私が読んだ伊坂さんの作品の中で最も読みやすい作品でした。
8年後に小惑星が衝突すると発表されてから5年が経過したころの設定。信じられないような混乱状態に陥ってから、ようやく小康状態を取り戻しつつあるが、これもきっと一時的なものなんだろうな、とみんながぼんやり感じている。でも、なぜか暗い雰囲気はなくて、明るさのようなものが感じられました。
連作短編集の形式で、共通する登場人物が出ていたのもおもしろかったです。
あくまで衝突まで3年となった世界を描いているだけなので、終末のその時までは描かれていません。この人たちがどうなるのか気になりますが、そこまで書いちゃうとSF小説になっちゃいますもんねぇ…
今の日本だったら、もし本当にあと8年経てば地球が滅亡してしまうという事実を突きつけられたら、この小説にあるように恐ろしい状態になってしまいそう
そう考えると、これはちょっと怖い作品ですね…
作者:伊坂幸太郎(集英社文庫)
評価・・・★★★★☆ 4.5
私が読んだ伊坂さんの作品の中で最も読みやすい作品でした。
8年後に小惑星が衝突すると発表されてから5年が経過したころの設定。信じられないような混乱状態に陥ってから、ようやく小康状態を取り戻しつつあるが、これもきっと一時的なものなんだろうな、とみんながぼんやり感じている。でも、なぜか暗い雰囲気はなくて、明るさのようなものが感じられました。
連作短編集の形式で、共通する登場人物が出ていたのもおもしろかったです。
あくまで衝突まで3年となった世界を描いているだけなので、終末のその時までは描かれていません。この人たちがどうなるのか気になりますが、そこまで書いちゃうとSF小説になっちゃいますもんねぇ…
今の日本だったら、もし本当にあと8年経てば地球が滅亡してしまうという事実を突きつけられたら、この小説にあるように恐ろしい状態になってしまいそう
そう考えると、これはちょっと怖い作品ですね…