2010 No.21 8/6~8/8
作者:角田光代(文春文庫)
評価・・・★★★★☆ 4.5
単純に一言で言うと、女の友情をテーマにした作品ですが、女のやっかいな部分をうまく描いている点は、女性作家ならではという感じでした。
『対岸の彼女』というタイトルは、主人公の2人の女性が世間的にいえば全く違うタイプという設定から来ているのでしょう。
小さくても企業の経営者の葵と、「結婚→退職→出産→専業主婦→子どもが少し大きくなってから再就職」という人生を歩んできた小夜子。
小さい頃、将来専業主婦になるもんだと漠然と思っていた私ですが、くしくも葵派になってしまっている。ま、葵と違ってただの雇われ人に過ぎませんが、葵と一緒で独り者として生きている・・・専業主婦とはいかなくても、結婚くらいしてみたいなぁ・・・
作者:角田光代(文春文庫)
評価・・・★★★★☆ 4.5
単純に一言で言うと、女の友情をテーマにした作品ですが、女のやっかいな部分をうまく描いている点は、女性作家ならではという感じでした。
『対岸の彼女』というタイトルは、主人公の2人の女性が世間的にいえば全く違うタイプという設定から来ているのでしょう。
小さくても企業の経営者の葵と、「結婚→退職→出産→専業主婦→子どもが少し大きくなってから再就職」という人生を歩んできた小夜子。
小さい頃、将来専業主婦になるもんだと漠然と思っていた私ですが、くしくも葵派になってしまっている。ま、葵と違ってただの雇われ人に過ぎませんが、葵と一緒で独り者として生きている・・・専業主婦とはいかなくても、結婚くらいしてみたいなぁ・・・